コンテンツにスキップ

「プロ野球スピリッツA」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Potasica (会話 | 投稿記録)
m 曖昧さ回避ページラビリンスへのリンクを解消、リンク先を迷宮に変更(DisamAssist使用)
Cewbot (会話 | 投稿記録)
2行目: 2行目:
| Title = プロ野球スピリッツA
| Title = プロ野球スピリッツA
| Genre = スポーツ、シミュレーション
| Genre = スポーツ、シミュレーション
| Plat = [[iOS (Apple)|iOS]]<br/>[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]
| Plat = [[iOS]]<br/>[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]
| Dev = [[パワプロプロダクション]]
| Dev = [[パワプロプロダクション]]
| Pub = [[コナミデジタルエンタテインメント]]
| Pub = [[コナミデジタルエンタテインメント]]

2021年11月10日 (水) 04:58時点における版

プロ野球スピリッツA
ジャンル スポーツ、シミュレーション
対応機種 iOS
Android
開発元 パワプロプロダクション
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
シリーズ プロ野球スピリッツ
人数 1人
発売日 2015年10月21日
最新版 13.0.0/ 2021年10月19日
対象年齢 4歳以上
アスペクト比 9:16
売上本数 2600万ダウンロード
テンプレートを表示

プロ野球スピリッツA』(プロやきゅうすぴりっつエース)は、コナミデジタルエンタテインメントが2015年10月21日に配信を開始したスマートフォン向けの野球ゲーム[1]

プロ野球ゲーム『プロ野球スピリッツ』シリーズのスマートフォンアプリ版。キャッチコピーは「プロ野球ゲームは新たなステージへ。―最高の臨場感をこの手に―」。略称は『プロスピA』。リリースからGoogle PlayApp Storeで配信している他、2017年7月にはAmazon Androidアプリストアからも配信が開始された[2]

アプリのダウンロードインストール、プレイなどは基本無料であるが、一部有料のゲーム内アイテムがありそれらを購入するにはアプリ内課金が必要[1]

概要

ゲーム概要

「スカウト」と呼ばれるガチャで選手を獲得し、イベント等で得る報酬アイテムで選手・チームを強化して他ユーザーとオンライン上で試合を行い、勝利することがこのゲームの目標である。豊富なイベントや育成機能が存在し、手軽な操作で野球アクションや選手の育成を楽しむことが出来る。

PlayStation 3PlayStation Vita用に開発・販売された前作『プロ野球スピリッツ2015』のゲームエンジンを使用、また「3Dスキャン技術」[注 1]も引き続き採用されており、CS版に引けをとらないグラフィックと臨場感を誇る[3]

試合会場となる球場については当初、架空の「屋外球場」「ドーム球場」「クラウンスタジアム」の3球場のみが収録されていたが、各球団の専用球場や実在の地方球場が以下のように順次追加されている。

追加日 球場名 備考
2019年3月27日
(Ver. 8.0.0)
明治神宮野球場 セントラル・リーグ専用球場[注 2]
東京ドーム[注 3]
横浜スタジアム
ナゴヤドーム→バンテリンドーム ナゴヤ
阪神甲子園球場
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
2019年4月26日
(Ver. 8.1.0)
松山坊っちゃんスタジアム
倉敷マスカットスタジアム
2020年6月25日
(Ver. 10.3.0)
福島県営あづま球場
2020年10月19日
(Ver. 11.0.0)
札幌ドーム パシフィック・リーグ専用球場
楽天生命パーク宮城
メットライフドーム
ZOZOマリンスタジアム
京セラドーム大阪
福岡 PayPayドーム

登場人物

本作中の登場キャラクターである選手は日本野球機構(NPB)に所属する実在のプロ野球選手(元所属選手を含む)であり、実際のシーズンでの成績に基づいた能力が設定されている。

その他、各チームの監督やコーチ、実況アナウンサー、解説者、女性タレント(後述)なども実在の人物として登場する。2021年シーズン現在の実況アナウンサー及び解説者は以下の通り。

氏名 備考
実況 三橋泰介
解説 小宮山悟 2016年10月21日(Ver. 3.0.0)より登場。
仁志敏久
里崎智也 2019年4月24日(Ver. 9.0.0)より登場。
赤星憲広
調子くん
CS版『プロスピ』シリーズで選手の調子を示すのに用いられていた顔アイコンを模した、本作のマスコットキャラクター。このアプリの配信に先行し、『プロ野球スピリッツ2015』の早期購入特典としてアプリ版の『実況パワフルプロ野球』へゲスト出演した。
チュートリアルにてナビゲーターを務める他、ロード画面や様々なイベントなど随所に登場する。また、このアプリでの名義として調子くんのLINEスタンプも発売された。

評価・ライセンス

2021年4月時点で累計ダウンロード数が2,600万回を突破。

2016年にはGoogle Playが選定する「ベストオブ 2016」の「2016年ベストゲーム」において、「ベストグラフィックゲーム部門」大賞を受賞した[4][5]

試合

主な試合

Vロード
全12球団のCPUチームと戦い優勝を目指す。全12球団との試合をそれぞれ3試合、セ・リーグパ・リーグのオールスターとの試合をそれぞれ1試合の計38試合を戦い、一定数勝利すると2戦先取のプレーオフステージに進出。2度のプレーオフを勝ち抜くと日本一決定戦に進む。日本一決定戦は実際の日本シリーズ同様4戦先取で勝利となる。
試合に勝利することでVメダルを獲得でき、Vロード終了後に挑戦できる「ストーブリーグスカウト」にて使用できる。また、それぞれの試合で初の勝利時には初回勝利報酬として5エナジーを獲得できる。
選手のレベルアップに必要な経験値の1試合当たりの獲得量が全モード中で最も多く、育成を目的としたプレイがメインとなる。★1 - ★8の難易度があり、難易度が上がるごとに相手チームの能力が上がっていくが、同時に獲得経験値も増える。
リーグ
本作における主要素の一つ。他ユーザーとのオンライン対戦モードであり、全ての試合は自動で行われる。1リーグの期間は月 - 日曜の1週間で、1節5試合・1日3節の計105試合を行い、その結果に基づいた順位によって所属リーグの昇格、残留、降格が決まる。全10のリーグランクが存在し、最高位のリーグランク10は「覇王」という名称となっている。
また、リーグはランクごとにA - Hの8グループに分かれており、それぞれのグループ内で順位を決めている[7]。なお、リーグでは試合ごとの経験値付与は行われない。
試練
特殊能力の習得に必要なアイテムを得るための試合を行う。活躍報酬によってアイテムを得る他、試合に勝利することでボーナスとしてアイテム獲得数が増加する。
試練は曜日ごとに更新され、月曜日から順に「剛力」「俊敏」「技巧」「心」「印」「富」となる。日曜日は一定時間ごとに6つの試練をプレイできるほか、「試練大解放」と題した全試練の大開放も行われる。なお、「試練チケット」を消費することでで別の試練や試練大解放を行うことができる。
練習試合
自身の「フレンド」との対戦が可能なモード。スタミナを消費しない一方、獲得経験値やアイテムはVロードと比べて低い。
出番タイプや相手AIの強度、球速タイプなど細かな設定が可能で、対CPU戦では唯一1試合フルプレイ操作ができる。
チャレンジカップ
週替わりで参加条件が変わるカップ戦。5試合を行い全て勝利し優勝することで報酬を得ることができる。報酬は各週3つ用意されており、3回優勝することで3つの報酬全てを得られる。各カップ戦の名称および参加条件は以下の通り。
* 12チームカップ:12球団全チームの選手がオーダーに入っていること(選手ランクは不問)
* チーム魂カップ:オーダーに入っている選手が全員同一チームの所属選手であること
*370カップ:合計チームコストが370以下であること
* 特殊能力カップ:チームの合計特殊能力レベルが24以上であること
* Aランクカップ:Aランク以下の選手のみで組まれたオーダーであること
最強決定戦
2、3ヶ月ごとに開催される「リーグ」の派生イベント。ユーザーを所属リーグランクごとにグループに分けてマッチングする「リーグ」とは別に、グループに分けず全参加ユーザーをマッチング対象とする対戦モード。「リーグ」と同じく全自動での試合進行となり、1週間を戦う。成績によってランキングが作成され、順位に応じて報酬やスペシャルアイコンが得られる他、上位500位以内にランクインしたユーザーは「殿堂入り」となり一定期間イベントページにユーザー名が公開される。また、順位に関わらず各々の戦績と順位が表示された勲章が全参加ユーザーに授与される。
チーム編成に独自の制限を設けた複数のリーグがあり、各回ごとに順に開催される。それぞれの名称及び概要は以下の通り。
* オールスターリーグ:チームコスト制限が無く、完全に自由なオーダー編成が可能。
* 12球団別リーグ:全選手を同一球団所属の選手で統一して作成したオーダーであることが参加条件。各球団ごとの計12リーグが同時開催となる。
* セ&パ・リーグ限定リーグ:全選手をセ・リーグあるいはパ・リーグ球団所属いずれかの選手で統一してオーダーを作成していることが参加条件。2リーグ制が同時に開催される。
* コストnリーグ:チームコストをn以内(シリーズが変わるたび少しずつ増加)に制限した状態でオーダーを作成していることが参加条件。
リアルタイム対戦
2018年4月に追加された新機能。本作は長く対CPUのプレイがメインのゲームであったが、当機能においては他のユーザーとリアルタイムでの通信対戦を行うことができる。2017年12月2日にベータ版として初実装されて以来、3度の期間限定開催を経て2018年4月2日から常設コンテンツとして実装された。2018年にはこのモードを使用したeスポーツ大会「プロスピAチャンピオンシップ」が開催された。
ランダムにマッチングする相手と戦い勝ち抜く「ランク戦」、2、3ヶ月ごとに開催される「全国大会」と、対決方式を設定したルームを作成し誘い合わせた友人などと自由に対戦できる「ルーム戦」のモードがある。通信対戦となるにあたり選手の操作方法などが通常の試合とは異なった仕様となっている。

