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2021年11月23日 (火) 09:20時点における版
長野誠 | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2020年12月30日 - |
登録者数 | 9830人 |
総再生回数 | 48万2892回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2021年2月24日時点。 |
長野 誠(ながの まこと、1972年3月30日 - )は、TBS『SASUKE』のSASUKEオールスターズの1人、株式会社タカスイ勤務の漁師、YouTuber。「第50金比羅丸」船長。SASUKE2人目の完全制覇者。宮崎県延岡市出身。身長162 cm、体重64 kg(2012年12月時点)。体脂肪率は5.7%(2003年時点)。
人物
1年の300日以上を海の上で過ごす漁師。番組側からは「史上最強の漁師」というキャッチフレーズをつけられている[1]。
職場の仲間が見せてくれたビデオによってSASUKEの存在を知り、山田勝己に憧れ、SASUKE出場を決心。応募は冗談半分だったという[2]。漁船の自室に家族の写真と並べて山田の写真を貼り、山田同様失敗したエリアのセットを自宅に作って練習したことから、「第2の山田」と呼ばれた。当初はSASUKE出場を家族が反対しており、これも山田と共通していた。
SASUKEには2001年春の第7回大会に初出場(当時29歳)。船の高所で命綱もつけずに逆立ち、腹筋、人間こいのぼりをするという衝撃的な内容の応募ビデオがスタッフの目に留まっての出場となった。その後は第11-13回まで3大会連続でFINALに進出するなど驚異的な記録を残し、2006年秋の第17回に史上2人目の完全制覇を達成。
SASUKE出場を続けているうちに自身も大きく出世し、2004年に「第28金比羅丸」船長となる。2012年からは「第50金比羅丸」船長となっている。
スポーツ経験は特になかったというが、『黄金筋肉』の番組内の企画である「基礎体力測定」の結果、オリンピックアスリート並の身体能力を持っていることが判明している(後述の「黄金筋肉(基礎体力測定)」も参照)。
SASUKEでの戦歴
大会ごとの戦歴
第7回大会〜第10回大会
初出場は第7回。そり立つ壁でタイムアップ(ゼッケン87、全カット[3])。
第8回は同大会に出場した選手の中で、最速ペースの40秒以上を残してそり立つ壁まで進出するも、再びタイムアップ(ゼッケン41、ダイジェスト)。
大会終了後、自宅にそり立つ壁のセットを設立。これは『筋肉番付』でも取り上げられ、出場を決意するきっかけとなった山田勝己の姿と重なるものがあったため「第2の山田」と呼ばれた。
第9回から挑戦時に黒のタンクトップに黒のズボンという服装が定着した。今大会はそり立つ壁を一発でクリアし、1stを22.85秒残しという最速タイムで突破[4]。2ndも突破し、リニューアルされた3rdのトップバッターとなる。新設されたランブリングダイス、ランプグラスパーを突破し、最終エリア・パイプスライダーまで到達。着地を失敗させたものの、3rd初挑戦にして最優秀成績者となった(ゼッケン61)。
第10回大会には正式にSASUKEオールスターズの仲間入りとなり、ゼッケン番号も999番となった。今大会はパイプスライダーを自作して練習を積んだことがVTRで明かされた。前に登場したオールスターズが3人連続で1stでリタイアしている状況の中、長野も負の連鎖を断ち切ることができず、1stジャンプハングの綱を掴み切れずリタイアとなった。
第11回大会〜第13回大会
第11回は前回リタイアしたジャンプハングをやや体勢を崩しながらも突破し、その勢いのまま1stをクリア。2ndも制限時間に余裕を残して無難にクリア。3rdパイプスライダーを両足着地で成功させ、初のFINAL進出を果たす。FINALでは、スパイダークライムから綱への移行で約4秒ほど手間取ってしまったことが原因となり残り約3mのところでタイムアップ。その後のインタビューでスタッフから「(家族が反対している)SASUKE挑戦を続けるのか?」と聞かれ「そこが分からないんです」と答えた(ゼッケン96)。
