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「フォゾン」の版間の差分

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* [[ナムコミュージアム|ナムコミュージアム Vol.3]](1996年6月、[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]])
* [[ナムコミュージアム|ナムコミュージアム Vol.3]](1996年6月、[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]])
* [[ナムコヒストリー|ナムコヒストリー Vol.2]](1997年11月、[[Microsoft Windows|Windows]])
* [[ナムコヒストリー|ナムコヒストリー Vol.2]](1997年11月、[[Microsoft Windows|Windows]])
* [[NAMCO ARCADE]](2012年1月、[[iOS (Apple)|iOS]])
* [[NAMCO ARCADE]](2012年1月、[[iOS]])


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2021年11月10日 (水) 02:14時点における版

フォゾン
ジャンル アクションゲーム
対応機種 アーケード[AC]
開発元 ナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント
発売元 同上
人数 1 - 2人
発売日 [AC]1983年11月
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フォゾン』 (phozon) は、1983年11月ナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)から発売されたアーケードゲーム。キャッチフレーズは「前脳の右半分を刺激するゲーム」。

ゲーム内容

8方向レバーとボタン1つで自機「ケミック」を操作しながら、発生する「モレック」と結合し、画面背景に表示されているフォーメーションと同じ結合をすれば面クリアーとなる。全9ワールド構成となっており、3面クリアごとに1ワールドクリアという換算で、次の面はチャレンジングステージになる。

キャラクター

ケミック (CHEMIC)
レバーで操作する自機。モレックがケミックもしくはすでにケミックに結合されているモレックに接触すると、結合される。ボタンを押すことで結合された順にモレックが離れていく。アトミックと接触するとミスになる。
モレック (MOLEC)
ケミックと接続してフォーメーション通りに結合すると面クリアーになる。4色あり、同色を連続して結合するとボーナス得点。アルファー線、ベータ線に接触すると破壊される。1ステージに出現する最大数は決まっており、画面下の黄色い四角のゲージで表される。すべて出尽くすまでに完成させないと「STAGE IS NOT CLEARED」となり、その面はモレックはすべて外れた状態で最初からやり直しになる。モレックは画面右上、右下、左上、左下各箇所から決まった色のモレックが出現する。
パワーモレック (POWER MOLEC)
ケミックと結合することで一定時間アトミックを体当たりで破壊することができる。
アトミック (ATOMIC)
8つの球体。合体分裂を繰り返しながらケミックに体当たりをしようとする。
アルファー線 (ALPHA)、ベータ線 (BETA)
アトミックから放出される。ケミックと結合しているモレックが接触するとアルファー線では3つ、ベータ線では1つ破壊される。

チャレンジングステージ

ボタンを押すことでケミックから上下左右4方向にモレックを発射し、画面外から発生するアトミックを破壊する。すべてのアトミックを破壊するとボーナス得点10,000点を得られる。

その他

  • 偶数WORLD最終面(3面目)で完成図とx・y軸のどちらかを1ドット以内のずれで揃えて完成させれば、1UPとなる。
  • モレックの項目にある通り、同色を連続して結合すると最大4000点になる。4000点になった時にモレックを1つ分離し、また同じ色を結合しても4000点入る。EVERY設定台でこれを繰り返せば、永久パターンとなる。WORLD1の3面から可能である。

後世への影響

作曲家の細井聡司は、本作のサウンドについて効果音と音楽が一体化したような不思議なものだったと、レッドブルミュージックアカデミーによるインタビューに答えており、「それ(『フォゾン』の音楽)を聴いて、ビデオゲーム・ミュージックなら映画、アニメ、ドラマの音楽とは違う、もっと新しい音楽が生み出せるのではないかと思い、この世界を強く意識するようになりました。」とゲーム音楽の作曲家になったきっかけを明かしている[1]

移植

以下の作品に収録されている。

脚注

  1. ^ インタビュー:細井聡司”. Red Bull Music Academy Japan (2019年12月8日). 2020年12月10日閲覧。

外部リンク