出番(試合操作)

Vロードをはじめとする試合は基本的に自動で進行するが、「出番」と呼ばれるプレイヤーが実際に選手を操作して試合の流れを変えることができる。出番は1試合につき3度(延長戦などの場合は4度)。出番で活躍することで「活躍ゲージ」を上昇させ、獲得ポイント数に応じて「活躍報酬」を得ることができる。設定によって出番のスキップを選択することも可能。

打撃(野手操作)
打撃の出番では、相手投手が投げてきた球をタイミングよく打つことで打撃ができる。打撃方法は「ゾーン打ち」「ミート打ち」「強振」の3種。「ゾーン打ち」はタイミング良く「タップする」のに対し、「ミート打ち」「強振」はドラッグ操作によって打撃カーソルを動かし投球に合わせてタイミングよく指を「離す」ことでスイングを行う。「ゾーン打ち」「ミート打ち」「強振」の順でカーソルが小さくなるが、その分遠く飛ばせるゾーンは広くなり、通常より強く球を打つことができるなど長打が出やすい。
「バント」を選択した状態で画面に触れるとバントの構えに入り、そのままドラッグでカーソルを操作することでバントができる。投手が投げてきたタイミングでバントの構えをするとセーフティーバントの判定になり、通常より走り出しが早くなる。「強振」を選択した状態でバントするとプッシュバント判定になり、通常より強くボールを叩くことができる。
ランナーがいる場合においては盗塁コマンドを使用できる。投手投球した瞬間にスタートを切るが、盗塁の成功率は走者の走力やスタートのタイミングの評価、相手キャッチャーの能力などによる。二盗はもちろん三盗本盗も可能であるが、単独で本盗を成功させるのは難しい。ディレイドスチールも行え、走者一、三塁から両走者に盗塁指示し、ディレイドスチールを行う指示をすることで実行される。
スクイズプレイは三塁走者に盗塁指示をした状態でバントをすることで実行できる。
その他、選手交代で代打代走を出すことも可能。
特定の場面では、相手投手が「球速UP」「リアルスピード」「リアル軌道」などといった特殊な投球を行う。
投球(投手操作)
球種選択後、ドラッグ操作で投球カーソルを動かしコースを指定。指を画面から離すことで投球動作を開始し、リリースポイントを示すカーソル表示に合わせてタイミングよく画面をタップすることで狙ったコースに近く投げられるようになる。リリースのタイミングをしっかり合わせることができると「ベストピッチ」、「ナイスピッチ」と判定され球威が上がり打ち辛い投球となる。また、スタミナが減ってくると制球力や球威、変化球の変化量が低くなるため投手交代を行ったほうがよい場合もある。
選手交代では投手と守備に就いている野手を交代させることが可能。ただし、投手交代は打者1人以上との対戦を済ませた状態である必要がある。
監督リクエスト
1試合3度の出番の内、1度は「監督リクエスト」(後述の特別リクエストが出た場合2回)というプレイの指定を伴い、そのリクエストに応えることができると活躍ゲージにボーナスが付与される。ボーナスは付与ポイントの高い順に「GREAT」「GOOD」「NICE」で、リクエストに失敗すると「MISS」の表示と共にボーナス得点なし(ただし減点はしない)となる。
野手操作の場合、「ビッグイニングを狙え(最大5得点以上を獲得するまで自操作が可能)」「このチャンスを活かして得点しろ(走者が本塁に生還するまで操作可能)」などで複数打席が設けられる。投手操作の場合も打撃の出番同様、「クリーンナップを抑えろ」「上位打線を抑えろ」「トップバッターへ回すな」といった複数打席の出番がある(走者が生還するまで操作可能)。
また、9回時点で同点時には「この回で勝負を決めろ!」や、3点差以内のビハインド時は「最後の1球まで諦めるな!」の特別リクエストが出る(いずれも逆転/勝ち越し/サヨナラ時まで自操作が可能)。
1イニングプレイ
Vロードの各ラウンドの最終戦やチャレンジカップの決勝戦など節目の試合では、3度目の出番が投打いずれかで「1イニングプレイ」になることがあり、3アウト(投手、打者共通)および10得点する(打者の場合)まで当該イニングをプレイすることができる。これらの試合に限り監督リクエストは発生しない。

選手

登場選手には時期によって「シリーズ」の別があり、3月下旬 - 9月初旬を「〇〇 Series 1(シリーズ1)」、9月初旬 - 翌年3月中旬までを「〇〇 Series 2(シリーズ2)」として配信される(〇〇は西暦)[注 4]。シリーズの更新ごとに最大スピリッツ値が上昇するほか、実際のプロ野球での成績に基づき能力の変更などが行われる。

能力

選手ランク
選手に与えられたレアリティで、ランクが上がるにつれレベル・能力・スピリッツの上限値が上昇する。下から順に「D」「C」「B」「A」「S」で格付けされ、Sランクで排出された選手は基本的にすべてのランクで登場する(期間限定で排出される選手を除く)。
選手レベル
選手に経験値を付与することで上がり、レベルが上がるとスピリッツや能力値も向上する。レベルの最大値は選手ランクの上昇に伴って増加する。
スピリッツ
各選手に与えられた強化によって上昇する数値で、スピリッツの最大値は前述のようにランクや選手のシリーズによって異なる。試合やイベントでの対決に際し、対決する両選手のスピリッツに基づいた「スピリッツ対決」が行われ、その結果によって能力の変動などが発生する。(ただし、野手なら走力、投手ならスタミナには影響しない)
コスト
各選手に与えられる能力の合計値から算出された数値で、能力が高いほどコストも大きくなる。また、オーダー編成は総コストの上限が決まっており、プレイヤーレベルの上昇でその値が広がっていく。
特訓レベル
特訓を行った回数を示す。レベルが最大の10に達すると「MAX」の表示となる。
野手能力
  • 打撃能力:「ミート」「パワー」「走力」の各項目が存在。レベルアップや特訓するで上昇させることができる他、スピリッツ対決や特殊能力発動によっても変動する(走力は影響を受けない)。
  • 守備能力:「捕球」「スローイング」「肩力」の3項目。強化やスピリッツ対決、特殊能力などの影響を受けない。野手のみ、特守をすることで上昇させることができる。
  • 弾道:野手能力にのみ存在する項目で、各選手の打球タイプを示す。「グラウンダー」「低弾道」「ラインドライブ」「中弾道」「高弾道」「パワーヒッター」「アーチスト」の7種。
  • 守備適性:配置可能な守備位置を表し、守備範囲の広さに影響する。G - S の適性値が存在し、C以下のサブポジションに配置すると「ポジション不適性」となりスピリッツ低下のペナルティがある(限界突破によってペナルティの緩和が可能)。
  • 特殊能力:Bランク以上の選手が習得可能。発動は確率であり、発動すると自分や他選手の能力を変動させることができる。
  • 選手傾向:選手ごとの「守備」「走塁」「盗塁」に関するプレースタイルついて、「積極」「普通」「慎重」の3段階でその傾向を示したもの。
投手能力
  • 投球能力:「球威」「制球」「スタミナ」の各項目が存在。野手の打撃能力と同様、強化によって上昇し、またスピリッツ対決などによって数値が変動する(スタミナのみ影響を受けない)。
  • 守備能力:野手と同様に「捕球」「スローイング」「肩力」を持っている。こちらも野手の守備能力のように変動しない。
  • 球種:投手が操る持ち球を表す。変化球の名称、球速、球種ごとの項目、変化量がイラストで表示される(リアルタイム対戦のみ、相手打者よりも500以上スピリッツが低いと変化量が1小さくなる(下限値は1))。
  • 投手適性:「先発」「中継ぎ」「抑え」の各起用法に対する適性が表示される。登板の際のスタミナ消費に影響する。適性値はG - S。野手と同じく適性C以下のサブポジションに配置すると「ポジション不適性」となりスピリッツ低下のペナルティがある。
  • 特殊能力:野手に同じ。
  • 打撃能力:一部のイベントで投手が打席に立つことがある。