第12回は初のゼッケン100番となった。ゼッケン95番から5人連続1stクリアという状況の中、1stを15.82秒残しの最速タイムで突破。2ndも14.6秒残しの最速で突破し、1st、2nd同時最速タイムを達成。3rdも突破し、再びFINALに進出。FINALではタイムアップギリギリの所でボタンを押したものの、わずか0秒11の差で完全制覇を逃す(これについて長野は後のインタビューで「ボタンを押す直前に風でロープが揺られたことが原因です」と語っている)。タイムアップギリギリであったためスタート地点に戻されることはなく、この時に初めてファイナルの頂上へ登った。放送ではエンディング直前、カメラスタッフから「下(ファイナル頂上からのみ眺められる景色)、見ますか?」と質問され、長野は「見ません。また、いつか来た時に」と語り、上からの景色を見下ろすことなく、その場を後にした。今大会の完全制覇を逃したシーンは『サスケマニア』で募集された「SASUKE名場面BEST10」の第7位に選出されている。なお、第1回から実況を務めてきた古舘伊知郎がこの回を持って降板。そのため、今大会での長野のFINALが古館の最後のSASUKE実況となった[5]。
第13回大会前に行われたSASUKEトライアルに参加。1回目の挑戦はターザンロープからロープクライムへの移行で滑り落ちリタイア。落下した際の残り時間は約33秒であった。2回目の挑戦で26.55秒という第2位のタイム(1位は竹田敏浩の28.82秒)を叩き出した。
大会前には「第28金比羅丸」船長となった。
第13回もゼッケン100番で登場。1stを29.03秒残し[6]、2ndを18.77秒残し、SASUKE史上初の2大会連続の1st、2nd同時最速タイムを達成。3rdパイプスライダーも両足着地を成功させ、3大会連続のFINAL進出[7]。ボタンに手が伸びたものの、またしてもタイムアップ。
第14回大会〜第16回大会
第14回は1stを竹田敏浩(32.44秒)に次ぐ30.00秒残してクリア。3rd最後の挑戦者となるが、新設されたジャンピングバーの3つ目の飛び移りで掴んだ直後に落下。後のインタビューでは「ちょっと(滑り止めの)粉をつけすぎて滑った感じでした」と語った。アナウンサーからはその分(ファイナルへの切符を逃して)悔しいのではないか?と問われると「まぁ、楽しめましたから(それで)いいですよ」と語った(ゼッケン100)。
第15回は1stを23.5秒残しの最速タイムで通過。2ndでは前に挑戦した6人全員がクリアしていたが、挑戦前に「飛び移りが怖い」と危惧していたメタルスピンを掴み逃し、初の2ndリタイアとなる(ゼッケン100)。この大会唯一の2ndリタイアでもあった。
第16回は1stそり立つ壁で一回ミスをする場面があったものの、8.99秒残して突破。前回リタイアした2ndメタルスピンもクリアし、2大会振りの3rdに進出。デビルブランコまで到達したものの、ワイヤーが後ろの休憩所に絡まってしまうというメカニカルアクシデント。更にパイプスライダーのバーも掴み損ねた反動でジャンプしても届かない位置にまで移動してしまい、飛びつきにいったがそのまま転落した。挑戦終了後のインタビューでは「あそこでさえ、つまずかなければ行けていたと思います」と語った(ゼッケン100)。
第17回大会
第17回は大会前に白鳥文平宅で竹田敏浩、秋山和彦と共に「SASUKE合宿」を行った。
今大会は、第10回大会以来となるゼッケン99番での登場。自身の競技前から強い緊張が襲っている様子を見せた中での挑戦となった。1stは新エリアのサークルスライダーで、対岸への着地で体勢を崩す場面を見せたが、その後は危なげなく各エリアを攻略しクリア。2ndでは、自身が得意としているエリアのスパイダーウォークで圧倒的な速度を見せ、僅か5秒程で攻略。直後のバランスタンクも足元を見ずによそ見しながら突破する余裕のパフォーマンスを見せつけ、貫禄のクリア。3rdは他のオールスターズが全滅する中、長崎峻侑が先にFINAL進出を決めたのを見届けての挑戦となった。パイプスライダーではバーが後退する状態の中で飛び、初めて着地時に手をついた。本人も「危なかった。移動中もちょっと滑った」とつぶやくが、4度目のFINAL進出を決める。FINALを2.56秒残して史上2人目の完全制覇を成し遂げた。
長野は直後のインタビューで実況の初田啓介に「(頂上には)何がありましたか?」と聞かれ「ここには本当は何もないです。ただ、俺はSASUKEが好きで、オールスターズみんなとSASUKEをやることが凄く楽しくて、いつもそれだけで頑張ってます」と答えた。
