「欧勝馬出気」の版間の差分

基礎情報
四股名	欧勝馬
本名	Пүрэвсүрэнгийн Дэлгэрбаяр; プレブスレン・デルゲルバヤル
愛称	デギー
生年月日	1997年4月9日（27歳）
出身	モンゴル・トゥブ県
身長	190.0cm
体重	164kg
BMI	45.43
所属部屋	鳴戸部屋
得意技	押し、左四つ、寄り、左前褌、いなし
成績
現在の番付	西前頭9枚目
最高位	西前頭4枚目
生涯戦歴	136勝110敗7休（19場所）
幕内戦歴	31勝29敗（4場所）
優勝	十両優勝1回; 幕下優勝1回
賞	敢闘賞1回
データ
初土俵	2021年11月場所
入幕	2024年5月場所
趣味	インターネット、ゲーム
備考
	2024年12月23日現在 ■テンプレート ■プロジェクト相撲

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2024年12月27日 (金) 03:33時点における版

欧勝馬出気（おうしょうまでぎ、1997年 4月9日 - ）は、モンゴル国トゥブ県出身で、鳴戸部屋所属の現役大相撲力士。本名はプレブスレン・デルゲルバヤル。身長190.0cm、体重164kg、血液型はO型^[3]。最高位は西前頭4枚目（2024年11月場所）。

来歴

14歳の時にブフ、16歳の時にレスリングを始め、ドルゴルスレン・ダグワドルジ（元横綱・朝青龍）の紹介で高校2年の4月から日本の日体大柏高校に留学した^[3]。来日の際に搭乗した飛行機には豊昇龍と朝白龍も乗っていた^[4]^[5]。高校時代はレスリング部に所属し、2年次に高校選抜個人120kg級優勝、3年次に高校総体120kgで優勝の実績を残した^[3]。本当は高校の途中から相撲に転向したいと思っていたが、モンゴルから同じ飛行機で来日した3人が全員レスリング部にいないのはよくないと遠慮しレスリング部に残留した。来日させてくれた高校のレスリング部の監督へのお返しとしてレスリングを頑張った面もあった^[6]。

高校卒業後は公益財団法人安田奨学財団の支援を受けて日本体育大学スポーツ文化学部武道教育学科に進学し、大学では相撲部に入部^[7]^[3]。つまり相撲は大学時代から始めた^[8]。相撲転向1年目の大学1年次に全国学生選手権で3位になっている^[3]。全国学生選手権は2年次にベスト8、3年次も3位に入賞して3年連続で大相撲の三段目最下位格付出の資格を取得し（有効期限は取得から1年）、最後の出場となった4年次には優勝して学生横綱のタイトルと幕下15枚目格付出の資格を獲得した^[3]。全日本選手権も大学在学中は毎年出場していた^[3]。大学4年次に日体大相撲部の監督から「十両でやっても10勝します」と、その実力を評価されていた^[7]。

大学卒業後は大相撲に入門。日体大OBの15代鳴戸（元大関・琴欧洲）が師匠の鳴戸部屋で2020年 12月21日から研修を開始した^[9]。当初から研修期間は半年以上になる予定だったが^[9]、2021年9月場所前に正式に入門し、同場所の新弟子検査で合格した^[10]。^[11]。パワハラ力士は解雇すべきだ。

取り口

レスリングの経験を活かし、立ち会い低い姿勢で当たり、頭をつけて左で前廻しを引いて寄るか、おっつけて前に出る相撲が持ち味^[12]。いなしや引きの上手さもあり、出し投げも得意としている。

2024年9月場所後の記事では、首の後ろを掴む引き技のようなレスリングの癖を指して、元武蔵丸の武蔵川親方が「あんなの相撲じゃない。絶対強くなれないよ」と批判していた。師匠の鳴戸親方も、この癖はなかなか直らないと憂慮していた^[13]。

人物

趣味はインターネット、ゲーム。好物は肉^[2]。
好きなYouTube動画やテレビ番組は相撲関連のもの。好きな映画はアクション映画^[2]。
週刊新潮2023年11月2日号で、欧勝馬が鳴戸部屋の他の力士に対してパワーハラスメントをしたと報じられた。2023年9月に引退した元幕下・安齋がその内情を告発した^[14]。

