「ハドラー (ダイの大冒険)」の版間の差分
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2006年12月20日 (水) 18:31時点における版
- ハドラー
- 名前の由来は怪物の「hydra」から。原作者曰く「蛇のような残酷な目の男という意味」。初登場時の風貌は「竜王」を意識したものと思われる。(余談だが、原作者はプロ野球・ヤクルトに1993年に在籍したレックス・ハドラーについて、「本当にこんな名前の人がいるなんて…」と驚いていた。さらに余談だが後に大阪近鉄バファローズにケビン・バーンという選手も入団している)。
- (魔王→魔軍司令→超魔生物)(声:青野武)
- 魔王時代
- かつて、モンスターを魔力で支配し魔王軍を率いて、地上の征服を計ったが、勇者アバンの一行などの抵抗に苦戦する。その中で、アバンとは数回闘うが、両者とも殺すまでにいたらななかったことから、決着がつかなかったとも言える。(作中で見られるアバンとの戦いは、「凍れる時間の秘法」を駆使した闘いとハドラー軍最後の闘いとバーン軍最初の闘いのみ。)
- 魔軍司令時代と超魔生物時代については、後述。
- ハドラー
- (魔王→魔軍司令→超魔生物)(声:青野武)
- 魔軍司令時代
- 357歳。アバンに倒されたのち大魔王バーンの力によって復活し、魔軍司令(バーン軍の司令官)として彼に仕える。デルムリン島でアバンを倒し、ダイ達を執拗に狙うものの敗北を重ね続けザボエラと一緒に騙し討ちも使ったが防がれ大怪我を負った。ここに至ってハドラーは全てを捨てる覚悟を決め、最終的にはアバンの使徒を倒すために魔族の身体を捨てて超魔生物へと変貌する。
- 初めは狡猾な戦い方をしていたが、それでは勝てないと悟る。
- 魔王時代については、前述。超魔生物時代については、後述。
- 〔技〕 火炎・爆裂・閃熱呪文全般
- ハドラー
- (魔王→魔軍司令→超魔生物)(声:青野武)
- 超魔生物(親衛騎団王)時代
- 超魔生物になった以降は虚栄を捨て、アバンの使徒と正々堂々と戦い勝つことに全力を尽くすようになる。(後に同じような志を持ったヒムが光の闘気を発したことから、ハドラーにもその資質があった可能性がある。)武器は両手の爪「地獄の爪(ヘルズクロー)」、超魔生物になった後はオリハルコン製の剣「覇者の剣」や内蔵武器「地獄の鎖(ヘルズチェーン)」も振るう。その身体にはバーンによって「黒の核晶(コア)」が埋め込まれており、皮肉にも超魔生物になったことが原因で余命いくばくもなくなる。そして後にバーンと袂を別つことになる。
- 大魔宮でダイに完全敗北後、キルバーンのトラップにダイとポップとともにかかるもののアバンに救われる。その後最後の力でキルバーンを退け、かつての宿敵であるアバンに後を託して自らの人生に満足しながら灰となって散った。この時アバンが被った灰は後にアバンをメガンテやバーニングクリメイションの攻撃から救うことになり、死後は友としてアバンを守り続けた。上記の事とキルバーンの罠からは最後までポップやダイを庇い続けた彼は、終盤では紛れもなくダイ達の「仲間」であった。このときのハドラーとポップのやりとりは、読者の心を動かした。(武人となって以来、ハドラー自身はアバンを殺した事に後ろめたいものがあったらしく、バーンと袂を分かってもダイに力を貸せない理由に挙げていた)。
- 魔軍司令時代と超魔生物時代については、後述。
- 〔技〕 火炎・爆裂・閃熱呪文全般、超魔爆炎覇