第17回放送の翌週にドキュメンタリー番組「SASUKEに生きる男たち」が放送され、第17回大会の放送日にオールスターズの秋山から祝福の声が届く様子が流された。初代完全制覇者の秋山は「もうSASUKEのチャンピオンは僕じゃなくて、長野誠です」というコメントを残し、かつて長野が憧れた山田は「道のりは長かったね。だからすごい感動できる」というコメントを残している。その後、今大会共にファイナルに挑戦した長崎とオールスターズに胴上げされ、3rdの池に投げられ改めて完全制覇の祝福を受けた。
長野は第18回が大リニューアルすることに対して「SASUKEの進化は楽しみです。逆に俺を落としてくれというような気持ちもあります」と語っている。
なお、今大会の完全制覇を達成した『サスケマニア』で募集された「SASUKE名場面BEST10」で最も多くの票を集め、第1位に選出された。
第18回大会〜第20回大会
全面リニューアルが施された第18回はゼッケン争奪マラソンで「90番〜99番あたりのゼッケンを取りたいです。100番は緊張しますので」と発言し、宣言通り90番以上で唯一残っていた96番を取った(ゼッケン争奪マラソンでゴールした時はおよそ60番目くらいだった)。今大会は長野の挑戦前までクリア者3人という状況であった。
長野は1stバンジーブリッジをただ一人バランスを崩さずに二足歩行でクリアしてみせ、23.25秒残しの最速タイムで突破。2ndはスタートエリアのダウンヒルジャンプでロープが途中停止するトラブルが発生。勢い余って着地時に転落しそうになったものの、3人が脱落中のサーモンラダーに到達。長野は6〜7段目でバーが傾いた後、下の位置にある方を強引に持ち上げる手法を取り[8]、初の2ndクリア者となる。3rdは第9回以来となる5年ぶりのトップバッターとなった。新クリフハンガー2本目から3本目に飛び移る際、左手で上の支柱を掴んでしまうアクシデント。その際長野は「ダメダメダメダメ!ダメです」と叫び、自らファールを申告してコースアウト失格となり競技を終了した。長崎峻侑・髙橋賢次と共に最優秀成績タイとなった。なお、これを受けて、番組側は新クリフハンガーの上の支柱を掴むことができないように設計を見直した。
第19回大会は3大会振りのゼッケン100番での出場。同大会は、長野の挑戦前に挑んだオールスターズのメンバー全員が1stでリタイアし、全体でもここまで2人しかクリアしていない状況の中で登場。そり立つ壁を突破した際にも十分な制限時間を残している中で、設計変更によりこれまで猛威を奮っていた難関フライングシュートまで到達。しかしジャンプの高さが足りず、ロープを手で掴んでしまったことによって勢い余り転落。1st連続クリアの記録は8で止まった。挑戦終了後のインタビューで「何が足りなかったか」と問われると「気持ちですね」と率直に答えた。
第20回前に内臓の疾患で入院。当時の宮崎県知事である東国原英夫の激励も受けた。
第20回は述べ2000人目の挑戦者としてゼッケン2000番をつけての出場。有力選手を始め、他のオールスターズが全滅する中、1stは前回同様2人しかクリアしていない状況で、8.43秒を残してクリアした。続く2ndはスタートエリア・ダウンヒルジャンプでバランスを崩し、ロープを掴んだ直後に落下。第18回大会の時は大跳躍をして逆にマットの着地に失敗しかけたエリアだけに「苦手意識が働いて、スタート前から落ちると思っていました」と述懐している[9]。
第21回大会〜第23回大会
第21回は1st、2ndをクリア。前回脱落したダウンヒルジャンプはソリを購入し、人工スキーを使って練習したという[10]。3rdは新クリフハンガーをクリアし、最終エリア・グライディングリングに進出。その際、滑らないリングを腕の力だけで最終地点まで進めたものの、ジャンプ前に力尽きて落下した。後に長野は「リングが思ったより滑らず、最終地点にたどり着くまでに腕がパンパンになってしまっていました」と述懐している(ゼッケン100)。大会終了後、制作サイドはこの事実を踏まえグライディングリングの滑りを修正した[10]。
第22回は猛威を奮っていた1stの新エリア、スライダージャンプでネットを掴むまでの距離が足りずに落下した(ゼッケン100)。