主な成績

2024年11月場所終了時点

通算成績

生涯戦歴：136勝110敗7休（19場所）
幕内戦歴：31勝29敗（4場所）

各段優勝

十両優勝：1回（2022年11月場所）
幕下優勝：1回（2022年5月場所）

三賞

敢闘賞：1回（2024年5月場所）

場所別成績

**欧勝馬出気**
	一月場所初場所（東京）	三月場所春場所（大阪）	五月場所夏場所（東京）	七月場所名古屋場所（愛知）	九月場所秋場所（東京）	十一月場所九州場所（福岡）
2021年（令和3年）	x	x	x	x	x	幕下付出15枚目 4–3
2022年（令和4年）	東幕下12枚目 5–2	西幕下4枚目 3–4	東幕下8枚目優勝 7–0	東十両13枚目 5–3–7^{[注 1]}	東十両13枚目 8–7	西十両12枚目優勝 11–4^{[注 2]}
2023年（令和5年）	西十両3枚目 7–8	西十両4枚目 8–7	東十両4枚目 7–8	東十両4枚目 7–8	東十両4枚目 8–7	西十両3枚目 6–9
2024年（令和6年）	西十両5枚目 8–7	西十両4枚目 11–4	西前頭14枚目 10–5 敢	東前頭9枚目 7–8	西前頭9枚目 10–5	西前頭4枚目 4–11
2025年（令和7年）	西前頭9枚目 –	x	x	x	x	x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。優勝引退休場十両幕下三賞：敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞その他：★=金星番付階級：幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口幕内序列：横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭（「#数字」は各位内の序列）

合い口

2024年11月場所終了現在

（以下は最高位が横綱・大関の現役力士）

大関・琴櫻には1敗。
大関・豊昇龍には2敗。
元大関・正代には2勝1敗。いずれも正代の大関陥落後の対戦である。

力士名	勝数	負数	力士名	勝数	負数	力士名	勝数	負数	力士名	勝数	負数
熱海富士	0	1	一山本	1	2	宇良	0	1	遠藤	0	2
王鵬	1	1	輝	2	0	北の若	1	0	金峰山	2	0
豪ノ山	0	1	琴櫻	0	1	琴勝峰	3	0	佐田の海	2	0
正代	2	1	湘南乃海	0	1	大栄翔	0	1	隆の勝	0	1
宝富士	1	1	玉鷲	2	0	美ノ海	1	2	剣翔	0	1
時疾風	1	0	翔猿	0	2	友風	1	0	錦木	0	1
平戸海	0	1	武将山	1	0	豊昇龍	0	2	北勝富士	0	2
水戸龍	1	0	翠富士	1	1	明生	1	0	竜電	3	0
狼雅	3	0	若隆景	1	1	若元春	0	2

※太字は2024年11月場所終了現在、現役力士。

改名歴

欧勝馬出喜（おうしょうまでぎ）2021年11月場所 - 2023年7月場所
欧勝馬出気（- でぎ）2023年9月場所^[15] -

脚注

[脚注の使い方]