強化

  • レベルアップ:獲得済みの選手に経験値を与えることで選手レベルの強化が出来る。試合を行うことで付与するか、ストック経験値を使って直接付与する。試合においては「ヒーロー」に選ばれることで取得経験値が上がる(通常の1.5倍)。レベルアップすることで、能力値とスピリッツ値を上昇させることができる。
  • 特訓・限界突破・継承:強化したい選手(ベース選手)に対して、他の選手(トレーナー選手)を消費することでベース選手を強化することができる。
    • 特訓:トレーナー選手を消費して、ベース選手のスピリッツ値と能力値を強化する。最大10回可能。特訓成功は確率であり(特訓成功率)、トレーナー選手のランクや強化進捗度、消費数に応じて確率を変動させることができる。
    • 限界突破:ベース選手に対して「同ランク以上の同名選手」か、「選手レベル・特訓レベルのいずれかが最大の1ランク下の同名選手」をトレーナー選手として特訓に使用することで、選手レベルの上限値を解放することができる。各ランク最大5レベルまでの解放が可能。限界突破の回数に応じて選手のランクアイコンに「超〇(〇は限界突破の回数)」のアイコンが付く。限界突破によって解放されたレベル帯においてはレベルアップによる能力値の上昇はしない(スピリッツ値のみの上昇)。また、限界突破の回数に応じて適性C以下のサブポジションにおけるポジション不適性ペナルティが緩和される。
      • レベルアップ・特訓・限界突破を繰り返し、選手レベル・特訓レベルを最大にすると最大強化となり「超〇」が「」というアイコンに変化する。
    • 継承:ベース選手に対して「レベルが最大」かつ「同ランクの同一選手」をトレーナー選手として消費することで、トレーナー選手の限界突破値・特訓レベル・特殊能力レベルの一部をベース選手に引き継ぐことができる。コインを必要としない。
  • 特殊能力:試練などで獲得したアイテムを消費し、特殊能力を習得・レベルアップさせる。特殊能力レベルはランクごとに上限がある。
  • 覚醒:「覚醒可能」なイベント限定のAランク選手の選手レベルを最大にした上で、「Aランク覚醒魂」、Aランク選手、コインを消費することで、Sランクにランクアップさせることができる。Aランク時点での特訓・限界突破の度合いによって、覚醒に必要なAランク選手と消費コインが緩和する。覚醒後は選手レベル、特訓レベル、限界突破回数が全てリセットされる(特殊能力のみ引き継がれる)。また、同一シーズンでの比較では通常のSランク選手より最大スピリッツが低い。
  • 称号:最大強化となった「極」の選手に対し、さらに限界突破と同様の操作をすることで「称号」を付与することができる。称号には★1 - ★4のランクが存在し、付与することでさらに能力やスピリッツを変動させることができる。称号を獲得すると「極」のアイコンが称号のランクに応じた色で縁取られ、「極+」と表示される。
  • スピリッツ解放 : 「極」時のスピリッツ最大値が低い過去シリーズのSランク選手のスピリッツ最大値を拡張することができる。Sランク選手を素材として消費する他、解放する選手のレベルが最大であること、かつ特訓レベルが5以上であることが条件。スピリッツ解放後はレベル1になり、特訓レベルと限界突破回数がともに一定数減少する。
  • 特守:「極」時のSランク野手の守備能力を拡張する。一定数のBランク以上の選手やコーチを素材として消費することで、「捕球」「スローイング」「肩力」「守備適性(メイン/サブポジション)」のいずれかをランダムで強化することができる。

選手獲得

スカウト本作の主要素の一つで、選手を手に入れる方法のもっとも代表的なもの。

ノーマルスカウト
試合の活躍報酬やイベントのステージポイントノルマ達成などで獲得可能な「スカウトポイント」を用いるスカウト。Bランク以下の選手獲得が主となる。毎日1回は無料で引くことが可能。不定期で1回当たりの消費ポイントが増えた上でCランク以上確定、Aランク以上登場といった要素が追加されるキャンペーンが開催される。
プレミアムスカウト
「エナジー」を消費して行うスカウト。Bランク以上が確定となっており、登場割合はBランクが89.0%、Aランクが8.5%、Sランクが2.5%である。おおよそ1週間ごとにスカウトの種類が更新されており、それと同時に新選手が徐々にラインアップに追加されていくことが多い。
「記念スカウト(福袋スカウト)」はダウンロード記念を始め、シーズン開幕、ゴールデンウィーク、後半戦開幕、○周年記念、クリスマス、正月などを記念して開催されるもので、10連スカウトの回数を重ねるごとに自チームSランク確定などの特典が付与される。
1連25エナジー・10連250エナジーが基本となるが例外も多数存在し、新シーズン開幕やアプリ配信の周年記念など節目の記念スカウトでは、消費エナジー0で購入することができるものもある。
セレクション
期間限定の特別な選手が登場するスカウト。現役選手の別バージョンの他、現役を引退した元選手の現役時代を再現した選手も配出される。配出される選手のランクはBランク以上のみ。
* プロスピセレクション
シリーズ1で開催。12球団の選手から選手を2人ずつ(2弾分×12球団=24人)ピックアップしたもの。スピリッツ最大値がその時点の通常バージョンより100高い。
2019シリーズ以前は前半戦に活躍した選手の、前半戦での成績が反映されているバージョンが排出されたが、2020シリーズは、Youtuberとして活躍しているプロ野球のOBが選出したNPB現役選手のキャリアハイバージョンが第1弾で排出される。第2弾では、ダルビッシュ有が選出した現役選手12人と、ダルビッシュ有の特別バージョン[注 5]が排出された。2021シーズンでは1弾分(12人)のみとなり、石橋貴明が選出したNPB現役選手のキャリアハイバージョンが排出された。
* タイムスリップセレクション
シリーズ1で開催。NPB登録内の現役選手および監督・コーチの中からキャリアハイ(あるいはそれに準ずる)成績に基づいた能力査定で実装。
* エキサイティングプレイヤーセレクション
シリーズ1で開催。KONAMI公式YouTubeチャンネルにて公開される本作のプレイ動画に出演した選手を、各球団で1人ずつ(2弾分×12球団=24人)ピックアップ。能力が通常よりそれぞれ+1高く、特別な特殊能力が与えられる。
* アニバーサリーセレクション
シリーズ2で開催。「プロスピセレクション」同様に24名が別バージョンで配出。選手の箔押しサイン入りで、能力は通常よりそれぞれ+1高い。2017シリーズからはユーザーによる人気投票で配出選手を決定している。
* OBセレクション
シリーズ2で開催。どの球団にも属していない元選手(解説者や故人など)からキャリアハイ(あるいはそれに準ずる)成績を基にして実装。
2019シリーズまでは「日本人OB選手」「外国人OB選手」2テーマに基づいた選手のみをピックアップしたが、2020シーズンは「OBチャンピオンシップセレクション」として「プロスピAチャンピオンシップ 2020」併催イベントに出場したOB選手、2021シーズンでは「OBセレクションSP」としてダルビッシュ有が選出したOB選手12人とダルビッシュ有の特別バージョン[注 5]も排出される。
* ワールドスターセレクション
シリーズ2で開催。メジャーリーグベースボール (MLB)所属選手のNPB球団在籍時代からキャリアハイ(あるいはそれに準ずる)成績を基に実装。
* ベストナイン/タイトルホルダーセレクション
シリーズ2で開催。ベストナイン受賞者と、最多勝利投手・首位打者などのタイトルホルダー(タイトル獲得選手)が別バージョンで配出される。通常バージョンよりスピリッツが100、各能力が+1高く設定される。 2015年はベストナイン受賞選手のみの実装であったが、2016年からはタイトルホルダー選手が加わったほか、2017年からはゴールデングラブ賞受賞選手が含まれるようになった。
* 侍ジャパンセレクション
シリーズ2[注 6]で開催。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)やWBSCプレミア12など、(排出時にはNPB球団在籍中となる)野球日本代表に選出されたメンバーが別バージョンで排出される。スピリッツがその時点の通常バージョンより100高い。また、代表戦で起用された守備位置を元にメインポジションや守備適性が変更される場合もある。
2019年シーズン以前では各能力が+1高く設定されたが、2021シーズンでは各能力が+1のほか、一部選手のみ前半戦での成績も反映されている場合もある。
侍ジャパンとのライセンスの関係上、排出から一定期間(2019年シーズン以前の場合、翌シーズンの9月頃まで)には選手写真・グラフィックは代表ユニフォームを着用したものが固定される[注 7]。また、代表ユニフォームを着用した選手がシルエット選手同様オンライン大会など一部イベントで使用禁止となる。一定期間経過後、選手写真・グラフィックが選出当時のNPB球団のものを変更され、以降は通常のセレクション選手と同じ扱いとなることとなった。
* バトルスタジアムセレクション
シリーズ2で開催。『プロ野球No.1決定戦!バトルスタジアム』(読売テレビ)に出演した選手から各球団で1人ずつをピックアップ。特別な特殊能力とモーションが与えられる。2019シリーズから実装。
* パワスピスターズセレクション
「パワプロの日」(8月26日)で開催。KONAMI公式YouTubeチャンネルにて公開される本作のプレイ動画に出演した若手選手を各球団で1人ずつピックアップ。一部の選手は前半戦の成績が反映されている。2021年シリーズ1に実装。

