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2022年10月6日 (木) 22:34時点における版
岡山県立津山商業高等学校 | |
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北緯35度4分13秒 東経134度0分15.5秒 / 北緯35.07028度 東経134.004306度座標: 北緯35度4分13秒 東経134度0分15.5秒 / 北緯35.07028度 東経134.004306度 | |
過去の名称 |
津山町立津山商業学校 岡山県津山商業学校 岡山県津山拓殖学校 岡山県津山商業学校 岡山県立津山商業高等学校(第一次) 岡山県立津山北園高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 岡山県 |
校訓 | 自彊 |
設立年月日 | 1920年(大正9年) |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
設置学科 |
地域ビジネス科 情報ビジネス科 |
学校コード | D133210000178 |
高校コード | 33119J |
所在地 | 〒708-0004 |
岡山県津山市山北531番地 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
岡山県立津山商業高等学校(おかやまけんりつつやましょうぎょうこうとうがっこう)は、岡山県津山市山北にある公立高等学校である。略称は「津商(つしょう)」または「商業(しょうぎょう)」。岡山県北部における商業教育の拠点校。
設置学科
- 全日制課程
- 商業科
- 1年生のみ全員
- 地域ビジネス科(商業に関する学科)
- (2007年より、旧: 商業科)
- 将来的な就職先を地元企業をめざし、商業分野のなかでもマナーなどを重視している。
- 国際ビジネス科(商業に関する学科)
- (2007年より、旧: 国際経済科)
- 2015年入学分より廃止。2014年入学者が最後。他の学科に比べ商業科目が少ないが、英語に力をいれており、普通科では習わないようなビジネスで活用する英語を学ぶ。
- 情報ビジネス科(商業に関する学科)
- (2007年より、旧: 情報処理科)
- プログラミングや電子商取引など、現代のIT化を率先して仕事できることをめざし、コンピュータ関連の授業を入れている。
なお、どの科でも全体授業数の半分以上は、「普通科目」である。
沿革
- 1920年(大正9年)3月27日 - 津山町立津山商業学校設立認可。生徒定員300名、修業年限予科1年、本科3年、入学資格高等小学校第1学年終了程度。
- 1921年(大正10年)
- 3月31日 - 校舎新築落成。
- 5月14日 - 校舎落成式並びに開校式挙行。この日を創立記念日とする。
- 1922年(大正11年)2月21日 - 修業年限5年、入学資格を尋常小学校卒業程度と変更。
- 1928年(昭和3年)4月1日 - 県営移管、校名を岡山県津山商業学校と改称。
- 1944年(昭和19年)3月17日 - 教育ニ関スル戦時非常措置により岡山県津山商業学校を解消。商業拓殖科を設置し岡山県津山拓殖学校として開校。
- 1946年(昭和21年)4月1日 - 商業拓殖科を廃止し岡山県津山拓殖学校を解消。岡山県津山商業学校に復帰。
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革により岡山県立津山商業高等学校に移行。商業科を設置。
- 1949年(昭和24年)8月31日 - 公立高校再編成により校名を岡山県立津山北園高等学校と改称。
- 1950年(昭和25年)4月1日 - 男女共学となる。
- 1953年(昭和28年)4月1日 - 校名を岡山県立津山商業高等学校と改称。
- 1967年(昭和42年)4月1日 - 貿易科(定員50名)を新設。
- 1984年(昭和59年)4月1日 - 貿易科募集停止。情報処理科(定員90名)を新設。
- 1994年(平成6年)4月1日 - 国際経済科(定員80名)を新設。
- 2001年(平成13年)5月14日 - 創立80周年記念式典を挙行。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 商業科、国際経済科、情報処理科募集停止。地域ビジネス科(定員80名)、国際ビジネス科(定員40名)、情報ビジネス科(定員80名)を新設。
- 2011年(平成23年)5月14日 - 創立90周年記念式典を挙行。
校訓
- 自彊
- 天地日時の運行は寸時もやまず、しかも永久に変らぬ規律をもって進行するという。人間もこうした大自然の恒久不変の規を参考に、自己と友を練磨し、学業・職務に励まなければいけない。自彊とは、努力してやまず、変らぬ四季の運行に模して、常に反省・学習することである。
年間行事
- 4月 - 入学式
- 7月 - 音楽祭