注釈

^ 2019新型コロナウイルス感染のため9日目より休場
^ 大奄美と優勝決定戦

出典

^ 「花の新十両データバンク①」『相撲』2022年7月号、ベースボール・マガジン社、19頁。
^ ^a ^b ^c 欧勝馬出喜 - 力士プロフィール日本相撲協会 (2022年7月13日閲覧)
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g 「秋場所全新弟子名鑑」『相撲』2021年10月号、ベースボール・マガジン社、96頁。
^ 「欧勝馬が幕下１５枚目格付け出しデビュー　黒星発進も「勉強して頑張ります」」『スポーツ報知』2021年11月15日。2021年12月4日閲覧。
^ 「恩師が語る高校時代の豊昇龍」『相撲』2023年9月号、ベースボール・マガジン社、6頁。
^ 日本放送協会. “欧勝馬入幕2場所目「大学の後輩大の里に離され過ぎずに近づいていきたい」 - 大相撲中継”. 大相撲中継 - NHK. 2024年8月25日閲覧。
^ ^a ^b 「学生横綱デルゲルバヤルが財団訪問、選手権Ｖを報告」『日刊スポーツ』2020年11月20日。2021年12月4日閲覧。
^ 大学生で始めた相撲　モンゴル出身27歳の欧勝馬、新入幕で3連勝朝日新聞DIGITAL 2024年5月14日 20時44分 (文・内田快、2024年5月15日閲覧)
^ ^a ^b 「学生横綱デルゲルバヤル、鳴戸部屋で角界イロハ研修」『日刊スポーツ』2020年12月23日。2021年12月4日閲覧。
^ 「デルゲルバヤルら５人合格　秋場所新弟子検査」『産経新聞』2021年9月12日。2021年12月4日閲覧。
^ [1] サンスポ 2024/05/27 08:00 (2024年5月29日閲覧)
^ “豪ノ山「落ち着いて取れた」欧勝馬「思い通りの相撲」新十両2人が白星発進 - スポニチ Sponichi Annex スポーツ”. スポニチ Sponichi Annex. 2024年8月25日閲覧。
^ 『相撲』2024年10月号114ページ
^ 「「飛び降りて死にたいくらい」元力士が琴欧洲・鳴戸部屋のパワハラを告発　「兄弟子にけがした腕を折られそうに」」『デイリー新潮』2023年11月2日。2024年5月23日閲覧。
^ 「【秋場所新番付】元大関若嶋津の荒磯親方が退職、若隆景は十両陥落／番付降下など」『日刊スポーツ』2023年8月28日。2023年8月28日閲覧。

外部リンク

欧勝馬出気 - 日本相撲協会

この項目は、相撲に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ相撲）。

[15] 2019新型コロナウイルス感染のため9日目より休場

[16] 大奄美と優勝決定戦

[BBMsumo202207p019-1] 「花の新十両データバンク①」『相撲』2022年7月号、ベースボール・マガジン社、19頁。

[prof-2] 欧勝馬出喜 - 力士プロフィール日本相撲協会 (2022年7月13日閲覧)

[BBMsumo202110p096-3] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g 「秋場所全新弟子名鑑」『相撲』2021年10月号、ベースボール・マガジン社、96頁。

[4] 「欧勝馬が幕下１５枚目格付け出しデビュー　黒星発進も「勉強して頑張ります」」『スポーツ報知』2021年11月15日。2021年12月4日閲覧。

[BBMsumo202309p006-5] 「恩師が語る高校時代の豊昇龍」『相撲』2023年9月号、ベースボール・マガジン社、6頁。

[2basyome-6] 日本放送協会. “欧勝馬入幕2場所目「大学の後輩大の里に離され過ぎずに近づいていきたい」 - 大相撲中継”. 大相撲中継 - NHK. 2024年8月25日閲覧。

[yasuda-7] 「学生横綱デルゲルバヤルが財団訪問、選手権Ｖを報告」『日刊スポーツ』2020年11月20日。2021年12月4日閲覧。

[8] 大学生で始めた相撲　モンゴル出身27歳の欧勝馬、新入幕で3連勝朝日新聞DIGITAL 2024年5月14日 20時44分 (文・内田快、2024年5月15日閲覧)

[kenshu-9] 「学生横綱デルゲルバヤル、鳴戸部屋で角界イロハ研修」『日刊スポーツ』2020年12月23日。2021年12月4日閲覧。

[10] 「デルゲルバヤルら５人合格　秋場所新弟子検査」『産経新聞』2021年9月12日。2021年12月4日閲覧。

[11] [1] サンスポ 2024/05/27 08:00 (2024年5月29日閲覧)

[12] “豪ノ山「落ち着いて取れた」欧勝馬「思い通りの相撲」新十両2人が白星発進 - スポニチ Sponichi Annex スポーツ”. スポニチ Sponichi Annex. 2024年8月25日閲覧。

[13] 『相撲』2024年10月号114ページ

[14] 「「飛び降りて死にたいくらい」元力士が琴欧洲・鳴戸部屋のパワハラを告発　「兄弟子にけがした腕を折られそうに」」『デイリー新潮』2023年11月2日。2024年5月23日閲覧。

