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北朝鮮のロシア派兵

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-{{統合提案|北朝鮮のロシア派兵|2024年北朝鮮のロシア派兵|date=2024年11月}}
+#転送 [[北朝鮮のロシア派兵]]
-{{Infobox event
-| partof = [[2022年ロシアのウクライナ侵攻]]
-| title = 2024年北朝鮮のロシア派兵
-| outcome = * ウクライナ戦争のさらなる国際化。
-* 北朝鮮が派兵の見返りにロシアより核兵器等の技術受領の可能性。
-* ウクライナは北朝鮮兵士に投降呼び掛け。
-| Location = {{RUS}} [[クルスク州]]・[[ブリャンスク州]]
-}}
-'''2024年北朝鮮のロシア派兵'''（2024ねんきたちょうせんのロシアはへい）は、[[2022年ロシアのウクライナ侵攻|ロシアのウクライナ侵攻]]に[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]が[[ロシア]]側に立って[[朝鮮人民軍|自国兵]]を派遣した軍事協力。2024年10月頃から始まった。
-[[日本放送協会|NHK]]によるとロシアは北朝鮮部隊の受け入れを「'''プロジェクト・ボストーク'''」（[[日本語]]で東方計画の意）と命名している<ref>{{Cite news|和書 |title=ロシア 北朝鮮部隊の受け入れに命名 運用責任者に少将を任命 |newspaper=日本放送協会 |date=2024-10-31 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241031/k10014624561000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。
-== 背景 ==
-=== ウクライナ侵攻への北朝鮮の関与 ===
-{{Main|en:Foreign involvement in the Russian invasion of Ukraine#North Korea}}
-[[ウクライナ]]侵攻において北朝鮮がロシアに武器を供与しているという指摘がかねてよりあり、例えば[[大韓民国|韓国]]は「北は武器取引の見返りとして受け取った資金や技術を活用し、軍事力強化に拍車をかけるだろう」と批判している<ref name=":10">{{Cite news|和書 |title=「ロシアは攻撃に北朝鮮供与の武器を使用」韓国国防相が非難 |newspaper=日本放送協会 |date=2024-06-01 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240601/k10014468161000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。なお、ロシア・北朝鮮両国は武器取引を否定している<ref name=":10" />。
-年6月、ロシアと北朝鮮は[[ロ朝戦略的パートナーシップ条約|包括的戦略パートナーシップ条約]]に署名し、朝露どちらかが戦争状態になった場合軍事的援助を行うことを明言した<ref>{{Cite news|和書 |title=北朝鮮 ロシアとの新条約全文公開 “戦争状態で軍事援助”明記 |newspaper=日本放送協会 |date=2024-06-20 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240620/k10014486581000.html |access-date=2024-11-10}}</ref><ref>{{Cite news|和書 |title=ロ朝が包括戦略条約、有事に相互支援　プーチン氏24年ぶり訪朝 |newspaper=ロイター |date=2024-06-20 |url=https://jp.reuters.com/world/security/SHCNLBXOGZNS5JGD7OZ2ZFKWTQ-2024-06-19/ |access-date=2024-11-10}}</ref>。2024年10月4日にはウクライナの複数のメディアが、ウクライナ東部ロシア支配地域で北朝鮮の[[将校]]6人がウクライナ軍のミサイル攻撃によって死亡したと報じた<ref>{{Cite news|和書 |title=ゼレンスキー大統領 北朝鮮のロシアへの軍関係者派遣など批判 |newspaper=日本放送協会 |date=2024-10-14 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241014/k10014609561000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。
-=== ウクライナによるクルスク州への侵攻 ===
-{{See also|クルスク州への侵攻 (2024年)|ウクライナによるクルスク州占領}}
-年2月24日に開始されたロシアによるウクライナ侵攻は長期化し、ロシア軍の兵士不足は深刻化している<ref name=":9">{{Cite news|和書 |title=北朝鮮派兵、ロシア西部に配置か　ロ側の兵員不足深刻に |newspaper=日本経済新聞 |date=2024-10-19 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR18DWO0Y4A011C2000000/ |access-date=2024-11-10}}</ref>。そうした中、ウクライナはロシア西部の[[クルスク州]]に侵攻し占領している<ref name=":9" />。ロシアはこの占領地域の奪還を目指して、北朝鮮兵士を受け入れたとの見方もある<ref name=":9" />。
-== 経緯 ==
-年10月8日、韓国[[大韓民国国防部長官|国防部長官]]{{仮リンク|金龍顕|ko|김용현 (군인)}}が[[国会 (大韓民国)|国会]]の国防委員会に出席し、北朝鮮がウクライナに軍を派遣する可能性について「非常に高い」とした<ref name=":0">{{Cite news|和書 |title=韓国国防相 “北朝鮮がウクライナに軍派遣の可能性高い” |newspaper=日本放送協会 |date=2024-10-08 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241008/k10014604351000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。また、ウクライナのメディアが4日に北朝鮮の将校6人がウクライナ軍のミサイル攻撃で死亡したと報じたことについても「事実である可能性が高い」と述べた<ref name=":0" />。15日ウクライナの複数メディアが情報機関関係者からの話として、北朝鮮兵士最大で3000人からなる部隊をロシアが編成したと報じた<ref name=":1">{{Cite news|和書 |title=“ロシア軍 北朝鮮兵士 最大3000人の部隊編成”ウクライナ報道 |newspaper=日本放送協会 |date=2024-10-16 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241016/k10014611201000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。また一部メディアは、既にクルスク州や[[ブリャンスク州]]で北朝鮮兵士が確認されており、脱走した兵士もいると伝えた<ref name=":1" />。
