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「Simplenote」の版間の差分

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| 対応言語 = 英語
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== 概要 ==
== 概要 ==
Simplenoteは名前通りシンプルにノートを取る機能を提供している<ref name="ktai20140213">{{Cite web|url=http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/minna/634710.html|title=サクサク動作で使いやすいクラウド型メモアプリ「Simplenote」|publisher=ケータイ Watch|date=2014-02-13|accessdate=2017-01-30}}</ref>
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ノートに履歴(ヒストリー)機能がついており、過去のバージョンを手軽に復元できるのも特徴<ref name="cnet20131201" />。
ノートに履歴(ヒストリー)機能がついており、過去のバージョンを手軽に復元できるのも特徴<ref name="cnet20131201" />。

2021年11月10日 (水) 04:27時点における版

Simplenote
開発元 Automattic
対応OS
対応言語 英語
公式サイト simplenote.com
テンプレートを表示

Simplenoteとは、Automattic社が開発・提供しているノートを取るソフトウェアないしウェブサービスである。

概要

Simplenoteは名前通りシンプルにノートを取る機能を提供している[1] 。記録したノートはすべてクラウドに同期される[1]。また、Markdownに対応している。無料でアカウントを登録すればWindowsmacOSLinuxiOSAndroidなどクロスプラットフォームで使え、ウェブブラウザからアクセスすれば環境に拘わらず使える[2]

ノートに履歴(ヒストリー)機能がついており、過去のバージョンを手軽に復元できるのも特徴[2]

Google Keep等と異なり、画像や音声の挿入機能はなく文字のみである。

競合するサービスとしてはMicrosoft OneNoteEvernoteGoogle KeepBoostnoteなどが挙げられる。

例による機能の説明

初めてSimplenoteを利用する時は(Version 1.9.0、2019年[3])、ユーザーのEメール先を記入すると一時的なパスワードが提示されるのでそれを使い、あとでEメール先に自分のパスワードを登録できるWebアドレスが送られてくる。

基本機能

各ノートを作る時は、最初の行が題名のようになる。タグを利用しない場合は、ノートの並ぶ順序は作成日時順、更新日時順、アルファベット順(各ノートの一行目の題名を1.、2.、3.などで始めるといい)から選べる。

タグ付けを利用する場合は、各ノートの最後の行にタグを付けて、様々なノートの分類として利用できる。「英語の詩」として、Pippa passesで始まるノートを次のように作る。

英語の詩
 私の好きないくつかの英語詩。
From "Pippa Passes"
  by Robert Browning (1812-1889) 
The year's at the spring 
And day's at the morn; 
Morning's at seven; 
The hill-side's dew-pearled.
(略)
詩集

次に同じようにして、日本語の詩、漢詩などもノートとして作り、各画面の一番下に「詩集」というタグを付けるとする。また、「歌集」というタグを付けたノートもいくつか作るとする。

各ノートを見る時には、画面の左上のハンバーガーメニュー(三本の横線)をクリックすると、左のサイドバーとして「全ノート」、「詩集」、「歌集」、「タグのないノート」」が示されるので、

全ノート(All Notes)
削除(Delete)
タグ(TAGS)
 詩集
 歌集
タグのないノート

ここで「詩集」をクリックするとにサイドバーに英語の詩、日本語の詩、漢詩などノートの題名が示されるので、それからクリックして選んでノートの内容を見ることができる。

英語の詩            |
 私の好きないくつかの英語詩。 | 英語の詩
日本語の詩           |  私の好きないくつかの英語詩。
 私の好きないくつかの日本語詩。| From "Pippa Passes"
漢詩詩             |   by Robert Browning (1812-1889) 
 私の好きないくつかの漢詩。  | The year's at the spring 
                | And day's at the morn;
(略)             | (略)

サイドバーのタグのリストは、編集(Edit)ボタンをクリックして、タグ名を変えたり、ドラッグ&ドロップして順序を変えたりできる。このようにして、タグ付けで数あるノートを分類できて、また全ノートまたは各タグ(分類)毎に検索もできる。

SimplenoteのWindows版、MacOS版、Linux版は以上のようになるが、スマホ版およびiPad版では、上のようなサイドバーはなくて、サイドバーは別の一つの画面になる。

その他機能

ファイル(File)が基本画面の上方にあり、そこでエキスポート(Export)を選んでバックアップを保存したり(ZIP形式)、インポート(Import)でEvernoteのファイルやSimplenoteのバックアップから輸入、テキスト形式から輸入したり、印刷(Print)したりできる。

マークダウン機能HTMLの簡易版)は、各ノートの一番上右の「iマーク」をクリックして出る画面で有効にすると、立てや立て、太字・斜体にしたりなどより細かな編集ができて、スマホやiPadなどで左右にスワイプすると編集結果が綺麗に見える。マークダウン機能は完全な形というものはなく、例えば日本語ノート内で「#第1レベル(章)の題名#」や「##第2レベル(節)の題名##」が働かない場合は、次の行にそれぞれ「連続した等号=」や「連続したハイフン-」を書く代用がある[4]。しかし、iPad版やスマホ版では、いくつか使えない機能があり、歌詞をノートに入れるのには適していない。

シェア(Share)は、各ノートの一番上にあり、共同作業ユーザーのEメール先を書いて、共同でそのノートを作成することもできる。

脚注

  1. ^ a b サクサク動作で使いやすいクラウド型メモアプリ「Simplenote」”. ケータイ Watch (2014年2月13日). 2017年1月30日閲覧。
  2. ^ a b (ウェブサービスレビュー)マルチプラットフォーム対応の高機能オンラインノート「Simplenote」”. CNET Japan (2013年12月1日). 2017年1月31日閲覧。
  3. ^ この節の記述はこのバージョン(Version 1.9.0、2019年)の基本画面にある英文ヘルプ「Help & Support」から。
  4. ^ Simplenoteのマークダウン機能説明(Learn more ...)からリンクされている Markdown: Basics - Syntax (by John Gruber) を参照

外部リンク

公式サイト