[17] 「【秋場所新番付】元大関若嶋津の荒磯親方が退職、若隆景は十両陥落／番付降下など」『日刊スポーツ』2023年8月28日。2023年8月28日閲覧。

[1]

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[4]

[5]

[6]

[7]

[8]

[9]

[10]

[11]

[12]

[13]

[14]

[注 1]

[注 2]

[15]

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 == 来歴 ==
-歳の時に[[ブフ]]、16歳の時に[[レスリング]]を始め、ドルゴルスレン・ダグワドルジ（元横綱・[[朝青龍明徳|朝青龍]]）の紹介で高校2年の4月から日本の[[日本体育大学柏高等学校|日体大柏高校]]に留学した<ref name="BBMsumo202110p096" />。来日の際に搭乗した飛行機には[[豊昇龍智勝|豊昇龍]]と[[朝白龍太郎|朝白龍]]も乗っていた<ref>{{Cite news |和書|title=欧勝馬が幕下１５枚目格付け出しデビュー　黒星発進も「勉強して頑張ります」 |newspaper=スポーツ報知 |date=2021-11-15 |url=https://hochi.news/articles/20211115-OHT1T51112.html?page=1 |accessdate=2021-12-04}}</ref><ref name="BBMsumo202309p006">{{Cite journal |和書|title=恩師が語る高校時代の豊昇龍 |publisher=[[ベースボール・マガジン社]] |journal=[[相撲 (雑誌)|相撲]] |issue=2023年9月号 |pages=6 }}</ref>。高校時代はレスリング部に所属し、2年次に[[全国高等学校選抜レスリング大会|高校選抜]]個人120kg級優勝、3年次に[[全国高等学校総合体育大会レスリング競技大会|高校総体]]120kgで優勝の実績を残した<ref name="BBMsumo202110p096" />。本当は高校の途中から相撲に転向したいと思っていたが、モンゴルから同じ飛行機で来日した3人が全員レスリング部にいないのはよくないと遠慮しレスリング部に残留した。来日させてくれた高校のレスリング部の監督へのお返しとしてレスリングを頑張った面もあった<ref name="2basyome"/>。
+歳の時に[[ブフ]]、16歳の時に[[レスリング]]を始め、ドルゴルスレン・ダグワドルジ（元横綱・[[朝青龍明徳|朝青龍]]）の紹介で高校2年の4月から日本の[[日本体育大学柏高等学校|日体大柏高校]]に留学した<ref name="BBMsumo202110p096" />。来日の際に搭乗した飛行機には[[豊昇龍智勝|豊昇龍]]と[[朝白龍太郎|朝白龍]]も乗っていた<ref>{{Cite news |和書|title=欧勝馬が幕下１５枚目格付け出しデビュー　黒星発進も「勉強して頑張ります」 |newspaper=スポーツ報知 |date=2021-11-15 |url=https://hochi.news/articles/20211115-OHT1T51112.html?page=1 |accessdate=2021-12-04}}</ref><ref name="BBMsumo202309p006">{{Cite journal |和書|title=恩師が語る高校時代の豊昇龍 |publisher=[[ベースボール・マガジン社]] |journal=[[相撲 (雑誌)|相撲]] |issue=2023年9月号 |pages=6 }}</ref>。高校時代はレスリング部に所属し、2年次に[[全国高等学校選抜レスリング大会|高校選抜]]個人120kg級優勝、3年次に[[全国高等学校総合体育大会レスリング競技大会|高校総体]]120kgで優勝の実績を残した<ref name="BBMsumo202110p096" />。本当は高校の途中から相撲に転向したいと思っていたが、モンゴルから同じ飛行機で来日した3人が全員レスリング部にいないのはよくないと遠慮しレスリング部に残留した。来日させてくれた高校のレスリング部の監督へのお返しとしてレスリングを頑張った面もあった<ref name="2basyome">{{Cite web |title=欧勝馬 入幕2場所目「大学の後輩大の里に離され過ぎずに近づいていきたい」 - 大相撲中継 |url=https://www.nhk.jp/p/ts/Z8WRRJ9K96/blog/bl/pp5q5BdEZp/bp/p53RYzvR96/ |website=大相撲中継 - NHK |access-date=2024-08-25 |language=ja |last=日本放送協会}}</ref>。