イベント

スカウトで一切登場せず、イベントの報酬としてのみ獲得可能な選手もある。
* 覚醒選手
シリーズ1・2とも開催。「ドラフト1位ルーキー」「期待の若手」「ユーティリティー・プレイヤー」などのテーマに基づいた選手を各球団1名ずつピックアップする。配出される選手はBランクとAランクだが、Aランク選手は「覚醒」によってSランク選手にランクアップさせることができる。なお、同シリーズの通常選手よりスピリッツがやや低く(2019シリーズ2まで200、2020シリーズ1以降100)なっている。
* プロスピファンフェスタ限定選手
シリーズ2開催。「プロスピAチャンピオンシップ」の地区大会ベスト8入賞者など大会上位者で配布される。各球団でシリーズ2の通常バージョンから登場したSランク選手を1球団あたり1人ずつ選出。能力は通常バージョンと同一である。

契約書

ミキサー

不要な選手を一定数消費することで、新たに選手を手に入れることが出来る機能。ノーマルミキサー、自チームミキサーが一部期間を除いて常設されている他、2017 Series2から一部のセレクションスカウトの登場と同時にそのセレクションスカウトの選手限定のミキサーが実装されている。各ミキサーの名称および詳細は以下の通り。

また、シルエット化(詳細後述)した選手1人を消費して選手1人と交換できるシルエットミキサーが各年度末に一定期間実装される。

  • Aランク/Sランクミキサー
    • ノーマルミキサー - 同一ランクの選手3名を消費することで、同一ランクの別の選手を新たに手に入れることが出来る
    • 自チーム確定ミキサー - 同一ランクの選手5名を消費することで、お気に入りチームに設定しているチームの同一ランクの選手を新たに手に入れることが出来る。
  • セレクションミキサー
    • ノーマルミキサー - セレクション選手3名を消費することで、それ以外のセレクション選手を新たに手に入れることが出来る。
    • セレクトミキサー - セレクション選手5名(ラインアップによって7名もある)を消費することで、それ以外のセレクション選手から1名を選んで手に入れることが出来る。
  • Sランク/覚醒Sランクシルエットミキサー
    • ランダムミキサー - シルエット化した選手をその時点で配出中となっている全選手の中から1人ランダムに交換することが出来る。
      なお、交換先の選手レベル・限界突破値・特訓レベル・特殊能力レベルの一部をシルエット化した選手に引き継ぐことができる(下同)。
    • 同一ポジションミキサー - シルエット化した選手をその時点で配出中となっている同じメインポジションの選手の中から1人ランダムに交換することが出来る。
    • 同一チームミキサー - シルエット化した選手をその時点で配出中となっている同じ所属チームの選手の中から1人ランダムに交換することが出来る。

オーダー

獲得・強化した選手を試合に出場させるにはオーダーに登録する必要があり、オーダー画面にて編集が可能。先発投手5名、中継ぎ投手4名(内セットアッパー2名)、抑え投手1名、DHを含む野手9名と投手野手合わせて5名のベンチ枠の、計24名の選手から構成される[注 8]

また、オーダーに登録した選手のスピリッツの合計を「チームスピリッツ」とし、マッチングの際には相手チームのチームスピリッツとの「スピリッツ対決」が発生。その結果に基づいて試合における両チームの優劣と試合の流れが決定される。

通常オーダー
Vロードや練習試合、一部のイベントなどで使用するオーダー。選手育成のためのオーダーと位置付けられ、育成途上の選手が登録されることが多い。
リーグオーダー
「リーグ」に参加するためのオーダー。ユーザーが所持している選手の中で育成・強化が完了済みかつ最も強力な選手が登録されるが、コスト上限が存在するため編成に制約がある。
イベントオーダー
イベント専用に用意されるオーダー。設定することで通常オーダーやリーグオーダーなどと混同することなくイベントを行うことができる。中にはイベント内でのみ使用できる選手で構成され、イベント終了とともに消滅するものもある。最強決定戦とリアルタイム対戦のオーダーにはコスト上限が設けられていない。(コストリーグを除く)
オーダーを構成する諸要素
  • 打順
スターティングメンバーに設定した野手の打順を編集できる。打順適性などはないため基本的には自由に打線を組めるが、選手の中には打順に関する特殊能力を持つ選手もいる他、打順の組み方に対するコンボも存在するため多少の考慮が必要である。
  • コンボ
オーダーに登録している選手の能力や特殊能力、所属球団、打順などの組み合わせによってコンボが発動する。選手間やチーム間のスピリッツ対決において発動したコンボの合計値がスピリッツに加算されるため、スピリッツ自体は劣っていてもコンボによる上乗せによって優勢に持ち込むことも可能。コンボには★1 - ★5のレア度がある他、発生は確率であるため、いかにレア度の高いコンボを複数発動させられるかがオーダー作成のポイントとなる。
  • チーム方針
代打、代走、守備固め、継投の選手起用や、盗塁、エンドラン、送りバント、スクイズの作戦面の方針を設定することができる。それぞれ「積極的」「普通」「消極的」の3段階で設定が可能。
  • チームランク
「チームスピリッツ」の値に応じてG - A、S1 - S3、SSのランクが存在する。オーダー編集画面やプロフィール画面において表示される。
  • キャプテン
所持選手の中から1人をキャプテンに任命することができる。ユーザー情報にその選手のアイコンが表示される他、フレンドに対する「助っ人」となる。

選手名鑑

過去に実装された全選手の画像、能力、モデルビューアーを閲覧することができる。所持している選手もしくは過去に所持していた選手は明るく表示される。チームごと、シリーズごとに区切って表示されており、そこからランクごとポジションごとにさらに絞り込んで表示させることもできる。

排出停止・シルエット化

本作には全て写真付きで実名選手(故人を含む)が実装されているが、海外移籍・引退・辞任・契約解除・支配下から育成選手への契約変更などの場合において、当該選手に対しての「シルエット化」処置が施されていた場合がある。

「シルエット化」になった選手は通常のオーダー登録や試合操作、トレーナー選手として限界突破・継承などへ使用することは可能とする反面、自身の限界突破(レベルアップを除く)・特訓といった強化面が機能ロックされ、オンライン大会など一部イベントでもレギュレーションで使用対象外となる。加えて、他ユーザーから見た場合は名前が「排出当時の所属球団名+背番号[注 9]」の表記に変わり、選手グラフィックと選手写真が汎用のものに差し替えられるが、プレイヤーが所持している該当選手は「シルエット選手」のバナー表示が追加されるのみであり、写真などへ変更はない。なお、『ワールドスター』『OBセレクション』で排出された選手は引退時シルエット化の対象外だったほか、一旦シルエット化処置を受けても、翌シーズン以降に支配下登録選手・監督・コーチとしてNPBへ復帰した場合には解除された。

