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「キヤノン EOS 55」の版間の差分

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== 関連項目 ==
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{{commonscat|Canon EOS 50|キヤノン EOS 55/EOS 50}}
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*[[キヤノンEOSシリーズ]]
*[[キヤノン EOSシリーズ]]
*[[キヤノン EOS 7]] (その後継機EOS 7sの記述も含む)
*[[キヤノン EOS 7]] (その後継機EOS 7sの記述も含む)



2021年10月16日 (土) 21:21時点における版

EOS 50E(EOS 55の日本国外輸出仕様)
EOS 50 (EOS 50Eの視線入力AF無しモデル。右下のEYE CONTROLロゴが無くなっている)

キヤノン EOS 55(キヤノン イオス 55)は、1995年9月に発売されたキヤノンのミドルクラス一眼レフカメラである。

概要

1992年に発売され、世界初の視線入力オートフォーカス(AF)搭載カメラとして注目された EOS 5 QD に続き視線入力AFを搭載したマルチモードAF一眼レフカメラである。EOS 5QDの5点より測距点が3点と減少したものの、AFセンサー(BASIS)の改良によりそのレスポンスは約半分に短縮され、さらに縦位置構図での視線入力にも対応した。また、フラッシュを事前に発光させ、通常の測光に使用されるセンサーで測光し、メインの発光量を算出するE-TTL自動調光システムを最初に搭載したキヤノンのカメラでもある。

日本国内では視線入力AF付きモデル(シルバー/ブラックボディ)のみが発売されていたが、輸出市場では視線入力AFを省略したモデルも発売されていた。北米での名称はEOS ELAN II(E)、ヨーロッパ・アジア・オセアニアではEOS 50(E)((E)は視線入力AF付きモデルに付く)であった。

2000年、後継機EOS 7の登場により生産を終了した。

主な仕様

  • 形式:フォーカルプレーンシャッター式35mm一眼レフレックスAF・AEカメラ、
  • レンズマウントキヤノンEFマウント
  • ファインダー
    • 形式:ペンタプリズム使用、アイレベル式
    • 視野率:上下90%、左右92%
    • 倍率:0.71倍
  • 測光方式:6分割SPC使用・TTL開放測光
  • 露出制御方式:プログラムAE、シャッター優先AE、絞り優先AE、深度優先AE、全自動、イメージセレクトモード、E-TTL/A-TTL/TTLプログラムフラッシュAE
  • 感度:ISO6〜6400(DXコード自動設定 ISO25〜5000)
  • 露出補正:1/2ステップ、±2段
  • 焦点:オート、TTL-SSR方式
  • シャッター
    • 形式:縦走りフォーカルプレーン式・全速電子制御シャッター
    • シャッター速度:1/4000~30秒(1/2段ステップ)、バルブ、X=1/125秒
    • 連続撮影速度:最高2.5コマ/秒
  • フラッシュ
    • 対応フラッシュ:EOS用スピードライト(EX、EZシリーズ)
    • 内蔵フラッシュ:ガイドナンバー13(ISO100相当・m)
    • 調光方式:E-TTL/A-TTL/TTL自動調光
  • 画像記録媒体:35mm写真フィルム
  • 電源:リチウム電池 2CR5、又はバッテリーパックBP-50
  • 大きさ・重量(幅×高さ×奥行き):152.5×104.5×71mm、595g

関連項目

外部リンク