 高校卒業後は公益財団法人安田奨学財団の支援を受けて[[日本体育大学]]スポーツ文化学部武道教育学科に進学し、大学では相撲部に入部<ref name="yasuda">{{Cite news |和書|title=学生横綱デルゲルバヤルが財団訪問、選手権Ｖを報告 |newspaper=日刊スポーツ |date=2020-11-20 |url=https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202011200000370.html |accessdate=2021-12-04}}</ref><ref name="BBMsumo202110p096" />。つまり相撲は大学時代から始めた<ref>[https://www.asahi.com/articles/ASS5G3JSVS5GUTQP00NM.html 大学生で始めた相撲　モンゴル出身27歳の欧勝馬、新入幕で3連勝] 朝日新聞DIGITAL 2024年5月14日 20時44分 (文・内田快、2024年5月15日閲覧)</ref>。相撲転向1年目の大学1年次に[[全国学生相撲選手権大会|全国学生選手権]]で3位になっている<ref name="BBMsumo202110p096" />。全国学生選手権は2年次にベスト8、3年次も3位に入賞して3年連続で大相撲の三段目最下位格付出の資格を取得し（有効期限は取得から1年）、最後の出場となった4年次には優勝して[[学生横綱]]のタイトルと[[幕下付出|幕下15枚目格付出]]の資格を獲得した<ref name="BBMsumo202110p096" />。[[全日本相撲選手権大会|全日本選手権]]も大学在学中は毎年出場していた<ref name="BBMsumo202110p096" />。大学4年次に日体大相撲部の監督から「十両でやっても10勝します」と、その実力を評価されていた<ref name="yasuda" />。
-大学卒業後は大相撲に入門。日体大OBの15代[[鳴戸]]（元大関・[[琴欧洲勝紀|琴欧洲]]）が師匠の[[鳴戸部屋]]で[[2020年]][[12月21日]]から研修を開始した<ref name="kenshu">{{Cite news |和書|title=学生横綱デルゲルバヤル、鳴戸部屋で角界イロハ研修 |newspaper=日刊スポーツ |date=2020-12-23 |url=https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202012220000640.html |accessdate=2021-12-04}}</ref>。当初から研修期間は半年以上になる予定だったが<ref name="kenshu" />、[[2021年]]9月場所前に正式に入門し、同場所の[[新弟子検査]]で合格した<ref>{{Cite news |和書|title=デルゲルバヤルら５人合格　秋場所新弟子検査 |newspaper=産経新聞 |date=2021-09-12 |url=https://www.sankei.com/article/20210912-MUE5Z6MK5BJBTFKY37JL7AHYYY/ |accessdate=2021-12-04}}</ref>。
+大学卒業後は大相撲に入門。日体大OBの15代[[鳴戸]]（元大関・[[琴欧洲勝紀|琴欧洲]]）が師匠の[[鳴戸部屋]]で[[2020年]][[12月21日]]から研修を開始した<ref name="kenshu">{{Cite news |和書|title=学生横綱デルゲルバヤル、鳴戸部屋で角界イロハ研修 |newspaper=日刊スポーツ |date=2020-12-23 |url=https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202012220000640.html |accessdate=2021-12-04}}</ref>。当初から研修期間は半年以上になる予定だったが<ref name="kenshu" />、[[2021年]]9月場所前に正式に入門し、同場所の[[新弟子検査]]で合格した<ref>{{Cite news |和書|title=デルゲルバヤルら５人合格　秋場所新弟子検査 |newspaper=産経新聞 |date=2021-09-12 |url=https://www.sankei.com/article/20210912-MUE5Z6MK5BJBTFKY37JL7AHYYY/ |accessdate=2021-12-04}}</ref>。<ref>[https://www.sanspo.com/article/20240527-XHFHSFSNNBGOPJUOHJ7G6FUMJU/舞の海氏「これだけ強いのに今までどうしてモタモタしてたんだろう」] サンスポ 2024/05/27 08:00 (2024年5月29日閲覧)</ref>。パワハラ力士は解雇すべきだ。
-「欧勝馬 出喜」という四股名は師匠の現役名「琴'''欧'''洲'''勝'''紀」と、デルゲルバヤルの実家で多くの馬を飼っていたことに由来しており、下の名は本人のあだ名の当て字である<ref name="shikona">{{Cite news |和書|title=日体大出身デルゲルバヤル、しこ名「欧勝馬」に決定　九州場所でデビューへ |newspaper=日刊スポーツ |date=2021-09-07 |url=https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202109060000710.html |accessdate=2021-12-04}}</ref>。最初「モンゴル出身なのに四股名に『欧』の字が付くのは如何なものか」と違和感を覚える者もいた。