2019シーズンまではグランドオープンの直前までに、年度内に支配下外となった選手および辞任した監督・コーチに対しての「シルエット化」処置が施されていたが、2020シーズンはNPB側から「処置を行わない対応」の承諾を受けた関係で、各年度末の「シルエット化」処置は原則廃止された。ただし、シーズン中の契約解除が行われた場合などには、選手の所属球団・アプリ運営側の判断で施行される場合があり、同シーズン以降に排出される選手(現役・OBに関わらず)もすべて適用範囲となる。また、ライセンスの関係上、『侍ジャパンセレクション』で排出された選手においては、侍ジャパン専用グラフィック解除時点(排出翌年度の9月頃)でNPB球団支配下外となった場合、その時点でシルエット化処置が施される。

この他、移籍・退団で排出時点の所属球団の支配下から外れた選手(セレクションを除く)においては、退団から一定のタイミングで排出停止処置が施される。この場合はSランク選択契約書の選択範囲であっても、その選手を獲得することは出来ない。

イベント

先述の試合の他に様々なイベントが存在する。1週間ごとに更新されるものが多いが、中には2日間、3日間、5日間、6日間、7日間など短・中期間のイベント、1ヶ月以上に及ぶ長期間のイベント、他のイベントと併せて開催されるサブイベントなども存在する。

また、各イベントに様々な報酬が用意されており、大きく分けて累計獲得ポイント数に応じて得られる累計報酬と、他のユーザーと合計獲得ポイント数を争いその順位に応じて得られるランキング報酬が存在する。イベントによっては累計報酬のみのものや累計報酬、ランキング報酬の両方が用意されているものもある。

通常イベント

対決カーニバル
Vロード、試練、チャレンジカップ(以下通常試合)を1試合終えるとランダムで投手・野手のいずれかが出現し、対決を行う。勝利すれば対決ポイントを獲得できる。
打者操作では一定確率で「強敵」が登場し、相手投手の投球速度が「リアルスピード」または「リアル軌道」設定になる。
2020年12月開催回と2021年7月開催回は、石橋貴明のYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」とのコラボイベント「対決!石橋貴明のプロスピ王は俺だ!」としての開催となり、石橋が投手(「強敵」として)・野手で登場した。
ホームランダービー
10球以内でどれだけのホームランを打てるか競う。累計ポイント報酬の他に、チャレンジ中に発生する「強打者の指令」「ホームラン王の特命」を達成しスタンプを貯めることで「スタンプ報酬」を別に獲得できる。
一定確率でスペシャルチャレンジが発生するが、相手は「極」状態でかつ「リアルスピード」投げてくる他、スペシャルチャレンジクリアにはポイントノルマがありそのクリア回数に応じた報酬も存在する。
イベント期間は1週間とされることが多いが、稀に1週間未満の短期・中期のイベントとして開催されることもある。
ホームランダービーライバルズ
ホームランダービーのリニューアルバージョン。「初級」「中級」「上級」の3つの階級に分かれ、それぞれ13人の投手と対戦。投手ごとに勝利条件(ノルマスコア)、サブミッション、特別ルールが設定され、それらのクリア状況と打球の飛距離から獲得ポイントが算出される。また「初級」「中級」「上級」の13人全員を倒すと新たな難易度「超級」が発生する。
エージェントA
あらかじめ設定されたオーダーを使って試合を行うことで代理人チケットを集める。そのチケットを使用し選手を集めオーダーを作り上げるというイベント。選手それぞれにポイントが割り振られておりランクが高いほどその値が大きくなる他、限界突破することによってさらに上乗せすることができ、オーダーに登録した選手の合計ポイントを「オーダーpt」として最高到達ポイントの数値に応じて報酬を得ることができる。「オーダー構成ボーナス」が存在し、12球団構成や1チーム構成などイベントオーダーの構成を工夫することでポイントを伸ばすことができる。他に代理人チケットの累計入手枚数に応じた報酬もある。
スターロード
選手1人のみを操作してシーズンを戦い、チームを優勝へ導く。7月にオールスター、9月にプレーオフ、10月に日本一決定戦があるなど、実際のプロ野球を模したものとなっている。成績によって選手評価が上がりそれによってイベント進行や獲得ポイントが決定される。
一定確率でスターチャンス、スーパースターチャンスが発生し、獲得ポイントがそれぞれ倍増、三倍増する。
プロスピパーク
前述の「対決カーニバル」を発展させたイベント。Vロードを1試合終えると「バッティングチャレンジ」「ストライクピッチチャレンジ」「スマッシュチャレンジ」「バントチャレンジ」「スチールチャレンジ(盗塁)」「フィールディングチャレンジ(守備)」のいずれかがランダムで登場する。バッティングとピッチングは10球、バントは5球、盗塁は5回、守備は3回以内でノルマに達すればクリアとなる。
バッティングチャレンジでは一定確率で「強敵」が登場し「リアルスピード」で投球する。スマッシュチャレンジは、フェアグラウンド上に設置されたパネルを打撃操作で打ち抜くことで得点を得る。
日本縦断!ドリームキャラバン
すごろく形式に進み、日本全国8エリアをすべてクリアしていく。止まるマスによってキャラバンメダルを獲得できたり、調子くんの調子が変化するなどのイベントが発生する他、アイテムを手に入れることもできる。調子は上がっているほど、大きな目が出やすくなる。キャラバンメダルを集めることでキャラバンボックスを開封し、ボックス報酬を得ることが出来る。
エリアの最後にいるボスを倒せばエリアクリアとなり、エリアクリア回数によって報酬が得られる。
俺の球場飯!!
試合をプレーすることで様々な食材を集め、集めた食材を合成して「球場飯」を作る。その際にはその球場飯とコラボレーションしたい選手を指定し、コラボレーション成功度に合わせてその選手の特訓レベルや特殊能力レベルを上げることが出来る他、作った球場飯の種類数や、作成した際に得られるポイントの累計数に応じて報酬が得られる。
プロスピタワーへの挑戦
通常試合を1試合終えると試合とその試合後に発生する「挑戦」への勝利によって得られるオーブ(Vロード・チャレンジカップ:赤、試練:青、挑戦:黄)を使用して扉を開き塔を登る。塔の各階には「番人」として選手が登場し、その対決に勝利することで次の階へ進む。獲得オーブ数・到達階数に応じて報酬を得ることができる。
「挑戦」「番人」との対決では特別ルールが設定されており、それをクリアすることでより多くのオーブを手に入れることができる。「挑戦」では一定確率で「強敵」が登場する。
巧打の達人
特定の変化球のみを投げるピッチャーと四打席勝負を行う。初級、中級、上級とに別れておりそれぞれ12人のピッチャーと対戦する。累計ポイント報酬の他にそれぞれの級のクリア報酬も存在する。上級をクリアすると「EX」が解放され、上級で登場した12人のピッチャーの中からランダムで対戦相手が決まる。
初開催時は1週間のイベントであったが、開催回数を重ねるごとに難易度が下がっており、現在は短期イベントとなっている。
プロスピフェスタ
イベント期間中に通常試合をプレイすると試合終了後にチケットが得られ、そのチケット5枚で1回のくじ引きができる。1等 - 6等があり1等はSランク契約書である。短期のイベント。
スペシャルミッション
デイリーミッションとは別に、ミッションが与えられ、ミッションをすべてクリアすることで、豪華報酬を獲得できる。
主に「試練大開放」と同時に開催され、短期のイベントである。
クイズスタジアム
通常試合をプレイすることで貯まる挑戦ゲージを消費することで1プレイ5問のクイズに挑戦できる。獲得ポイントに応じて報酬を得られる他、累計挑戦回数や通算成績によって報酬やスペシャルアイコンを入手することができる。サブイベントとして開催される。
調子くんオンステージ
試合をすることで「観客」を集め、観客が5人集まる度に行われる抽選の結果に応じて報酬が得られる。観客にはそれぞれ「期待度」が割り当てられており、観客が5人集まった時点での期待度ゲージの値によって報酬のランクが決定される。累計観客数に応じた累計報酬も存在する。
プロスピラビリンス
アプリ版『パワプロ』のイベント「死者の迷宮」のアレンジイベント。調子くんを操作してラビリンスを探索し、最深部にいるボスを倒してクリアを目指す。ラビリンスには5段階の難易度が存在し、難易度が上がるごとに階層数が変化、到達度に応じて報酬が得られる。
探索中にはゴーストや宝箱に遭遇することで報酬を得ることができる。ゴーストと遭遇すると「プロスピバトル」が発生し、調子くんのHPが0となる前にゴーストのHPを0にすることで勝利となる。ゴーストを倒すと探索専用アイテムを得ることができ、探索を有利に進めることが可能。
プロスピバトルに際しては、階層数に応じた人数で編成した野手オーダーを使用。各階層につき1人の選手を操作する。
プロスピマーケット
期間中に行った試合で獲得した「マニー」を使って、「マーケット」内に用意された様々なアイテムと交換することができる。
また、ストラックアウト形式のミニゲーム「メイクザナンバー」に1日3回まで挑戦することができ、結果に応じて「マニー」を獲得できる。
ピースをねらえ!
通常試合をして、「対戦チケット」を入手し、「ピース争奪戦」でCPUチームや他のプレイヤーのCPUと対戦し、「リッチ」・「ピースのもと」・「ドリンクチケット」を獲得し、その獲得したリッチを交換所で「ランダムBOX」・「セ・リーグBOX」・「パ・リーグBOX」「球団指定BOX」のいずれかのBOXに交換(球団指定BOXについては、リッチ以外にピースのもと10枚で交換することもできる。)して12球団の選手カードを完成させていくイベント。BOXから入手できるピースの枚数は球団指定BOXは指定した1球団のピースが1枚、それ以外のBOXはBOXの名称によってピースが3枚入手することができる。各球団のカードは同じ球団のピースを合計6枚集めることで完成する。ドリンクチケットは、交換所で、順位報酬・リッチの入手量2倍、ピースのもとの入手量2倍、ピース争奪戦での対戦時に操作する選手のミート・パワーを+10のいずれかの効果のドリンクをドリンクチケットを2枚消費することで上記の効果を得ることができる。
プロスピトレジャー
プロスピ妖怪道

