コンテンツにスキップ

「グノシー」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
58行目: 58行目:
==沿革==
==沿革==
* 2012年{{0}}11月 - 東京都港区六本木において株式会社Gunosy設立
* 2012年{{0}}11月 - 東京都港区六本木において株式会社Gunosy設立
* 2013年{{0}}1月 - Gunosy for [[iOS (Apple)|iOS]] リリース
* 2013年{{0}}1月 - Gunosy for [[iOS]] リリース
* 2013年{{0}}2月 - Gunosy for [[Android (オペレーティングシステム)|Android]]リリース
* 2013年{{0}}2月 - Gunosy for [[Android (オペレーティングシステム)|Android]]リリース
* 2013年{{0}}4月 - 10万ダウンロード突破
* 2013年{{0}}4月 - 10万ダウンロード突破

2021年11月10日 (水) 04:35時点における版

株式会社Gunosy
Gunosy Inc.
種類 株式会社
機関設計 監査役会設置会社
市場情報
東証1部 6047
2017年12月21日上場
本社所在地 日本の旗 日本
106-6125
東京都港区六本木六丁目10番1号
六本木ヒルズ森タワー
設立 2012年11月14日
業種 サービス業
法人番号 5010401102810 ウィキデータを編集
事業内容 ニュースアプリの開発・運営
代表者 福島良典代表取締役最高経営責任者(CEO))
竹谷祐哉(代表取締役最高執行責任者(COO))
資本金 38億7,110万5千円
発行済株式総数 2,206万1,500株
(2016年8月29日現在)
売上高 連結:45億9,981万1千円
単体:45億4,775万5千円
(2016年5月期)
営業利益 連結:5億6,277万5千円
単体:5億6,442万3千円
(2016年5月期)
経常利益 連結:5億6,690万1千円
単体:5億6,552万7千円
(2016年5月期)
純利益 連結:6億581万0千円
単体:6億1,145万7千円
(2016年5月期)
純資産 連結:67億4,552万4千円
単体:67億5,117万0千円
(2016年5月31日現在)
総資産 連結:75億8,745万6千円
単体:75億5,911万5千円
(2016年5月31日現在)
従業員数 連結:98名
単体:95名
(2016年5月31日現在)
決算期 5月31日
会計監査人 新日本有限責任監査法人
主要株主 KIMURA SHINJI 23.42%
KDDI 15.01%
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 9.68%
日本マスタートラスト信託銀行 3.41%
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC) 3.01%
(2018年11月30日現在[1]
主要子会社 株式会社ゲームエイト 100%
外部リンク https://gunosy.co.jp/
テンプレートを表示

株式会社Gunosyは、「グノシー」や「ニュースパス」等の、情報キュレーションサービス・ニュース配信アプリを開発・運営している企業である。CEOは福島良典。2016年8月に竹谷祐哉COOが代表権のある取締役になり、2人代表制で経営している[2]。同社は興味連動の広告最適化に強みがあると評される[3]KDDIが大株主であり、事業面で連携を進めている[3]

サービス

グノシーは、ネット上に存在する様々な情報を独自のアルゴリズムで収集し、評価付けを行い、ユーザーに届ける情報キュレーションサービスである。CEOの福島は、「ユーザーが面白いと思うコンテンツを、ニュースに限らず配信していった結果、自然とエンターテインメント性の強いメディアになった」と述べている[2]

ニュースパスは、300媒体以上のニュースソースをベースに、新たに開発した情報解析・配信技術を用いて自動的に選定したニュースや情報をユーザーに届けるニュース配信アプリである。エンターテインメント性の強いグノシーに対し、社会性の強いニュースを求めるユーザーを対象としている[2]。記事を配信する仕組みなどはグノシーと多くが共通化しており、新たな開発コストはほとんどかかっていないという[2]。アプリの宣伝費は、基本的にKDDIが負担している[2]