新弟子検査に先立ち同年[[8月30日]]に行われた[[日本相撲協会]]の理事会で、幕下15枚目格付出での入門が承認されている<ref>{{Cite news |和書|title=学生横綱デルゲルバヤルの幕下、イェルシンの三段目付け出しを承認 |newspaper=日刊スポーツ |date=2021-08-30 |url=https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202108300000602.html |accessdate=2021-12-04}}</ref>。舞の海も千秋楽のNHK大相撲中継の解説で「これだけ強いのに今までどうしてモタモタしてたんだろう」と入幕前に十両でしばらく停滞していたことに触れていた<ref>[https://www.sanspo.com/article/20240527-XHFHSFSNNBGOPJUOHJ7G6FUMJU/舞の海氏「これだけ強いのに今までどうしてモタモタしてたんだろう」] サンスポ 2024/05/27 08:00 (2024年5月29日閲覧)</ref>。
-初土俵は興行ビザの取得の都合上で同年11月場所になった<ref name="shikona" />。初土俵の場所は4勝3敗と勝ち越したが、勝った4番の決まり手が全て[[叩き込み]]だったことや、初土俵の場所で3敗を喫したことから、「叩きではなく、押す相撲を取っていきたい」と相撲内容の改善を今後の目標に掲げた<ref>{{Cite journal |和書|title=幕下付け出し、三段目付け出し力士 |publisher=[[ベースボール・マガジン社]] |journal=[[相撲 (雑誌)|相撲]] |issue=2021年12月号 |pages=92 }}</ref>。2022年3月場所は3勝3敗で迎えた7番目の相撲で初めて十両の土俵に上がったが、[[島津海空|島津海]]に敗れて入門以来初めて負け越した。翌5月場所は7戦全勝で幕下優勝<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nikkansports.com/m/battle/sumo/news/202205200000601_m.html?mode=all&utm_source=AMPbutton&utm_medium=referral |title=幕下は欧勝馬が初Ｖ「昨日の夜から緊張」北播磨と全勝対決の激しい攻防、最後は掛け投げで制す |access-date=2022年5月20日 |publisher=日刊スポーツ}}</ref>。場所後の番付編成会議で、翌7月場所での新十両昇進が決定した<ref name="juryo">{{Cite news |和書|title=元琴欧洲の鳴戸親方　部屋創設５年、初の関取誕生　モンゴル出身・欧勝馬が新十両昇進 |newspaper=日刊スポーツ |date=2022-05-25 |url=https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202205250000204.html |access-date=2022-05-25}}</ref>。鳴戸部屋からは初めての関取誕生となった<ref name="juryo" />。
-年5月場所で新入幕。新入幕会見では、同じ飛行機で来日した盟友・豊昇龍との対戦を熱望し、「10番勝ちたい」と三賞にも意欲を示した<ref>{{Cite web |title=新入幕・欧勝馬 同じ飛行機で来日した盟友・豊昇龍との対戦を熱望「10番勝ちたい」三賞にも意欲 - スポニチ Sponichi Annex スポーツ |url=https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2024/04/30/kiji/20240430s00005000278000c.html |website=スポニチ Sponichi Annex |access-date=2024-08-25 |language=ja}}</ref>。この場所では「千秋楽の[[金峰山晴樹|金峰山]]戦で勝てば」の条件をクリアし、10勝5敗で敢闘賞を獲得<ref>{{Cite web |title=新入幕の欧勝馬が敢闘賞「自信になる」金峰山を寄り切り10勝 元大関琴欧洲が初めて育てた関取 - 大相撲 : 日刊スポーツ |url=https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202405260001525.html |website=nikkansports.com |access-date=2024-08-25 |language=ja |last=実藤健一}}</ref>。7月場所前にはNHKのインタビューで「大学の後輩大の里に離され過ぎずに近づいていきたい」と抱負を語った<ref name="2basyome">{{Cite web |title=欧勝馬 入幕2場所目「大学の後輩大の里に離され過ぎずに近づいていきたい」 - 大相撲中継 |url=https://www.nhk.jp/p/ts/Z8WRRJ9K96/blog/bl/pp5q5BdEZp/bp/p53RYzvR96/ |website=大相撲中継 - NHK |access-date=2024-08-25 |language=ja |last=日本放送協会}}</ref>。
 == 取り口 ==

