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『'''たそがれたかこ'''』は、[[入江喜和]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。『[[BE・LOVE]]』([[講談社]])にて、2013年17号から2017年11号まで連載された。また、2017年15号には、番外編として8ページの後日談が掲載された。さらに、2018年5月発売の「[[ダ・ヴィンチ]]」にもインタビューとともにスピンオフ版「うわがき たかこ」が掲載された<ref name="kiwa2018_5_1">[https://ameblo.jp/irie-kiwa/entry-12372772412.html キワ者便り 「「たかこ」スピンオフカラー」2018年5月1日]</ref>。 |
『'''たそがれたかこ'''』は、[[入江喜和]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。『[[BE・LOVE]]』([[講談社]])にて、2013年17号から2017年11号まで連載された。また、2017年15号には、番外編として8ページの後日談が掲載された。さらに、2018年5月発売の「[[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチ]]」にもインタビューとともにスピンオフ版「うわがき たかこ」が掲載された<ref name="kiwa2018_5_1">[https://ameblo.jp/irie-kiwa/entry-12372772412.html キワ者便り 「「たかこ」スピンオフカラー」2018年5月1日]</ref>。 |
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== あらすじ == |
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* (ブログ掲載)「発売決定」<ref>[https://ameblo.jp/irie-kiwa/entry-12294178069.html キワ者便り 「発売決定」2017-07-20]</ref> |
* (ブログ掲載)「発売決定」<ref>[https://ameblo.jp/irie-kiwa/entry-12294178069.html キワ者便り 「発売決定」2017-07-20]</ref> |
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* [[たそがれたかこ 番外編 公平くん男道]](2017年8月、講談社『BE・LOVE』15号、8ページ小品 最終話の後日談で碧海も少し登場。公平の父・雄造の顔が見られる)(「キワ本」(入江喜和 画業30周年記念同人誌 2019年9月15日発売、作者自身よる同人誌)に収録) |
* [[たそがれたかこ 番外編 公平くん男道]](2017年8月、講談社『BE・LOVE』15号、8ページ小品 最終話の後日談で碧海も少し登場。公平の父・雄造の顔が見られる)(「キワ本」(入江喜和 画業30周年記念同人誌 2019年9月15日発売、作者自身よる同人誌)に収録) |
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* たそがれたかこ 特別描き下ろし うわがき たかこ(2018年5月、KADOKAWA『[[ダ・ヴィンチ]]』6月号、2ページカラー作品 上記のさらに後日談)(「キワ本」に収録) |
* たそがれたかこ 特別描き下ろし うわがき たかこ(2018年5月、KADOKAWA『[[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチ]]』6月号、2ページカラー作品 上記のさらに後日談)(「キワ本」に収録) |
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* [[爛漫、キャンディーズ]](2019年、ブログ・キワ者便りにて掲載)(「[[おかめ日和]]」のちーちゃん・「[[ゆりあ先生の赤い糸]]」のみーちゃん、「'''たそがれたかこ'''」の公平くんとまきっぺの赤ちゃんが、将来出会ったら?という4コマ漫画)(「キワ本」に収録) |
* [[爛漫、キャンディーズ]](2019年、ブログ・キワ者便りにて掲載)(「[[おかめ日和]]」のちーちゃん・「[[ゆりあ先生の赤い糸]]」のみーちゃん、「'''たそがれたかこ'''」の公平くんとまきっぺの赤ちゃんが、将来出会ったら?という4コマ漫画)(「キワ本」に収録) |