業績と株価

2012年11月に設立、アプリのダウンロード数は850万を超えた。わずか2年半で上場となり、想定時価総額は300億円を超える大型案件だった。グノシーは上場まで赤字であり、2015年5月期決算は売上高30億円・純利益500万円を見込むが、予想PER(株価収益率)は5000倍と非常に高かった[4]。東証マザーズへの上場は2015年4月28日に予定されていたが、スマホゲームアプリを展開する gumiが2014年に東証1部に新規上場後、黒字予想から一転して2カ月半で赤字へと下方修正したことが新興市場に影響を与え、グノシーはgumiと同じスマホ系アプリの新興企業であったことから、上場直前に投資家の間で「本当にその株価で大丈夫なのか」と懸念が広がった[4]

2015年4月に東証マザーズに上場した。アプリダウンロード数は毎四半期に100万件強のペースで拡大したが、稼働広告主数が想定ほど増えず、数度業績予想を下方修正した[5]

大株主のKDDIと2014年3月に事業面で連携を進め、協業のニュースアプリでも広告配信を始めた[3]。海外では、韓国やインドネシアなど、アジアのコンテンツ配信サービスやニュースアプリへの出資を増やしている[2]。2016年時点では、会社営業益は保守的と評されており[3]、収益面では安定感が出てきているが、業績予想の修正を重ねたことで市場の信頼を失ってしまったこともあり、2016年10月時点では株価は比較的低調である[2]

2017年12月に東証一部に上場市場を変更。

沿革

  • 2012年011月 - 東京都港区六本木において株式会社Gunosy設立
  • 2013年01月 - Gunosy for iOS リリース
  • 2013年02月 - Gunosy for Androidリリース
  • 2013年04月 - 10万ダウンロード突破
  • 2013年09月 - 100万ダウンロード突破
  • 2013年011月 - Gunosy Ads配信開始
  • 2013年011月 - 本社を東京都港区芝に移転
  • 2014年03月 - KDDI株式会社と資本・業務提携[6]
  • 2014年04月 - Gunosy海外版リリース
  • 2014年06月 - Gunosyアドネットワーク開始
  • 2014年08月 - 500万ダウンロード突破
  • 2014年012月 - 本社を東京都港区六本木に移転[7]
  • 2015年04月28日 - 東京証券取引所マザーズ市場に上場[8]
  • 2016年01月14日 - 業績の下方修正を発表
  • 2016年03月 - 1,300万ダウンロード突破
  • 2016年05月 - 1,400万ダウンロード突破
  • 2016年06月1日 - KDDI、沖縄セルラーと無料ニュース配信アプリ「ニュースパス」の提供を開始[9]
  • 2017年012月21日 - 東京証券取引所一部に上場市場を変更[10]

脚注

  1. ^ 四半期報告書(第7期第2四半期)
  2. ^ a b c d e f g 山田泰弘 (2016年10月21日). “グノシー福島CEO「ユーザー激増はまだ続く」”. 東洋経済オンライン. 2016年12月22日閲覧。
  3. ^ a b c d 会社四季報 2017年1集・新春号』東洋経済新報社、2016年12月
  4. ^ a b 週刊ダイヤモンド編集部 (2015年4月15日). “揺れるグノシーの大型上場 審査強化で新興市場に激震”. ダイヤモンドオンライン. 2016年12月22日閲覧。
  5. ^ Gunosy、3億6200万円に下方修正 16年5月期単独税引き”. 日本経済新聞 (2016年1月14日). 2016年12月22日閲覧。
  6. ^ 情報キュレーションサービス「Gunosy (グノシー)」への資本参加および業務提携について”. KDDI株式会社・株式会社Gunosy (2014年3月14日). 2014年11月6日閲覧。
  7. ^ 沿革”. 株式会社Gunosy. 2015年5月4日閲覧。
  8. ^ “グノシー:東証マザーズに4月28日に上場へ、時価総額400億円も”. ブルームバーグ. (2015年3月24日). http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NLHS6T6KLVR901.html 2015年3月24日閲覧。 
  9. ^ “KDDI、グノシーと無料ニュースアプリ提供 - 他キャリアユーザーも利用可能”. マイナビニュース. (2016年5月30日). http://news.mynavi.jp/news/2016/05/30/179/ 
  10. ^ 東京証券取引所市場第一部への上場市場変更承認に関するお知らせ”. 株式会社Gunosy (2017年12月14日). 2017年12月14日閲覧。

外部リンク