第23回は前回失敗したスライダージャンプを自作したが、その1stスライダージャンプで落下。ところが落下した直後にパイプに繋がっているロープがセットの鉄骨に絡まるというアクシデントが発生していたことが判明。このアクシデントは制作サイド側の問題であったため1stの再挑戦が認められ、最初の挑戦から43分後、竹田敏浩のタンクトップを借りて再挑戦。先に1stをクリアしていた漆原裕治らが「やり直しは(体力的に考えて)無理ではないか」と語っていた中、15.79秒を残して1stを見事クリア。この際、実況を担当していた小笠原亘から「ミスターSASUKE!それは長野誠だ!」と実況された。2nd、3rdも突破し、自身5度目のFINAL進出。FINALは頂上付近でタイムアップ[11]となり、自身8度目の最優秀成績者となる(ゼッケン100)。2020年現在でこの3年ぶりのFINAL進出は最長ブランクである。
第24回大会〜第26回大会
第24回は1stジャンピングスパイダーの終盤付近で転落しリタイア(ゼッケン100)。挑戦後のインタビューでは急ぎ過ぎるがあまり着地の処理を慌てて際どい所で着地したことがミスの原因だと語った[12]。
第25回は抽選によりゼッケンが決められていたものの、完全制覇の3人はシードとしてそれぞれ100(漆原裕治)、98(秋山和彦)が与えられ、長野は第17回以来となるゼッケン99番での挑戦。挑戦前に「ここが不安」と語っていたサークルスライダーでロイター板の踏み切りに失敗し、サークルを掴めず転落。自身2度目となる2大会連続の1stリタイアとなった。
第26回前にはトランポリンの練習に励んだ。1stのジャンピングスパイダーの張り付きに失敗して転落しリタイア(ゼッケン99)。自身初の3大会連続1stリタイアとなる。
第27回大会〜第31回大会
第27回は、3大会ぶりにゼッケン100番での挑戦。大会前に父が死去し、今回は「父のために2度目の完全制覇をします」と意気込んだ。1stはジャイアントスイングではロイター板を一切踏み込まずに突破。2ndは1.65秒残してのクリア。4大会振りの挑戦となった3rdは初挑戦のアルティメットクリフハンガーの4→5本目で落下した。インタビュー前、後、挑戦中のクリフハンガー前の休憩ポイントでの仲間の会話を含めて「ここが山場になるだろうとは思っていました」と語った。
40代になって初めての挑戦となった第28回は、大会前にこれまでの「第28金比羅丸」から、新しく製造された「第50金比羅丸」の船長となり、ゼッケン100番での挑戦。オールスターズ4人の脱落を見届けた後の挑戦となった。1stで猛威を振るっていたローリングエスカルゴ、スピンブリッジの難関エリアを素早く攻略し、十分に制限時間を残したまま2連そり立つ壁に到達するも、2つ目の壁を登れずタイムアップとなる(ゼッケン100)。そり立つ壁系統エリアでの脱落は第8回以来となった。
第29回はゼッケン100番での挑戦。1stの新スタートエリアであるロングジャンプをクリアしたものの、着地直後に右太腿を痛めるアクシデント。その後前回同様2連そり立つ壁の2つ目の壁でタイムアップとなった。
第30回は「塊王(長男)も理解できる年齢になったので、良いところを見せたやりたいです」と語り、ゼッケン2999番で登場。過去2回辛酸を舐めた2連そり立つ壁を1回で突破。最終エリアのランバージャッククライムを驚異の速度で登り切り、40代になって初の1stをクリア。しかし2ndスワップサーモンラダーの3段目から4段目の移動にて、バーの右側が突起に乗り切らず下段に脱線した事により、当時のルールによる失格扱いでリタイア。挑戦後のインタビューでは「バックストリームまでたどり着いてどれくらい(自分だとどれくらい疲れるのか)見てみたい(試したい)です」と語った。
第31回はゼッケン98番をつけて出場したが、1st新エリアのタックルで脚力を削られその後のそり立つ壁でタイムアップとなった。リタイア後のインタビューでは(SASUKEを続けるかどうかは)「コンディション次第ですね」と語った。
第32回大会
第32回大会前に長野はSASUKEからの引退を決意した。ゼッケンは15回目となる100番。長野の挑戦までに、1stクリア者が8人の中での挑戦となった。新エリアであったダブルペンダラムでは、バーにぶら下がりながらサンドバッグを蹴って勢いを付ける作戦が功を奏し見事突破。続く前回リタイアしたそり立つ壁を2度目で攻略するも、警告音の中、最終エリアのランバージャッククライムを登り切った直後のクリアボタンまであと僅かのところでタイムアップ。この際、日置将士や朝一眞などを始めとする現役選手から「全然いける」との声も多数挙がった。オールスターズの竹田敏浩も「よく頑張ったよ、よく頑張った」と長野の15年間の戦いの結末を労った。妻はこの時「最後の結果はどうあれ、今まで十分SASUKEに貢献してきた1人だと私は思っているので、そんな旦那を持てて私はとても誇りに思います」と語った。