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2022年12月7日 (水) 22:20時点における版
『たそがれたかこ』は、入江喜和による日本の漫画作品。『BE・LOVE』(講談社)にて、2013年17号から2017年11号まで連載された。また、2017年15号には、番外編として8ページの後日談が掲載された。さらに、2018年5月発売の「ダ・ヴィンチ」にもインタビューとともにスピンオフ版「うわがき たかこ」が掲載された[1]。
あらすじ
主人公の片岡たかこは45歳のバツイチ女性。元夫との間に娘・一花がいるが、娘は元夫に引き取られている。たかこはアパート大家をしている母の小夜子と母子2人で暮らしているが、職場と家を往復するだけの平凡な日々に寂しさを感じていた。
そんなある日の深夜、飲食店を営む男性・美馬修平と出会い、彼に名前を聞かれた際に咄嗟に「谷在家(やざいけ)」と偽名を名乗ってしまう。その名前はたかこが好きなアーティスト・谷在家光一から取ったものだった。光一の曲に魅せられて徐々に明るくなるたかこ。しかしそんな時に娘の一花が不登校&拒食症になっていることを知る。
登場人物
- 片岡 隆子(かたおか たかこ)
- 45歳のバツイチ女性。子供のころから人付き合いが苦手で、高校時代には同級生に馴染めず[注 1]不登校になる。後に小野島と結婚するが、その性格が災いして結婚生活もうまくいかず[注 2]離婚。離婚後はアパートの大家をしている母と暮らしている。
- 社員食堂でパートをしているが、友人と呼べる人はほとんどおらず、平凡な日々を過ごしていた。しかしラジオで光一の曲を聴いてから外見・内面共に明るくなっていく。
- 小野島 一花(おのじま いちか)
- たかこの娘で中学3年生。中高一貫校に通っているが、拒食症を患い不登校になる。幼少期に両親が離婚し、父親と継母と暮らしているが、たかこの家を時々訪れており、たかことの仲は悪くない。
- 谷在家 光一(やざいけ こういち)
- 音楽バンド「ナスティインコ」のボーカル。歌手活動の他にラジオ番組も持っている。バンドメンバーはベースの倉地慎「ラッチ」とドラムの児玉直哉「タマちゃん」。
- 美馬 修平(みま しゅうへい)
- 飲食店「viva(ビバ)」の店主。若々しい外見と気さくな性格で若い女性にもモテる。
- 尾野 公平(おの こうへい)
- 「viva」で働く青年。修平は大叔父。たかこのアパートの隣人でもある。一花に一目ぼれ[2]するが、マキと一時期関係をもつ。
- 小野島 馨(おのじま かおる)
- たかこの元夫で一花の父。再婚し若い妻(18歳年下)との間に赤ちゃんがいる。たかことの離婚後は一花を引き取り育てていた。一花を中高一貫校に通わせるなど教育熱心な父親だが、何でも決め付けがちな一方的な性格。
- 片岡 小夜子(かたおか さよこ)
- たかこの母で80歳[注 3]。アパート「サンコートカタオカ」の大家をしている。夫(たかこの父)とは死別している。決して人は悪くないのだが依存的且つマイペースな性格で、たかこをイラつかせることが多い(マイペースな性格ゆえ本人はたかこをイラつかせている自覚はない様子)。耳が遠いため補聴器を使っているが、付け忘れることが多く度々聞き間違いをする。孫の一花と頻繁に会えない寂しさもあってか、隣人である清瀬の幼い娘(ほのちゃん・みーちゃん)を清瀬が仕事から帰宅するまで預かったりしている。[注 4]
- 若いころはおしゃれな美人として評判だった様子。今朝子という双子の妹がいる。
- 植松 碧海(うえまつ おおみ)
- たかこのアパートの103号室に住む中学2年生の少年。年の若い母親と二人暮らし。不登校。ナスティインコのファンで「黒インコ」というラジオネームを持つ。
- 真田(さなだ)
- たかこが勤務する社員食堂の同僚女性。職場内で唯一たかこに対して親しく声をかけてくれる。
- 清瀬(きよせ)
- たかこと小夜子の隣(102号室)の住人でシングルマザー。仕事で忙しい平日には、「ほのちゃん・みーちゃん」という2人の幼い娘の面倒をたかこと小夜子に見てもらっている。後に再婚することになり、それを機にアパートを出た。
- マキ
- 美馬と同棲している劇団員の女性。23歳。一花が「ティンカーベルみたい」と見初める程の美貌とスタイルの持ち主。美馬と交際したてのころは、他の女性への警戒心からたかこにそっけない態度で接していたが、その後は普通の対応になる。美馬とも順調に交際していたかと思われていたが、一時期、その年齢差から少しだけひずみが生じてしまい、流れで公平とも関係をもってしまう。その他にも不特定の異性と関係していたらしく、9巻では父親不明のまま妊娠が判明する。
書誌情報
- 入江喜和 『たそがれたかこ』 講談社〈KCデラックス BE LOVE〉、全10巻
- 2014年4月11日発売[3]、ISBN 978-4-06-376964-7
