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一概にキングスフィールドより難易度が高いとは言えないが、全てが有限であるため緻密な戦略性が必要になり、そのハードルは高いと言える。
一概にキングスフィールドより難易度が高いとは言えないが、全てが有限であるため緻密な戦略性が必要になり、そのハードルは高いと言える。


難易度の高さ、突き放したゲームデザイン、[[バックグラウンドミュージック|BGM]]が無く効果音だけのサウンドなど、その硬派な内容は同社のソフトの中でも抜きん出ている。
難易度の高さ、突き放したゲームデザイン、[[背景音楽|BGM]]が無く効果音だけのサウンドなど、その硬派な内容は同社のソフトの中でも抜きん出ている。


本作は続編として『[[シャドウタワー アビス]]』も[[PlayStation 2]]にて発売されている。
本作は続編として『[[シャドウタワー アビス]]』も[[PlayStation 2]]にて発売されている。

2021年11月23日 (火) 09:32時点における版

シャドウタワー』は、フロム・ソフトウェアPlayStation向けに発売した主観視点アクションRPG

概要

キングスフィールドシリーズで知られるフロム・ソフトウェアが、似たインターフェイスで制作したゲームソフト。その内容はインターフェイスこそキングスフィールドと酷似していたが、システム周辺が異なる。

数々の制約やゲームデザイン、実質的にレベル上げが行えないゲームシステムで、元々難易度が高いという認識があったキングスフィールドシリーズを上回っているという印象からか、クリアを断念するプレイヤーも多かった。しかし、その洗練されたギリギリのゲームバランスに魅せられ、ファンとなったプレイヤーも多い。

一概にキングスフィールドより難易度が高いとは言えないが、全てが有限であるため緻密な戦略性が必要になり、そのハードルは高いと言える。

難易度の高さ、突き放したゲームデザイン、BGMが無く効果音だけのサウンドなど、その硬派な内容は同社のソフトの中でも抜きん出ている。

本作は続編として『シャドウタワー アビス』もPlayStation 2にて発売されている。

成長システム

本作はRPGながらレベルという概念が無い。その代わりモンスター毎に上昇するステータスが設定されており、モンスターを倒した際に、それが少しずつプレイヤーに蓄積される仕組みになっている。また、ステータスにポイントを割り当てるアイテムなども存在し、それらによってプレイヤーを強化していく。

しかし、アイテム並びにモンスター数も固定なため、実質的にレベル上げと呼ばれるような行動は不可能であり、プレイヤーはいかに有限の敵を探し出して駆逐し、数限られた強化アイテムを使用するかという選択を常に迫られる。

アイテム

全てのアイテムは有限(アイテムは購入可能だが、購入するための対価であるクーンが有限)なため、回復アイテム1つ取っても使いどころが問われる。

武器や防具などの装備品には耐久度があり、耐久度が0になった装備は使うことができない。耐久度はHPと引き換えに修繕が可能だが、回復アイテムが有限である以上HPも有限であり、その取捨選択も重要。装備品は回復アイテムと交換することができるが、逆は不可能。

ただし、武具にはHP自動回復効果を持つものや、HP吸収効果を持つものなどもあるので、それらを手に入れることでアイテムの消費無しに回復は可能。しかし自動回復では最大HPの半分までしか回復は行われない。また自動回復にはかなり時間を要するが、自動回復効果は重複するため、武具を複数装備することで回復を早めることもできる。

関連項目

外部リンク