挑戦終了後、引退セレモニーが行われ、オールスターズ・新世代・総合演出の乾雅人の寄せ書きが記されたペナントとステージクリアボタンがプレゼントされた[13]。スピーチでは「このSASUKEを通して、今の若い子や子供たちが私の16年間を見て、夢や希望、そして目標を持ってくれたら、ここまで頑張ったことに対して、喜びを感じて悔いなく引退できると思います。本当に今日までありがとうございました。と語った。最後は仲間たちによって胴上げされ、1stの池に落とされた。
第33回大会以降
SASUKE「20周年記念大会」である第33回、第34回では解説者として番組に出演[14]。また、長野が勤務するタカスイの社長の息子である、高須清輝(第33回ゼッケン52、第34回ゼッケン46、第35回ゼッケン63)が出場し、第33~34回では2ndサーモンラダーまで、第35回では1stドラゴングライダーまで進出している。
第34回大会は、パイプスライダーでデモンストレーターとして参加(着地に失敗)。
第35~37回大会は、収録会場に応援者として登場。第36回、第37回は横浜赤レンガ倉庫でのFINAL生放送の現場にゲストとして招待された。
第38回大会は、2019新型コロナウイルス感染拡大で外国人選手の出場ができない影響や「新型コロナウイルスで落ち込んでる世の中を少しでも元気づけたい」という思い、さらにSASUKE出場のきっかけとなった山田勝己が電撃復帰を考えていることを聞いた事もあり、復活出場。1stドラゴングライダーまで到達したが、トランポリンジャンプの際に勢いが付き過ぎたことと1本目のバーを両方とも順手で握っていた事が仇となり、重力に耐え切れずリタイア(ゼッケン98)。競技終了後、完全制覇した森本裕介とともに3rdの池に落とされた。
SASUKEに出場した大会の結果
大会別成績
大会 | ゼッケン | 記録 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
STAGE | 脱落エリア | 備考 | |||
第7回 | 87 | 1st | そり立つ壁 | タイムアップ | 全カット |
第8回 | 41 | 1st | そり立つ壁 | タイムアップ | ダイジェスト |
第9回 | 61 | 3rd | パイプスライダー | 着地失敗 | 最優秀成績 |
第10回 | 999 | 1st | ジャンプハング | 掴み失敗 | |
第11回 | 96 | FINAL | 10m綱登り | 残り約3m | 最優秀成績 |
第12回 | 100 | FINAL | 10m綱登り | ゴール地点 | 最優秀成績 |
第13回 | 100 | FINAL | 10m綱登り | ゴール付近 | 最優秀成績 |
第14回 | 100 | 3rd | ジャンピングバー | 3→4本目、掴み失敗 | |
第15回 | 100 | 2nd | メタルスピン | 掴み失敗 | |
第16回 | 100 | 3rd | デビルブランコ | 突き放したパイプに届かず落下 | |
第17回 | 99 | FINAL | 完全制覇 | SASUKE史上2人目 | 最優秀成績 |
第18回 | 96 (※) | 3rd | 新クリフハンガー | 下り段差、失格(コースアウト) | 最優秀成績タイ |
第19回 | 100 | 1st | フライングシュート | 掴み失敗 | |
第20回 | 2000 | 2nd | ダウンヒルジャンプ | 掴み失敗 | |
第21回 | 100 | 3rd | グライディングリング | 最終地点 | 最優秀成績 |
第22回 | 100 | 1st | スライダージャンプ | 掴み失敗 | |
第23回 | 100 | FINAL | Gロープ | ゴール付近 | 最優秀成績
1stは2回挑戦 |
第24回 | 100 | 1st | ジャンピングスパイダー | 対岸地点、着地ミス | |
第25回 | 99 | 1st | サークルスライダー | 掴み失敗 | |
第26回 | 99 | 1st | ジャンピングスパイダー | 張り付き失敗 | |
第27回 | 100 | 3rd | アルティメットクリフハンガー | 4→5本目 | |
