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== 来歴 ==
== 来歴 ==
[[2011年]]、[[笹井宏之]]『えーえんとくちから』と[[石川啄木]]『[[一握の砂]]』を読んだことで作歌を始める<ref name=":1">『[[NHK短歌]]』[[NHK出版]]、2018年5月号、p.82</ref><ref name=":0">『短歌研究 』[[短歌研究社]]、2022年8月号、pp.66-67</ref>。短歌結社には所属せず、活動初期は新聞や雑誌の短歌投稿欄を作品発表の場としていた。はじめて採用されたのはフリーペーパー紙『うたらば』<ref name=":1" />。その後は『[[夜はぷちぷちケータイ短歌]]』や『短歌あります』([[ダ・ヴィンチ]])、新聞歌壇などで常連投稿者になる<ref>『短歌研究』短歌研究社、2022年8月号、p.67</ref><ref group="注釈">『短歌ください』への投稿作は『短歌ください そのニ』 (ダ・ヴィンチブックス 、ISBN 978-4-04066-368-5)に収録。</ref>。
[[2011年]]、[[笹井宏之]]『えーえんとくちから』と[[石川啄木]]『[[一握の砂]]』を読んだことで作歌を始める<ref name=":1">『[[NHK短歌]]』[[NHK出版]]、2018年5月号、p.82</ref><ref name=":0">『短歌研究 』[[短歌研究社]]、2022年8月号、pp.66-67</ref>。短歌結社には所属せず、活動初期は新聞や雑誌の短歌投稿欄を作品発表の場としていた。はじめて採用されたのはフリーペーパー紙『うたらば』<ref name=":1" />。その後は『[[夜はぷちぷちケータイ短歌]]』や『短歌あります』([[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチ]])、新聞歌壇などで常連投稿者になる<ref>『短歌研究』短歌研究社、2022年8月号、p.67</ref><ref group="注釈">『短歌ください』への投稿作は『短歌ください そのニ』 (ダ・ヴィンチブックス 、ISBN 978-4-04066-368-5)に収録。</ref>。


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[[2014年]]8月、『選択と削除』で第57回[[短歌研究新人賞]]次席<ref>『短歌研究』短歌研究社、2014年9月号、 pp.72-73</ref>。選者の[[穂村弘]]からは「アイロニカルな眼差し」「批評を突き抜けたブラックユーモア」<ref>『短歌研究』短歌研究社、2014年9月号、p.103</ref>を評価される。同年12月、[[書肆侃侃房]]から第一歌集『サイレンと犀』を出版。

2022年12月7日 (水) 22:38時点における版

岡野 大嗣(おかの だいじ、1980年1月1日[1] - )は、日本歌人大阪府出身[2]豊中市在住。無所属。

岡野 大嗣
おかの だいじ
誕生 1980年1月1日
日本・大阪府
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
活動期間 2011年 -
ジャンル 短歌
主な受賞歴 第57回短歌研究新人賞次席
デビュー作 サイレンと犀(2014年)
ウィキポータル 文学
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来歴

2011年笹井宏之『えーえんとくちから』と石川啄木一握の砂』を読んだことで作歌を始める[3][4]。短歌結社には所属せず、活動初期は新聞や雑誌の短歌投稿欄を作品発表の場としていた。はじめて採用されたのはフリーペーパー紙『うたらば』[3]。その後は『夜はぷちぷちケータイ短歌』や『短歌あります』(ダ・ヴィンチ)、新聞歌壇などで常連投稿者になる[5][注釈 1]

2014年8月、『選択と削除』で第57回短歌研究新人賞次席[6]。選者の穂村弘からは「アイロニカルな眼差し」「批評を突き抜けたブラックユーモア」[7]を評価される。同年12月、書肆侃侃房から第一歌集『サイレンと犀』を出版。

2018年木下龍也との共著歌集『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』を出版。発行部数は1万3千部(2020年12月28日時点)[8]

2020年、ナナロク社の「あたらしい歌集選考会」の選考者に就任[9]

作品

歌集

共著

アンソロジー

連載

脚注

注釈

  1. ^ 『短歌ください』への投稿作は『短歌ください そのニ』 (ダ・ヴィンチブックス 、ISBN 978-4-04066-368-5)に収録。

出典

  1. ^ 『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』ナナロク社、2018年、p.138
  2. ^ コラム/オトコの別腹/岡野大嗣さん「西洋茶館」の苺(いちご)のショートケーキ-朝日マリオン・コム-”. www.asahi-mullion.com. 2022年9月13日閲覧。
  3. ^ a b NHK短歌NHK出版、2018年5月号、p.82
  4. ^ 『短歌研究 』短歌研究社、2022年8月号、pp.66-67
  5. ^ 『短歌研究』短歌研究社、2022年8月号、p.67
  6. ^ 『短歌研究』短歌研究社、2014年9月号、 pp.72-73
  7. ^ 『短歌研究』短歌研究社、2014年9月号、p.103
  8. ^ 気鋭の歌人、木下龍也 「天才による 凡人のための短歌教室」 周南出身、初の入門書”. 周南・下松・光の地域のニュースを届ける新聞社|新周南新聞社. 2022年9月13日閲覧。
  9. ^ 「あたらしい歌集選考会」のお知らせ|ナナロク社|note”. note(ノート). 2022年9月13日閲覧。

参考文献

「「短歌ブーム」岡野大嗣インタビュー(聞き手=渡辺祐真/スケザネ)」『短歌研究』短歌研究社、2022年8月号

外部リンク