- 9月 - 自彊祭(じきょうさい)
- 10月 - 津商モール
- 全生徒での販売実習
- 2月 - 球技大会
- 3月 - 卒業式
学校生活
- クラス分けは下記の通り。
- 地域ビジネス科 : 1組、2組
- 情報ビジネス科 : 3組、4組
- 「簿記」や「情報処理」など商業高校の特色でもある科目の資格取得を目指す。また英語系の検定も取得奨励している。
- 最近では国公立大学への進学者も徐々に増えている。
- 全てのHR(ホームルーム)に冷暖房完備。
- 校内には食堂はなく、パンなど軽食を売っている売店がある。
- 1967年(昭和42年)、不祥事(元部員の暴力事件)の責任を取り、第39回選抜高等学校野球大会の内定を辞退した。
- 学校マスコット「つーちゃん」が制定されている。
- 校内には生徒が自由に使用して良いトレーニングルームがあるなど、部活動にも力をいれている学校であることがうかがえる。
- 朝のSHRの前に10分間の「朝読」がある。高校で朝読があるのは珍しい。
- 「目指せ!日本一のビジネスマナー校」とキャッチコピーをしており、校則はかなり厳しい。
- 国家資格の基本情報技術者試験(FE)の午前科目免除制度の認定校となっている[1][2]。
制服
- 男子
- 白カッターシャツに茶、エンジのいずれかのネクタイ(正装は 茶 )、紺のブレザー、グレーのスラックスを着用。これが基本スタイルで、夏は半そでカッターシャツを着用する。なお、夏はネクタイをはずしても良い。
- 女子
- 白ブラウスに茶、エンジ(正装は 茶 )のいずれかのリボン、紺のブレザー、チェック柄のブラウンのスカートを着用。これが基本スタイルとなる。夏はベージュを基調としたセーラーブラウスがあり、これには専用のリボンをつける。リボンと同じ柄の黒とベージュを重ねたスカートを着用する。
- 女子については初夏、秋にはブレザーの代わりに同じ紺のベストも着用できる。
活躍
コンピュータ部・ワープロ部
- 日本情報処理協会検定主催
- 第18回全国パソコン技能競技大会(2004年)
- 団体準優勝(情報処理競技)
- 個人優勝(情報処理競技)
- 団体準優勝(日本語ワープロ競技)
- 第19回全国パソコン技能競技大会(2005年)
- 団体優勝(情報処理競技)
- 団体3位(日本語ワープロ競技)
- 第20回全国パソコン技能競技大会(2006年)
- 団体優勝(情報処理競技)
- 個人優勝(情報処理競技)
- 第21回全国パソコン技能競技大会(2007年)
- 団体優勝(情報処理競技)
- 個人優勝(情報処理競技)
- 第22回全国パソコン技能競技大会(2008年)
- 団体優勝(情報処理競技)
- 個人優勝(情報処理競技)
- 第23回全国パソコン技能競技大会(2009年)
- 団体優勝(情報処理競技)
- 個人優勝(情報処理競技)
- 団体3位(日本語ワープロ競技)
- 第25回全国パソコン技能競技大会(2011年)
- 団体3位(情報処理競技)
- 第26回全国パソコン技能競技大会(2012年)
- 団体3位(情報処理競技)
- 第27回全国パソコン技能競技大会(2013年)
- 団体3位(情報処理競技)
- 第28回全国パソコン技能競技大会(2014年)
- 団体3位(情報処理競技)
- 個人3位(情報処理競技)
- 第29回全国パソコン技能競技大会(2015年)
- 団体3位(情報処理競技)
- 岡山県高等学校商業教育協会主催
- 第102回岡山県高等学校商業実務競技大会(2006年)
- 団体総合優勝
- 情報処理の部 団体優勝・個人優勝
- ワープロの部 団体優勝
- 第103回岡山県高等学校商業実務競技大会(2007年)
- ワープロの部 団体優勝・個人優勝
ソフトボール部
- 第45回岡山県高等学校総合体育大会 兼 第59回全日本高等学校女子選手権大会県予選会(2007年)優勝
- 第28回全国高等学校ソフトボール選抜大会岡山県予選(2009年)優勝
- 第28回全国高等学校ソフトボール選抜大会(2010年)出場
- 第50回岡山県高等学校総合体育大会 兼 第63回全日本高等学校女子ソフトボール選手権大会県予選会(2011年)優勝
著名な出身者
- 矢山有作(元衆議院議員)
- 宮地昭範(元津山市長)
- 朝日茂(朝日訴訟原告)
- 西山敏明(元プロ野球選手)
- 中室幹雄(元プロ野球選手)
- 福井保夫(元プロ野球選手)
- 山本晳(大阪偕星学園高野球部2015夏大阪府大会優勝監督・尽誠学園野球部コーチ・元韓国プロ野球選手)
- 河中あい(グラビアアイドル)
- 河本太(お笑いコンビ・ウエストランド、ボケ担当)
- 井口浩之(お笑いコンビ・ウエストランド、ツッコミ担当)
- 服部昇大(漫画家)
脚注
- ^ IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:情報処理技術者試験:午前試験免除 基本情報技術者試験(FE)
- ^ “認定免除対象講座の一覧(PDF)”. 独立行政法人 情報処理推進機構. 2021年7月29日閲覧。