ランキングイベント

ターニングポイント
試合の中の重要な局面(ターニングポイント)をプレーする。試合ごとに様々な指令があり、それをクリアすることでポイントを得る。ステージ1 - 5までが存在し、ステージが上がるごとに獲得ポイント数とクリア難易度が上昇。
また、同じステージ内に「初級」「中級」「上級」と複数の難易度があり、挑戦した難易度に応じて獲得ポイント数が増加する。一定確率で「超級」が発生する。
必勝アリーナ
他のプレイヤーのCPUと対戦してポイントを集め、最終的なポイントの合計に応じた報酬が獲得できる。
一定確率で東・西・南・北の宝玉のうち1つを持ったプレイヤーが現れ、勝利して4つすべて集めると、Ptを大量獲得できる「黄竜・極」が出現する。また、「黄龍・初級/中級/上級」も一定確率で出現する。
熱闘スタジアム
他のプレイヤーのCPUと対戦してポイントを集め、最終的なポイントの合計に応じた報酬が獲得できる。試合を行うに当たってスタジアムのレベル(★1 - 5、熱闘、超熱闘、白熱)が指定され、そのスタジアムのレベルによって観客ボーナスが変動する。スタミナ複数消費が可能となっている。
ミリオンマネジメント
プレイヤーはゼネラルマネージャーとなり、試合を行って資金を調達しながらスカウトや施設強化を行い、資金額でランキングを競う。ランクの高いスカウトや選手を雇った場合、高額の経費が必要になるため、低ランクのスカウトや選手を雇用するなどして経費を削減する手もある。
結成!プロスピ応援団
他のプレイヤーのCPUと対戦してポイントを集め、最終的なポイントの合計に応じた報酬が獲得できる。また、スピリッツ上昇やステータス強化、イベントボーナス加算などの特殊効果を持つ応援団員を試合での活躍度に応じて応援団に加入させることができ、強力な応援団を結成することでイベントを有利に進めることができる。スタミナ複数消費が可能となっている。
ちなみに本イベントの応援団は各種調子くんを除く、歴代コナミ作品からゲスト出演したキャラクターである。また、ゲスト出演したキャラのネームプレートも報酬として配布される。
スコアバトル
特定の状況からプレイを開始、クリア条件を満たすことでプレイポイントを獲得し、全ステージ終了時の合計ポイントを競う。1日に2回までプレイ可能。
ステージは1〜6まであり、各ステージをクリアしたか否かに関わらず次のステージに進むことができる。プレイにはあらかじめ用意されたイベントオーダーを用いるが、各ステージ開始時に行われる専用スカウトによってオーダーを強化することができる。
参加プレイヤーは赤、白、青、緑のいずれかのグループに所属し、グループ内にてランキングを競う。また、同一グループ内のプレイヤーの共通のチームミッションが与えられ、達成することで報酬が得られる。
プロスピコロシアム
10チーム(10人のユーザー)で1グループを構成し、指定の試合数の中での成績で争う。1日6試合を戦い6日間計36試合中に「プレイ選手」を操作して残した成績をグループ内で競う。「プレイ選手」は第1試合は1番打者、第2試合は2番打者...と1試合毎に打順に応じて変更される。上位になるつれ豪華になるランキング報酬に加え、試合数をこなすことで得られる累計試合数報酬も存在する。グループ内ランキングイベント。
プロスピ交流戦
複数チームで1グループを構成し、指定の試合数の中での成績を争うランキングイベント。6日間の試合を戦いその勝率をグループ内で競う。試合にはプレイヤーが自ら試合を操作する「ホームゲーム」と相手のプレイ結果が反映される「ビジターゲーム」が存在し、それぞれ1日ごとに5試合ずつ計60試合行われる。「ホームゲーム」では最大6回の出番が発生する。また、出番は「自分で出番決定」と「おまかせで出番決定」の2種類から毎試合ごとに選べる。グループ内ランキングイベント。
グループには交流戦リーグLv.G - Lv.極までの10段階のランクが存在し、上位の交流戦リーグほどランキング報酬が豪華になる。出場エントリー時点でのオーダーのチームスピリッツを「マッチングスピリッツ」とし、それが高いほど高ランクの交流戦リーグに所属しやすくなる。ランキング報酬の他、累計試合数、個人タイトル獲得などでも報酬が得られる。
バッティングトラベラー
パワプロアプリ』のイベント「それいけヒキョリくん!」のアレンジ版。1試合につき1度「打者連続3人プレイ」の出番が発生し、無死走者なしの場面から3人の打者操作を連続で行う。その際に放った打球の飛距離の合計距離及び、自動試合中の打撃結果に基づいて算出された飛距離や試合結果によるボーナスなどを合計したスコアを「移動距離」として世界48都市を巡るマップを移動。各目的地に到達するごとに累計報酬を獲得することができる。
操作選手の弾道による弾道ボーナスやランダムで発生する投手操作によるボーナスが存在する他、確率で「スラッガーマッチ」「超スラッガーマッチ」「極スラッガーマッチ」といった特別試合が発生する。特別試合が発生しなかった場合は、対戦する他のプレイヤーのCPUの投手がストレートしか投球せず、その投球するボールが高反発ボールの投球になる通常試合となる。[注 10]各目的地に到達した次の試合は確定で特別試合となる。スタミナ複数消費が可能となっている。
ルーレットヒッター
かつて『プロ野球ドリームナイン』で開催されていたイベント「ルーレットベース」のプロスピA版。「アウト」「ヒット」「ツーベース」などの打撃結果のルーレットを回し、3アウトになるまでにどれだけ得点を稼げるかを競う。打席に入った選手のミート・パワーが高ければアウトの確率は高まるが長打が出やすくなる「打撃ルーレット」、走力が高ければ長打の確率は減るがアウトになりにくくなる「走塁ルーレット」になる。また、ルーレットの種類はアウトの確率が低い順に、銅・銀・金・魂・連打と5種類あり、魂と連打については、アウトになる確率が0%であり、確実にヒットを打つことが可能となっている。[注 11]