第28回 | 100 | 1st | 2連そり立つ壁 | 2つ目、タイムアップ | |
第29回 | 100 | 1st | 2連そり立つ壁 | 2つ目、タイムアップ | |
第30回 | 2999 | 2nd | スワップサーモンラダー | 失格 | |
第31回 | 98 | 1st | そり立つ壁 | タイムアップ | |
第32回 | 100 | 1st | ランバージャッククライム | タイムアップ(ボタン前) | |
第38回 | 98 | 1st | ドラゴングライダー | 1本目滑走中に落下 |
- (※)第18回大会はゼッケン争奪マラソンによってゼッケンが決定
通算成績
出場数 | 2nd進出 | 3rd進出 | FINAL進出 | 最優秀成績 |
---|---|---|---|---|
27回 | 14回 | 11回 | 5回 | 8回 |
- 2020年 第38回大会終了時
- 太字は最高記録
SASUKEトライアル(2004年)
挑戦回数 | STAGE | 制限時間 | 記録 | 順位 | クリア人数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
結果 | 備考 | |||||
1回目 | 1st | 80秒 | ターザンロープ | ロープクライムへの移行失敗 | 24位 | 15人 |
2回目 | クリア | 残り時間:26.55秒 | 2位 |
最速タイム
大会 | STAGE | 制限時間 | 残りタイム | クリア人数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
第9回 | 1st | 77秒 | 22.85秒 | 7人 | |
第12回 | 1st | 85秒 | 15.82秒 | 11人 | |
2nd | 70秒 | 14.6秒 | 10人 | ||
第13回 | 1st | 80秒 | 29.03秒 | 10人 | 史上初の2大会連続最速タイム |
2nd | 70秒 | 18.77秒 | 5人 | ||
第15回 | 1st | 95秒 | 23.59秒 | 7人 | |
第18回 | 1st | 130秒 | 23.25秒 | 6人 |
テーマ曲
専用のBGMがテーマソングとして存在する。
曲名 | 出典 | 初使用回 |
---|---|---|
Last Battle | X | 第9回 |
特筆
過去7回の最速タイムを経験している。1stでは過去5回(SASUKEトライアル含む)20秒台のタイムを残しており、30秒台も一度経験している。第18回以降最速タイムから遠ざかっているが、長野は「以前より体が動かなくなったこともありますが、エリアを確実にクリアするため、あえてスピードを落としています」と語っている[10]。
過去3rdでは、クリフハンガーより手前で落ちた経験がなく、高確率で最終エリアまで進出している。また、出場者の多くが苦手としているパイプスライダーのジャンプは過去5回中4回成功している。第18回から第24回の7大会中4大会1stクリア、3回3rd進出は1位タイ。
跳躍系エリアが苦手で、これまでに第10回のジャンプハング、第15回のメタルスピン、第25回のサークルスライダー、第26回のジャンピングスパイダーで跳躍時のミスにより落下している。
14度(第20回記念大会での2000番を含めると15度)のゼッケン100番、8度の最優秀記録、5度のファイナル進出、31回のSTAGEクリア総回数はいずれも史上最多。1stを8大会連続クリアした経験もある。2nd進出回数は14回は竹田、山本に続き史上3位、3rd進出回数は11回で竹田に続き山本と並んで史上2位タイ。
最終エリア到達数は史上最多の7回。失敗したのは初の3rd進出となった第9回と、リニューアル後初の到達者となった第21回。 7回全てで最優秀成績となっている。
初めて最優秀成績者となった第9回から最後となった第23回までは群を抜く成績を修めており、8度の最優秀成績だけでなく、ほとんどの大会で上位に食い込んでいる。この間の長野の成績を三度上回ったのは白鳥文平と山田康司のみである。
史上4人目の完全制覇者である森本裕介は、「SASUKEにおける天才は誰か」という問いに対し長野の名を挙げ、「エリアの特性に合った合理的な動きをしていて、まったく無駄がありません」「エリアの攻略法を見つけるのが尋常じゃないくらい早いです」と評している[1]。