- 2014年5月13日発売[4]、ISBN 978-4-06-376981-4
- 2014年11月13日発売[5]、ISBN 978-4-06-377084-1
- 2015年3月13日発売[6]、ISBN 978-4-06-377146-6
- 2015年7月13日発売[7]、ISBN 978-4-06-377223-4
- 2015年11月13日発売[8]、ISBN 978-4-06-377351-4
- 2016年4月13日発売[9]、ISBN 978-4-06-377444-3
- 2016年9月13日発売[10]、ISBN 978-4-06-393007-8
- 2017年2月13日発売[11]、ISBN 978-4-06-393144-0
- 2017年8月9日発売[12]、ISBN 978-4-06-393228-7
単行本未収録(番外編・スピンオフ等)
- (ブログ掲載)たかこ簡単マンガ1 「弾き語り」[13]
- (ブログ掲載)たかこ簡単マンガ2 「この歌の良さがいつかきっと君にも…」[14]
- (ブログ掲載)簡単マンガ 番外編 「みなちゃまごめんなさい」[15]
- (ブログ掲載)たかこ簡単マンガ3 「待ちに待ったぜ!!のCDを買った時のアレ」[16]
- (ブログ掲載)「発売決定」[17]
- たそがれたかこ 番外編 公平くん男道(2017年8月、講談社『BE・LOVE』15号、8ページ小品 最終話の後日談で碧海も少し登場。公平の父・雄造の顔が見られる)(「キワ本」(入江喜和 画業30周年記念同人誌 2019年9月15日発売、作者自身よる同人誌)に収録)
- たそがれたかこ 特別描き下ろし うわがき たかこ(2018年5月、KADOKAWA『ダ・ヴィンチ』6月号、2ページカラー作品 上記のさらに後日談)(「キワ本」に収録)
- 爛漫、キャンディーズ(2019年、ブログ・キワ者便りにて掲載)(「おかめ日和」のちーちゃん・「ゆりあ先生の赤い糸」のみーちゃん、「たそがれたかこ」の公平くんとまきっぺの赤ちゃんが、将来出会ったら?という4コマ漫画)(「キワ本」に収録)
脚注
注釈
出典
- ^ キワ者便り 「「たかこ」スピンオフカラー」2018年5月1日
- ^ 一花を見た当初は高3から大学生くらいかと思っていたようだが、実際の年齢が15歳の中学生だと知りショックを受けている描写がある
- ^ “『たそがれたかこ(1)』(入江喜和)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年4月13日閲覧。
- ^ “『たそがれたかこ(2)』(入江喜和)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年4月13日閲覧。
- ^ “『たそがれたかこ(3)』(入江喜和)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年4月13日閲覧。
- ^ “『たそがれたかこ(4)』(入江喜和)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年4月13日閲覧。
- ^ “『たそがれたかこ(5)』(入江喜和)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年4月13日閲覧。
- ^ “『たそがれたかこ(6)』(入江喜和)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年4月13日閲覧。
- ^ “『たそがれたかこ(7)』(入江喜和)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年4月13日閲覧。
- ^ “『たそがれたかこ(8)』(入江喜和)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年9月13日閲覧。
- ^ “『たそがれたかこ(9)』(入江喜和)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2017年2月13日閲覧。
- ^ “『たそがれたかこ(10)』(入江喜和)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2017年8月9日閲覧。
- ^ キワ者便り たかこ簡単マンガ1 「弾き語り」2017-07-01
- ^ キワ者便り たかこ簡単マンガ2 「この歌の良さがいつかきっと君にも…」2017-07-03
- ^ キワ者便り 簡単マンガ 番外編 「みなちゃまごめんなさい」2017-07-08
- ^ キワ者便り たかこ簡単マンガ3 「待ちに待ったぜ!!のCDを買った時のアレ」2017-07-15
- ^ キワ者便り 「発売決定」2017-07-20