長期イベント

プロスピグランプリ
グランプリ登場タレント一覧
氏名 備考
第1回 岡副麻希
森山るり
伊東紗冶子
結城香織 2016年8月は選択不可
竹内紫麻 2016年8月・9月は選択不可
第2回 岡副麻希 第1回から引き続き登場
伊東紗冶子
柴田阿弥
齋藤菜月
第3回
-
第5回
市川美織 プロスピ2019
スタープレイヤーモードに登場
永尾まりや
原あや香
第6回 似鳥沙也加 プロスピ2021
スタープレイヤーモードに登場
ゆきりぬ
貴島明日香
1週間のリーグ戦を戦い、最順位や決勝戦の結果に応じて報酬が得られる。また、プレイヤーには「秘書」がつき、試合での活躍やプレゼントによって得られるポイント数に応じて秘書の好感度レベルを上げることで、スタミナ補充やアイテム獲得、獲得経験値アップなどの特典を得ることができる。リーグのランクはルーキー、ミドル、トップの3段階があり、試合の難易度、獲得できるアイテム数、1試合あたりの獲得好感度などが変化する。
実在の女性タレントか「調子くん」を1人選択して秘書として採用できる『プロスピグランプリ』(以下グランプリ)と、秘書が「調子くん」に固定される『プロスピグランプリ・ミニ』(以下グランプリミニ)の2種類が開催されている。『グランプリ』は1 - 3ヶ月、『グランプリミニ』は約1ヶ月とその他のイベントに比べ長期に渡って開催されるイベントである。『グランプリ』では、女性タレントを採用した場合に限り、ミニストーリーが展開される(ポイントやアイテムの獲得には無関係)。
段位認定戦
「初級の塔」「中級の塔」「上級の塔」「超級の塔」の4つのステージがあり、それぞれに設定された他ユーザーのCPUチームと対戦する。超級の塔に設定された他ユーザーのCPUチームにすべて勝利すると、「EX」という超級の塔で設定された他のユーザーのCPUチームよりもチームスピリッツが高い他ユーザーのCPUチームとの対戦が可能になる。1日に対戦できる回数が決まっており、1日最大5試合までで、3勝した時点で残り試合数に関わらず1日の挑戦は終了となる。到達段位数によってスタミナ補充やアイテム獲得、獲得経験値アップの特典が得られる。約1ヶ月間開催の長期イベント。
シナリオプレイ
実際のプロ野球の試合で起こった印象的なシーンをプレイするイベント。各シナリオにはクリア条件が設定されており、基本的には実際の試合展開を再現することでクリアとなる。クリア数に応じて報酬を受け取ることができる他、スタミナ補充やアイテム獲得、獲得経験値アップなどの特典が得られる。約1ヶ月間開催の長期イベント。
極めて印象に残った試合は「特別シナリオ」として、実際の試合展開を完全再現することが条件で、完全再現できなかった場合は失敗となる。クリアするとエナジーを入手できる。
調子くんの宿題
毎日調子くんから出題される様々な宿題に挑戦し、クリア数に応じて報酬やスタミナ補充やアイテム獲得、獲得経験値アップなどの特典を得ることができる。宿題(特別ルールと勝利条件)が設定された試合を一日2試合行い、クリアすることで宿題クリアとなる。試合にはリーグオーダーを使用し、スタミナ、イベントコストなどの消費をせずに試合が行える。約1ヶ月間開催の長期イベント。
調子くん・ザ・ワールド
2019年WBSCプレミア12の各出場国・地域[注 12]の代表選手となった調子くんと対決する。打者操作で調子くんとの10球バッティング対決を行い、打撃結果に基づいたポイントを得てノルマを達成すればクリアとなる。約1ヶ月間開催の長期イベント。

その他

活躍選手予想
期間中に開催される実際のプロ野球の試合で活躍する選手を予想する。自由に選手を選んでオーダーを作成することができ、そのオーダー内の選手の活躍度合いに応じてポイントが入る。
サブイベントであるが、獲得ポイント数を競うランキングイベントでもある。
シーズン/CS/日本シリーズ勝敗予想
実際のプロ野球との連動イベント。ペナントレースの順位、クライマックスシリーズ及び日本シリーズの勝敗・スコア予想を行い、予想的中度合いによって報酬が得られる。
プロスピ交換会
自分の所持しているSランク選手を、他プレイヤーの所持しているSランク選手とランダムで交換される。交換した選手の選手能力(選手レベル・限界突破値・特訓レベル・特殊能力レベルなど)が交換先に引き継がれる。また、交換数に応じて特典が得られる。
各交換BOXの名称および詳細は以下の通り。
* 「ランダム」:すべての年度のSランク選手(覚醒選手・シルエット選手除く、下同)が提出可能。すべてのプレイヤーが提出した選手の中から1人ランダムに交換することが出来る。
* 「(年度)同チーム」:当該年度のSランク選手のみ提出可能、当該年度の、提出した選手と同チームの選手から1人ランダムに交換することが出来る。
* 「(年度)」:当該年度のSランク選手のみ提出可能、当該年度の選手から1人ランダムに交換することが出来る。

キャンペーン

上記のイベントと合わせて様々なキャンペーンが開催されることもある。

獲得選手経験値1.8倍(1.5/1.2倍)
試合によって得られる選手経験値が通常の1.8倍(1.5倍/1.2倍もある)となる。
特訓成功率1.5倍
特訓時のトレーナー選手に割り当てられた特訓成功率がそれぞれ1.5倍となる。
特訓消費コイン1/2
特訓時のトレーナー選手消費にかかる必要コイン数が通常の1/2になる。
特殊能力習得消費コイン1/2
特殊能力習得にかかる必要コイン数が通常の1/2になる。
消費スタミナ1/2
試合プレー時に消費するスタミナ量が通常の1/2になる。
試練大開放
全ての試練が同時期に解放され、勝利報酬として得られるアイテムが+1される。

過去のイベント

名将アリーナ
プレイヤーがチームの監督となって試合をプレイする。出番ごとの選手操作は通常のものとは異なり、打者操作なら「狙い球」「コース予想」「打撃方針」、投手操作なら「球種」「コース」「投球方針」のそれぞれ3項目を選手に指示することで試合の流れが決定する。対戦相手は他ユーザーのCPUチーム。試合をすることで獲得できる監督ポイントの累計に基づいて報酬が得られる他、獲得したポイントは「監督ストア」で様々なアイテムと交換することが可能。2016年5月を最後に開催されていない。
チャンピオンシップ
2016年より開催されたeスポーツ大会「パワプロチャンピオンシップス」プロスピA部門の競技イベント。プレイヤーはあらかじめ用意された選手の中から好きな選手を選びオーダーを作成。1セット全10ステージの対戦を勝ち進むことを目指し、全クリアまたはプレイ終了までに得られたポイント数を競う。各ステージの対戦には様々な制約やクリアノルマが設定されており、ステージを進むごとに難易度が上昇する。
ステージをクリアしたかどうかに関わらず次のステージに進むことができる。1セットにつき3つのライフが与えられており、ステージクリア出来なかった場合はその都度ライフが1つずつ減る。ライフが0となった場合はその時点でセット終了となる。
大会参加者のみ会場でのエントリー及びプレイが可能なリアル大会と、プロスピA内のイベントとして実装されたオンライン大会が存在する。2018年1月6日に開催された「パワプロチャンピオンシップス2017」全国決勝大会においては、オンライン大会に参加しているユーザーの中から数名が特別枠としてリアル大会への出場権を得られた。
ただし、2018シーズンのプロスピAのリアル大会が「プロスピファンフェスタ」として「パワプロチャンピオンシップス」から独立し、オンライン予選でリアルタイム対戦に移行に伴い、2017年を最後に開催されていない。
東京2020オリンピック 野球競技イベント
実際の2020年東京オリンピックの開催期間に開催されたサブイベント、「調子くんの宿題」のよう、3つのミッションが設定された試合を一日1試合行い、ミッションをクリアすることでVOLTAGEゲージが付与され、VOLTAGEが一定以上するとクリアとなる。クリア数に応じてアイテムが得られる。
プレイヤーチームはあらかじめ用意された(実際の)日本代表選手であり、相手チーム(他国代表)のユニフォーム・代表選手は全て架空のものである[注 13]

