コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「激突トマラルク」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
外部リンク: カテゴリの修正
Cewbot (会話 | 投稿記録)
38行目: 38行目:


=== サウンド ===
=== サウンド ===
ゲーム内の[[バックグラウンドミュージック|BGM]]にもL'Arc〜en〜Cielの楽曲が使われている<ref>メニュー画面では「[[ark (アルバム)|Larva]]」、レース中のBGMでは「[[STAY AWAY]]」「[[Driver's High]]」「[[ray (アルバム)|trick]]」「[[REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|ROUTE 666]]」のアレンジ版を使用</ref>。
ゲーム内の[[背景音楽|BGM]]にもL'Arc〜en〜Cielの楽曲が使われている<ref>メニュー画面では「[[ark (アルバム)|Larva]]」、レース中のBGMでは「[[STAY AWAY]]」「[[Driver's High]]」「[[ray (アルバム)|trick]]」「[[REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|ROUTE 666]]」のアレンジ版を使用</ref>。


=== 遊び方 ===
=== 遊び方 ===

2021年11月23日 (火) 09:36時点における版

激突トマラルク
TOMARUNNER VS L'Arc〜en〜Ciel
ジャンル レーシングゲーム
対応機種 PlayStation
開発元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
プロデューサー 佐藤明(エグゼクティブ)
竹野史哉(エグゼクティブ)
桐田富和
ディレクター hyde(エグゼクティブ)
小谷浩之
人数 1 - 2人
メディア CD-ROM
発売日 2000年7月19日
2001年12月6日(PS one Books)
テンプレートを表示

激突トマラルク TOMARUNNER VS L'Arc〜en〜Ciel』(げきとつトマラルク トマランナー ヴァーサス ラルク アン シエル)は、2000年7月19日ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたプレイステーションレーシングゲーム

概要

1999年7月22日発売のゲームソフト『激走トマランナー』(以下、『激走』)がベースで、そのマイナーチェンジ版にあたる。hydeL'Arc〜en〜Ciel)がこの『激走』を非常に気に入ったのがきっかけで、L'Arc〜en〜Cielのメンバーが全面的に企画へ参加するプロジェクトとなった[1]

本作では、L'Arc〜en〜Cielの4人をデフォルメしたキャラクターがメインキャラクターとして登場し、キャラクターボイスも4人の声を使用。一定条件を満たすことで、キャラクターによる「」のライヴ風映像をバックにしたエンディングクレジットが流れる。なお、コースの数や装飾・登場キャラクターは元となった『激走』から数点省かれており、ゲーム内容が完全に共通している訳ではない。また、あくまでL'Arc〜en〜Cielのメンバーをメインとしているため、『激走』のオリジナルキャラクターは対戦相手として本編に登場する。

この作品は当時人気絶頂であったL'Arc〜en〜Cielが自身達のダークなイメージを払拭し、ヴィジュアル系という印象から脱するために製作したゲームだとされている。だが、ゲームライターの中には「ゲーム性はともかく、L'Arc〜en〜Cielが人気を得て調子に乗っていた様子が見て取れる」という趣旨の否定的な記述をする者もいる[1]

サウンド

ゲーム内のBGMにもL'Arc〜en〜Cielの楽曲が使われている[2]

遊び方

ルールは基本的に『激走』と共通で、プレイヤーはキャラクターを操作しながらステージを走り、「どんな手を使っても相手より先にゴールすれば勝ち」というルール[1]。コーナーなどでは鉄棒に掴まったりマットにタッチすることによってスピードが上がるため、上手に使用することが速く走るコツとなる。また、コース上には時々障害物が登場する。

ホーミングミサイルや地雷など、相手を邪魔する武器を装備できたり、アイテムで能力を強化したり、またコスチュームチェンジが可能な点なども『激走』から引き継がれている。

キャラクター

hyde
スピードタイプのランナー。軽量で扱いやすく、初心者向け。ちなみに、デモプレイではhyde本人の操る「hyde」の走りが見ることが可能である。
ken
パワータイプのランナー。無精髭とサングラスが特徴。やや上級者向けと言える。
tetsu
テクニックに優れたランナー。シャア・アズナブルを想起させるセリフを多用する。「ロケットダッシュ」が使用可能。
yukihiro
耐久力があるランナー。ドラムスティックで攻撃することがある。「タツマキダッシュ」が使用可能。

この他、『激走』のオリジナルキャラクターも登場。

秘密のトマラン大会

関連イベントとして、「秘密のトマラン大会」が2000年11月に開催された[3]

ソニー・マガジンズから発行された公式攻略本「激突トマラルク PERFECT GUIDE BOOK[4]」に付属する応募券と合わせて、好タイムを記録したビデオを送付すると、抽選のうち10名はhyde本人と対決でき、100名はその模様を観戦できるというもの[5]。大会はパーティなどに用いられるクルーザー内で行われ、司会はラジオDJのやまだひさしが担当[3]。hydeに勝利すると、賞品としてhydeの私物(ミュージック・ビデオで本人が着用した衣装)やオリジナルグッズが贈呈された[3]

脚注

  1. ^ a b c 株式会社QBQ編 『プレイステーションクソゲー番付』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118346 p49
  2. ^ メニュー画面では「Larva」、レース中のBGMでは「STAY AWAY」「Driver's High」「trick」「ROUTE 666」のアレンジ版を使用
  3. ^ a b c 「L'Arc〜en〜Ciel Official Fan Club Magazine LE-CIEL」2000年冬号 p4-5、2000年。
  4. ^ ISBN 9784789793322
  5. ^ 「L'Arc〜en〜Ciel Official Fan Club Magazine LE-CIEL」2000年秋号 p26、2000年。

関連項目

外部リンク