筋肉番付シリーズでの活躍
黄金筋肉(基礎体力測定)
2004年の第13回終了後、黄金筋肉内の企画として鹿児島県鹿屋体育大学で「基礎体力測定」が行われた。体脂肪率はマラソン選手に匹敵する5.7%を記録。長野は基礎トレーニングの経験が皆無であったにも関わらず、オリンピックアスリート級の数値を記録した。前田明助教授は「普段全くトレーニングしていない人がこの値を出すのは驚きです。」というコメントを残している。その反面、自他共に認めるほど柔軟性に乏しく、前屈で手が届かないほどである[9]。
種目 | 長野誠(32歳) | 男性31歳平均 |
---|---|---|
比握力 | 84% | 77% |
比背筋力 | 230% | 223% |
垂直跳び | 56cm | 54.2cm |
全身反応時間 | 0.248秒 | 0.364秒 |
腹筋(30秒) | 32回 | 20.3回 |
反復横跳び(20秒) | 63回 | 45回 |
種目 | 長野誠 | プロ選手(野球、サッカー、五輪代表など) |
---|---|---|
脚筋力発電量 | 2165w | 2000w |
全身反応時間 | 0.248秒 | 0.250秒 |
海筋肉王(バイキング)
フジテレビの「海筋肉王」にも2005年4月から10月にかけて過去2回出場。
個人戦第2弾に初参戦。長野は1stの計算エリア・パーレイで不安を抱えつつも、SASUKEオールスターズで唯一の1stクリア。FINALまで進出し、バーティカル・ロープで残り約50cm及ばず完全制覇を逃す。初挑戦にして最優秀成績となる。
個人戦第3弾に参加したが、本人が最も苦手とする1stの計算エリア・パーレイで落下。
大会 | ゼッケン | STAGE | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|
個人戦第2弾 | 90 | FINAL | バーティカルロープ | 残り約50cmタイムアップ、最優秀成績 |
個人戦第3弾 | 99 | 1st | パーレイ |
スポーツマンNo.1決定戦(モンスターボックス公認記録会)
2010年1月7日のスポーツマンNo.1決定戦「モンスターボックス(跳び箱)公認記録会」に、山本進悟、竹田敏浩と共に参加。14段を記録した。
本大会以外での出来事
- 実の姉がKUNOICHIに出場したことがある。第5回に初出場し、1stの八艘跳でリタイア。第6回はスタートエリア浮遊走でリタイア。長野は姉と共に練習もした。第8回には、長野の新妻が挑戦。2ndの円柱乗まで進出した。
- アイドリング!!!の酒井瞳とは同郷であり、KUNOICHI第8回大会で対面している。
- 完全制覇後、長野の所属する株式会社 タカスイが完全制覇記念の祝賀会を行った。会場には長野の家族や姉の姿もあった。タカスイの社長は、長野のSASUKE挑戦の度に緑山へ足を運んで応援をしていた。長野が1st、2ndで落ちた時は他の漁師や仲間に仕事の合間をぬって応援してくれ、何一つ嫌な顔せず送り出してくれる皆に会わせる顔がなく、何度もSASUKEをやめたくなったことを社長に話していたという。しかし、SASUKEは今しか出来ないということ、若いうちにしか出来ないということなどを言って励ましていたという。祝賀会では長野のスピーチが終えた後、社長からは「改めて、誠も男になった」と褒め、ファイナルステージを模したケーキの横で胴上げをし完全制覇を祝った。この模様は第17回大会の翌週日に完全ドキュメント「SASUKEに生きる男たち」で放送された。
- 2006年12月13日。お台場のマッスルパーク報道イベントに参加。その中には山田勝己、秋山和彦の顔もあった。長野はマッスルパークの各アトラクションでトップスコアも残す(苦手と言っていた頭脳系エリアの結果も悪くなかったという)。16日一般公開の日には、開園記念ゲストとして再び招かれ、子供達の前でサスケ3rdステージのセットに挑戦した。
- 2007年4月29日マグロフェスタに参加。同じ日に白鳥文平・竹田敏浩・秋山和彦も参加している。
- 2007年10月16日〈「サスケ」に挑戦しよう 春日モリモリまつり〉に参加。同じ日に、竹田敏浩・山田勝己も参加している。
- 2007年11月3日ウキウキフェスタに参加。
- 2008年4月26日マグロフェスタに参加。同じ日に山田勝己・竹田敏浩・秋山和彦も参加している。
- 2008年4月27日マグロフェスタに参加。同じ日に山田勝己・竹田敏浩・秋山和彦・山本進悟も参加している。