表話編歴学生横綱一覧
1910年代	19 田中四郎
1920年代	20 糸谷孫一 21 福井清吉 22 縄田喜美雄 23 竹田繁七 24 稲垣登 25 平田義太郎 26 猿丸吉雄 27 浅見浅一 28 大畠政次郎 29 豊平悠三
1930年代	30 菅谷定 31 藤岡俊夫 32 狩野俊英 33 皆藤勝美 34 佐藤三郎 35 白山辰夫 36 佐藤三郎 37 城崎将雄 38 田内貢三郎 39 古塚良夫
1940年代	40 井口義明 41 田内貢三郎,井口義明,小田敬治 42-45 中止 46 中村富次 47 影山信雄 48 有光一 49 吉村道明
1950年代	50 有光一 51 有光一 52 高須晃 53 福田芳郎 54 照井久見 55 中尾三郎 56 石黒馨 57 田畑外登雄 58 田畑外登雄 59 小谷修一
1960年代	60 内田勝男(豊山) 61 新保茂 62 平野孝行 63 近藤正勝 64 堀口圭一 65 笹谷洋三 66 三木功 67 田中英壽 68 輪島博(大士) 69 輪島博(大士)
1970年代	70 中山国久 71 舘岡儀秋 72 谷川和正 73 野村双一(出羽の花) 74 尾形静雄(天ノ山) 75 中熊誠一 76 長岡末弘(朝潮) 77 長岡末弘(朝潮) 78 藤沢和穂(琴藤沢) 79 小谷一美(花嵐)
1980年代	80 服部祐兒(藤ノ川) 81 山崎幸一 82 服部祐兒(藤ノ川) 83 吉橋宏之 84 久嶋啓太(久島海) 85 久嶋啓太(久島海) 86 久嶋啓太(久島海) 87 本田浩二 88 山崎直樹(大翔山) 89 林正人(大輝煌)
1990年代	90 池森ルイス剛(隆濤) 91 坂本直人(肥後ノ海) 92 伊藤辰博 93 鶴賀文仁(北勝森) 94 後藤泰一(栃乃洋) 95 柳川信行(増健) 96 齊藤直飛人(追風海) 97 田宮啓司(琴光喜) 98 田宮啓司(琴光喜) 99 西村公憲
2000年代	00 垣添徹 01 成田旭(豪風) 02 横山英希(高見藤) 03 上林義之(大岩戸) 04 吐合明文 05 下田圭将 06 森友樹(大翔湖) 07 榎本翔太 08 佐久間貴之(常幸龍) 09 森本太良
2010年代	10 明月院秀政(千代大龍) 11 正代直也 12 中村大輝(北勝富士) 13 一ノ瀬康平 14 大道久司(御嶽海) 15 黒川宏次朗 16 バーサンスレン・トゥルボルド(水戸龍) 17 中島望 18 菅野陽太(栃武蔵) 19 中村泰輝(大の里)
2020年代	20 プレブスレン・デルゲルバヤル(欧勝馬) 21 川副圭太 22 バトジャルガル・チョイジルスレン(阿武剋) 23 草野直哉
実業団国スポアマチュア学生高校中学生 ()内は四股名