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2022年11月23日 (水) 10:38時点における版

スメル山
1985年
標高 3,676 m
所在地 インドネシアの旗 インドネシア 東ジャワ州
位置 南緯8度06分28.8秒 東経112度55分12秒 / 南緯8.108000度 東経112.92000度 / -8.108000; 112.92000座標: 南緯8度06分28.8秒 東経112度55分12秒 / 南緯8.108000度 東経112.92000度 / -8.108000; 112.92000
種類 成層火山
最新噴火 2021年12月
スメル山の位置(ジャワ島内)
スメル山
スメル山 (ジャワ島)
スメル山の位置(インドネシア内)
スメル山
スメル山 (インドネシア)
プロジェクト 山
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スメル山(スメルさん、Gunung Semeru)は、インドネシアジャワ島にある火山。ジャワ島の最高峰であり、標高は 3,676m。最も活動している火山の1つである。別名マハメル(「偉大な山」の意)。

概要

ジャワ島の東側の海岸平野に忽然とそびえる急峻な山で、テンゲル火山群の南端にある。山名は古代インドにおいて世界の中心にそびえる聖山とされていたスメール山(須弥山)に由来する。

山頂火口での頻発する小規模なブルカノ式噴火でよく知られている[1]。スメル山の噴火歴は多く、1818年以降少なくとも55回の噴火が記録されており、そのうち10回の噴火では犠牲者が出ている。溶岩流火砕流が記録されている。やや規則的に中規模の噴火を繰り返す。1967年以降は定常的に噴火を繰り返し、10分おきぐらいに小爆発を繰り返している。

この山には常に登山者が登っており、北側にあるRanoPani村から登ることが多い。しかし、火山ガス吸引による犠牲者も出ている。

2021年の噴火

2021年12月4日、大規模な噴火が発生し、大きな被害が出た[2][3]。12月10日現在、これまでに火砕流等により少なくとも43人が死亡し13人が行方不明となっている[4][5]

脚注

  1. ^ 西村太志, 井口正人, 川口亮平, Surono, Muhamad Hendrasto, Umar Rosadi, 「2-A08 インドネシア・スメル山のガス噴出イベントに先行する山体膨張(火山振動,口頭発表)」『日本火山学会講演予稿集』 2010年 2010巻 セッションID 2-A08, p.26-, 日本火山学会, doi:10.18940/vsj.2010.0_26
  2. ^ Jamaluddin, Masrur; Gigova, Radina (4 December 2021). "Indonesia's Mount Semeru: Thousands flee as volcano erupts". edition.cnn.com (アメリカ英語). CNN. 2021年12月5日閲覧
  3. ^ "ジャワ島噴火、死者34人に インドネシア、集団移転へ". 産経ニュース. 産経新聞社. 7 December 2021. 2021年12月8日閲覧
  4. ^ "ジャワ島噴火、死者43人に 火山灰かき分け手探り捜索". 中日新聞Web. 中日新聞社. 10 December 2021. 2021年12月10日閲覧
  5. ^ "ジャワ島噴火、捜索難航 死者43人に インドネシア・社会・事件". NNA.ASIA. アジア経済ニュース. 10 December 2021. 2021年12月10日閲覧

関連項目

外部リンク