- 2008年7月26日に宮崎県宮崎市で“冒険ビーチ・ビーチスポーツみやざきNo.1選手権”に実況のゲストとして、参加している。同じ日に竹田敏浩も参加している。第23回ではそのイベントの優勝者である伊藤圭紀が出場し、2ndの第2エリア、サーモンラダーまで進出した。
- 2008年11月16日宮崎県延岡市の「むかばき青少年自然の家 まつり」というイベントに参加をしている。
- 2010年8月、アメリカ版SASUKE、「Ninja warrior」のSASUKE予選会に、漆原裕治、奥山義行と共にゲスト出場。トランポリンを使いバーに飛びつくエリアで落下。この模様は第26回の直前特番で放送された。
- 2010年12月30日、「男達の魂(うた)」という楽曲で歌手デビューを果たした(後述)。
- 2011年4月マグロフェスタに参加。同じ日に山田勝己・竹田敏浩・山本進悟も参加している。
作品
シングル
配信日 | タイトル | レーベル | 収録曲 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1st | 2011年4月6日 | 友情と闘いの軌跡 | スタイリッシュブルー | 1.男達の魂(うた)
2.こんぴら丸の歌~運搬船編~ 3.男達の魂(うた)カラオケ 4.こんぴら丸の歌~運搬船編~ カラオケ |
歌手デビュー作[15] |
出演
テレビ
- 筋肉番付(TBS)
- SASUKE(2001年 - TBS)
- ZONE(TBS)
- 体育王国(TBS)
- 黄金筋肉(TBS)
- 海筋肉王(フジテレビ)
- KUNOICHI(TBS、2006年第5回大会、2009年第8回大会、2018年第11回大会)
- BODY(TBS)
- サスケマニア(TBS)
- 3分限定チャレンジ 3minutes‼(2009年3月4日、TBS)
- スポーツマンNo.1決定戦(2010年1月7日、TBS、山本進悟、竹田敏浩と共に出演)
- いきなり!黄金伝説(2010年6月10日、テレビ朝日)
- 時空を超えた大実験!(2010年10月30日、TBS、山本進悟、秋山和彦、高橋賢次と共に出演)
- 世界の果てまでイッテQ!(2020年10月25日、日本テレビ)
ウェブテレビ
ラジオ
DVD
- 『SASUKE』30回記念DVD 〜SASUKEヒストリー&2014スペシャルエディション〜
脚注
- ^ a b サスケ君が断言。SASUKE史上ナンバー1の天才は「最強の漁師」. web Sportiva (2019年12月2日). 2020年1月26日閲覧。
- ^ よだらじ 第90回
- ^ その後、第7回放送後の番組『ZONE』で初放送。
- ^ 1stがリニューアルした第5回以降の20秒残しは史上初。
- ^ 以降のFINALの実況は務めた順に初田啓介、小笠原亘、駒田健吾、安住紳一郎、杉山真也のいずれかが担当している(長野が完全制覇を達成した際のFINAL実況担当は初田)。
- ^ 2位のタイムは山本進悟の13.71秒残しであり、1位と2位のタイム差15.32秒は第38回終了時点の現在でもSASUKE最高記録。
- ^ 3大会連続FINAL進出という記録は、大森晃(第1回〜第3回)と並んで歴代1位タイ。
- ^ 落ちていった3人は、いずれもバーがどちらかに傾いたときにバーを下げていた。
- ^ a b よだらじ 第106回
- ^ a b c よだらじ 第131回
- ^ 前回大会から制限時間が5秒減らされていた。
- ^ オールスターズで最も劣った成績となるのは第10回以来2度目。
- ^ 100007571357904の投稿(1736456696616692) - Facebook
- ^ sasuke_tbsのツイート(844104592790966272)
- ^ “友情と闘いの軌跡”. 2021年3月11日閲覧。
- ^ “ボブ・サップも参戦!武井壮プロデュースのアスリート頂上決戦『5種競技HAOOO5!』AbemaTVで10・22放送”. TVLIFE web (2017年10月3日). 2017年11月26日閲覧。
外部リンク
- 長野誠オフィシャルHP
- 長野誠 (@ALLSTARS_Nagano) - X(旧Twitter) - 鍵アカウントのため事実上閲覧不可
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