「バーン (ダイの大冒険)」の版間の差分
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「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-の登場人物の2006年12月20日 (水) 17:41 (UTC) から分割(主執筆者:GYEBSJGFA,Magu,ハエたたき,202.157.14.117)」 |
(相違点なし)
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2006年12月20日 (水) 17:57時点における版
- バーン
- (大魔王)(声:内海賢二)
- 名前の由来は「burning(燃える)」から。原作者曰く「地上を焼きつくすイメージから」。
- 魔界最強の実力者。齢数千年。自称魔界の神。聖母竜(マザードラゴン)も神を超える力を持つと言う。バーンの真の野望は地上を消滅させ魔界を浮上させること。そのために禁呪法を扱う者でさえ恐れるという黒の核晶(くろのコア)を平気で扱う底知れない男。
- 悪の化身とも言うべき存在でありながらも、嘘は絶対言わない主義(と言うよりは有言実行タイプで嘘をつく必要がない)。人間が脆弱であるという理由で魔族と竜族を魔界に閉じ込めた神々を憎む。異種族を認めない人間の醜さを軽蔑してはいるが、強いものに対しては種族を問わずそれなりの敬意を払う。反旗を翻したバランやハドラーに対してもそれは変わらなかった。ダイを誘ったときの言葉が妙に生々しいものだった為、前途の「人間を軽蔑する」きっかけとなった過去を秘めている可能性もあるが作中では明らかにならなかった。
- 数千年前に永遠に近い生命を得るために、「魔力と叡智」を残した肉体をベースに、「若さと力」を持った肉体の2つに分離し、皆既日食が来る度に「凍れる時間の秘法」をかけ続け、全盛期の肉体を封印し続けていた。しかしダイとの最終決戦時、老人の姿では勝てないと悟り、封印していた全盛時の肉体と合体し、真・大魔王バーンとして、「凍れる時間の秘法」を行う前の状態に戻る。
- 「力が正義」の信念の持ち主だが、ダイが竜魔人化した時、皮肉にもその信念が自分に対して向けられてしまった。
- 老バーン状態時
- 外見は老人だが、その身に膨大すぎる程の魔力を持つ。その力は最下級火炎呪文のメラであってもポップのメラゾーマをも凌ぐ破壊力を見せる。また、その膨大な魔法力のために、魔法力の増幅をする必要がなく、即座に呪文を放てる。これにより2つの技を同時に出すこともできる(ゲームでいう「1ターンに2回行動」に相当する)。
- キルバーンの死に関してはヴェルザーとの会話で言及しているがミストバーン(正確にはミストであったが)の死に関しては長年最も信頼してきた部下であったのにも関わらずなぜか一言も言及していない。
- 彼の「知らなかったのか…?大魔王からは逃げられない…!!」等のセリフはゲーム同様、大魔王の圧倒的な強さと恐怖を象徴するものとして知られる。
- なおアニメ版ではカーテン越しの影と声のみ登場。
- 〔技〕 カイザーフェニックス、カラミティウォール、凍れる時の秘法
- 真・大魔王バーン状態時
- ミストバーンに預けていた全盛期時代の肉体と合体した真なる姿。老バーンの膨大な魔力に若々しい強靭な魔族の肉体が合わさって比類なき実力を誇る。この姿では最大3つの技を同時に出すこと(1ターンに3回行動)ができるため、奥義「天地魔闘の構え」が使える。老バーンの時にもあった額の第3の瞳「鬼眼」から発せられた光線を浴びた者は、バーン本人との一定以上の実力差がついた時点で「瞳」と呼ばれる宝玉にされ内部に閉じ込められる。この状態になると「見る聞く考える」以外の行動ができなくなる。バーンの下に辿り付いたダイの仲間たちは、ダイを含めた5人(ポップ、アバン、ヒム、ラーハルト)以外は戦わずして皆この状態にされ、その後ダイとポップ以外の残りの仲間もダメージを受けて瞳にされた。
- 弱点はほぼないと言っても過言ではないが、敢えて挙げるならば「天地魔闘の構え」の直後に隙が生まれること。「天地魔闘の構え」によって一撃で敵を葬ってきたためバーン自身気付かなかった。
- シリーズ中でも屈指の美形であり、魔族では珍しく人間と同じ肌の色をしている(魔族と人間の混血児であるラーハルトも紫色っぽい肌の色である)。レオナの事を惚れ込んで求婚した事もあったが、かなり凄まじい形で振られてしまっている。
- 実力面では完全に老人姿を上回っているのだが、言葉が外見と相応に荒っぽくなったり、自身の力を過信している節や遊びが過ぎている節もあり、老人姿の時よりも威厳が無いという意見が一部にある。また老バーン時は敵に敬意を表したり評価したりする発言が多かったがこの姿になってからはこのような発言はほとんど無かった。
- 〔技〕 老バーン時の技全て、フェニックスウィング、カラミティエンド、天地魔闘の構え
- 鬼眼王バーン状態時
- バーンの魔力の源である額の第3の眼「鬼眼」の力を全解放し肉体に上乗せした魔獣の姿。一度この姿になると二度と元の魔族の姿には戻れないようである(ただし、一度も試した事はない)。全てを捨てバーンを倒すためだけに竜魔人になったダイを倒すため、魔族の姿を捨て、この姿になった。
- 頭部に本体、胸部に巨大な鬼眼を持つ。かつてのバーン軍の拠点であった動く城「鬼岩城」はバーンが自分のこの姿をイメージして建造させたもの。
- その力は竜魔人となったダイをも圧倒し、ドルオーラすら通用しないほどの強靭さを誇ったが、魔族状態の時に胸に刺されたダイの剣をそのままにしていたことが災いし、そこを始点としてダイに真っ二つに切り裂かれて石化するという壮絶な最期を迎えることになる。最後には石化した状態で太陽に消えるが、生死の程は不明。ダイ自身もバーンの事は「死んだ」とは言わず「倒れた」とだけ言っている。