その他

アイテム

ゲームを進めるにあたって必要なアイテムが存在する。それぞれ試合やイベント報酬、ログインボーナス、アプリ内課金などで手に入れることができる。

  • エナジー:本アプリ内における仮想通貨。主にスカウトに使用する他、スタミナやイベントコストの回復にも使用可能。
  • コイン:特訓や特殊能力習得などの選手強化に必要となる。
  • スカウトポイント:ノーマルスカウトに使用する。
  • Vメダル:Vロード終了後のストーブリーグスカウトに使用。メダル1枚につき一回スカウトが行われ、選手、エナジー、コインなど様々なアイテムを得られる。
  • スピメダル:所定の数を集めることで「スピストア」にて様々なアイテムと交換ができる。アイテムごとに毎月の交換可能数が設定されている。
  • 契約書:選手を獲得するためのもので、イベントの目玉報酬や特定のプレイ達成報酬として贈与されることが多い。Dランクを除く各ランクごとに存在し、ゴールド契約書、10%/30%契約書、Sランク選択契約書以外は獲得可能選手を絞り込むことができる「自チーム確定契約書」が存在し、セレクション選手も配出されるものもある。
    • S/A/B/Cランク契約書:契約書使用時点でノーマルスカウト・プレミアムスカウトに収録された全選手(排出停止となった選手を除く、以下同)から、該当ランクの選手を獲得可能。
    • ゴールド契約書:使用すると、プレミアムスカウトと同じくBランク以上の選手を獲得可能(確率もプレミアムスカウトと同じ)。
    • Sランク選択契約書:契約書配布時点でプレミアムスカウトに収録された全てのSランク選手の中から1名を選択して獲得することができる。
    • イベント限定契約書(EX契約書):特定の限定選手(覚醒選手またはセレクション選手)のみが登場する契約書。B - Sランクが存在した。
    • 10%/30%契約書:「Sランク10%/30%契約書」と「Sランク(セレクション)10%/30%契約書」2タイプが存在した。前者はAランク以上確定・10%(30%)の確率でSランク選手を獲得可能。後者はSランク確定・10%(30%)の確率で対象のSランクセレクション選手を獲得可能。
    • Sランク契約書の補助券:8枚集めることで自動的にSランク契約書と交換される。
  • 特訓/限界突破/特守コーチ:選手の代わりに選手強化に使用できる強化素材。B - Sランクがある。限界突破コーチはそれぞれのランクに対してのみ使用可能。
  • 試練チケット:開催されていない試練を解放できる他、5枚同時に使用することで「試練大解放」を発動できる。コインと交換することができる。
  • ユニチケット:10枚集めることで1回「ユニBOX」を引くことができ、各球団の特殊ユニフォームを手に入れることができる。3回ユニBOXを引くことで、好きな球団の特殊ユニフォームを確実に引くことができる「自チーム確定の権利」を1回獲得することができる。コインとの交換が可能。
  • Aランク覚醒魂:覚醒可能のAランク選手を覚醒する際に使用。コインと交換することができる。
  • 印:特殊能力習得の際に使用。「閃き」「開眼」「真価」の3種。
  • 証、指南、極意書:特殊能力習得の際に使用。それぞれ「剛力」「俊敏」「技巧」「心」の4種がある。
  • 称号の極意書:称号獲得を1回行うごとに1つ得られるもので、称号獲得する際に使用することで得られる称号を絞り込むことができるサポートアイテム。リアルタイム対戦の大会モードでの累計報酬でも入手することが可能である。

その他

フレンド
50人まで登録できる。Vロードなどの試合終了画面やリーグのマッチング画面、ユーザーIDによる検索から申請することができ、それを相手が承認することでフレンドとなる。Vロードなどの試合においてフレンドがキャプテンに設定している選手のスピリッツがチームスピリッツに加算される「助っ人」機能や、「ルーレットヒッター」のルーレットを行いアウトになっても、同時間帯にログインしているフレンドがいるとアウトにならず、もう一度引かせてくれる機能、フレンドの通常オーダー、リーグオーダーとCPで対戦できる練習試合の機能などがある。
ミッション
ログイン日数やプレイ実績などゲームを進めていくことで達成できる。クリアすることでエナジーや契約書など様々なアイテムを手に入れることができる。常時用意されている通常のミッションの他に1日毎に更新されるデイリーミッションやイベント限定のミッションもある。
ユーザー情報
  • マイページ
本作におけるメイン画面に当たる。Vロードやリーグ、開催中のイベント、プレゼントボックス、お知らせなどの各ページに直接アクセスできる他、通常のオーダーの情報が表示される。画面中央にはキャプテンに指名した選手+通常オーダーに登録している選手からランダムに選ばれた2名の計3名の選手が表示される。
  • ユーザー名
ゲーム内におけるユーザーのハンドルネーム。10文字以内で自由に設定することができる。リーグランキングやイベントなどで表示される。
  • プロフィール
プレイヤーレベルや所属リーグなどのプレイヤーステータスや、リーグオーダー、フリーコメント、実績などのユーザーの情報が表示される画面。ユーザー自身が自由に編集することが出来る。フレンド申請の際やフレンド一覧、リーグなどのマッチング画面から他ユーザーのプロフィールを閲覧できる。
  • お気に入りチーム
NPB12球団の中から1チーム選択でき、試合時のチームアイコンや試合中のアナウンス、ユニフォームグラフィックなどに適用される他、名に“自チーム”を冠するスカウトや契約書の結果に反映される。
  • ユーザーアイコン
プレイヤーステータスなどと同時に表示される。標準実装されている通常アイコンと、イベントやミッションクリアの報酬として配布されるスペシャルアイコンがある。
ユニフォーム
全12球団の最新のホーム/ビジターのユニフォームが収録されている。設定にて「選択球団のユニフォームで統一」を選択するとオーダーに登録している選手に、実際の所属球団に関わらずお気に入りチームのユニフォームを着用させることもできる(一部侍ジャパンセレクション選手を除く)。また、Vロードで手に入れることができる「ユニチケット」を使用して「ユニBOX」を解放することで、12球団の特殊ユニフォームを使用できるようになる。
プロ野球情報
実際のプロ野球に関する情報が閲覧できる。トップニュースの他、順位表や成績一覧、試合速報、試合日程などを見ることができる。
お知らせ
イベントやキャンペーン、選手追加、スカウト、アップデート、メンテナンス、不具合等各種情報などに関する運営からの通知が届く。マイページにお知らせアイコンが表示されており、未読の通知がある場合はアイコンに赤いバッジがつく。

脚注

注釈

  1. ^ プロ野球選手を360度から撮影し、そのデータを元に3Dモデルデータを作成することで、選手の表情などをよりリアルにゲーム内に再現することができる技術。前作『プロスピ2015』で初めて導入された。
  2. ^ 明治神宮野球場ナゴヤドーム横浜スタジアムに関しては、2020年3月23日 - 2020年4月21日の間のみ2019年仕様へのアップデートを行うため一旦収録から外れていた。
  3. ^ 2020シリーズ(2019年仕様)の東京ドームのバックスクリーン左にある広告看板「財宝」が「東京ドームシティ」に差し替えられている(後に発売されたEBASEBALLパワフルプロ野球2020についても同様。EBASEBALLパワフルプロ野球2020#2020年シーズンについても参照)。
  4. ^ 2015年度の配信選手については、サービス開始が10月だったことからシリーズの区分は存在しない。
  5. ^ a b ダルビッシュ有本人が監修した、キャリアハイバージョンと大きな異なる能力を持つダルビッシュ有のこと。公式から「真・ダルビッシュ」と呼ばれる場合もある。
  6. ^ 2020-2021年度の代表について、実際の2020年東京オリンピックの開催日程の合わせて、2020年シリーズ2ではなく2021年シリーズ1で排出された。
  7. ^ 「お気に入りチームのユニフォームで統一」に適用されても、該当選手が常に代表ユニフォームを着用されている。
  8. ^ 大谷翔平は投手バージョンと野手バージョンそれぞれに設定されていたが、野手バージョンは指名打者としてオーターに登録した場合に限り、投手バージョンも同時に使用することができる。
  9. ^ 例としては「巨人99」「ソフトバンク99」など。
  10. ^ 以前は特別試合において、「ストレートマッチ」が登場していたが、2019年11月の開催回より、特別試合でこれまで登場していたストレートマッチが廃止となり、以降の開催回からは、通常試合にストレートマッチの内容が組み込まれるようになった。
  11. ^ 魂と連打のルーレットの違いは、は金・銀・銅と共に一定確率で登場するのに対し、連打はルーレットヒッターのイベント開始時及び3アウトになった後に、ヒットチャンスというイベントが発生し、その出目により連打のルーレットが連続で登場する回数が決定し、その回数分のルーレットが連続で登場する点である。
  12. ^ ただし 、野球チャイニーズタイペイ代表となった調子くんは、チャイニーズタイペイの旗ではなく、中華民国の旗が描かれている。
  13. ^ 現(元)NPB所属選手を含めたチームであっても全員架空選手である。

出典

  1. ^ a b c 『プロ野球スピリッツA(エース)』配信開始 コナミデジタルエンタテインメント 2015年10月21日
  2. ^ Amazon Androidアプリストア、『プロ野球スピリッツA』の提供を開始 PR Times 2017年7月24日
  3. ^ 『プロ野球スピリッツA』2015年9月17日より事前登録受付中! コナミデジタルエンタテインメント 2015年9月17日
  4. ^ 「2016年ベストゲーム」の「ベストグラフィックゲーム部門」大賞受賞! コナミデジタルエンタテインメント 2016年12月9日
  5. ^ Google Play2016年ベストアプリと2016年ベストゲーム が決定しました! Google Japan Blog 2016年12月8日
  6. ^ a b c プロ野球スピリッツA公式ページ
  7. ^ ゲーム内ヘルプ>リーグ>グループとランキング より

関連項目

外部リンク