-日、[[韓国国家情報院]]は、北朝鮮が軍特殊部隊の約1500人をロシア[[極東]]の[[ウラジオストク]]に移送したことを確認したと明らかにし、北朝鮮が「'''参戦'''を始めた」との見解を示した<ref>{{Cite news|和書 |title=【Q＆A】北朝鮮がウクライナ侵攻に派兵か ロシア接近の思惑は |newspaper=日本放送協会 |date=2024-10-19 |access-date=2024-11-10 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241019/k10014613971000.html}}</ref>。国家情報院はまた、北朝鮮兵士は訓練を受けたあと前線に投入されるとみられ、ロシアの軍服や武器が支給され、{{仮リンク|ロシアにおける少数民族の一覧|en|List of minor indigenous peoples of Russia|label=同国の少数民族}}に偽装するためとみられる偽の証明書も発給されたと指摘した<ref>{{Cite news|和書 |title=韓国 国家情報院“北朝鮮部隊が移送 ウクライナ前線に投入か” |newspaper=日本放送協会 |date=2024-10-18 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241018/k10014613361000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。同日、ウクライナ文化情報省の戦略コミュニケーション・情報安全保障センターが、北朝鮮兵士がロシア国内の訓練施設で装備品を受け取る様子とする30秒の動画を公開した<ref>{{Cite news|和書 |title=ウクライナ政府機関 北朝鮮兵士の動画「ロシア軍が撮影」 |newspaper=日本放送協会 |date=2024-10-22 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241022/k10014616111000.html |access-date=2024-11-10}}</ref><ref>{{Cite news|和書 |title=ウクライナ当局 “北朝鮮兵士がロシアの訓練施設に”動画公開 |newspaper=日本放送協会 |date=2024-10-20 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241020/k10014614071000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。同組織トップは「動画は'''北朝鮮がロシア側について戦争に参加'''している最初の証拠だ」とし、各国にウクライナ支援強化を訴えた<ref>{{Cite news|和書 |title=ロシア軍 北朝鮮兵士に軍服など用意か ウクライナ当局が公開 |newspaper=日本放送協会 |date=2024-10-21 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241021/k10014614711000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。
-日、[[ロシア大統領府]]報道官の[[ドミトリー・ペスコフ]]が、北朝鮮兵士派遣についての韓国の発表は「食い違っている情報が多い」と指摘し詳しい言及を避けた<ref name=":2">{{Cite news|和書 |title=ウクライナ前線 北朝鮮部隊投入されるとの見方 ロシアの反応は |newspaper=日本放送協会 |date=2024-10-22 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241022/k10014615351000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。一方、[[外交部 (大韓民国)|韓国外交部]]第1次官のキム・ホンギュンはソウルに駐在するロシア大使ジノビエフを呼び出し、北朝鮮部隊をウクライナに派遣させないよう要求した<ref name=":2" />。22日、[[イギリス]][[国防大臣 (イギリス)|国防大臣]][[ジョン・ヒーリー]]が[[イギリスの議会|同国議会]]で「北朝鮮の数百人規模の戦闘部隊がロシアへの移動を始めた可能性が極めて高い」と述べ、深刻な状況と評した<ref>{{Cite news|和書 |title=英国防相 “北朝鮮の部隊 ロシアへ移動の可能性極めて高い” |newspaper=日本放送協会 |date=2024-10-23 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241023/k10014616411000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。[[アメリカ大統領]]補佐官[[ジョン・カービー]]は23日、「今月上旬から中旬までに北朝鮮の兵士少なくとも3000人がロシア東部に移動したとみている」と明らかにした<ref>{{Cite news|和書 |title=“北朝鮮兵 少なくとも3000人がロシアで訓練”米大統領補佐官 |newspaper=日本放送協会 |date=2024-10-24 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241024/k10014617621000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。
-韓国国防部長官の金は24日、北朝鮮が特殊部隊の兵士などさらに約1万2000人を近くロシアに派遣するという見方を示し、「『派兵』ではなく『[[傭兵|よう兵]]』という表現が適切だ」と述べた<ref name=":3" />。この時点で韓国情報機関は既に3000人が派兵されたと分析していた<ref name=":3" />。
-[[ファイル:Vladimir Putin (2024-10-22).jpg|サムネイル|第16回BRICS首脳会議で議長を務めたプーチン。]]
-同日、[[ウクライナ国防省]]がロシア東部で訓練を受けた最初の北朝鮮部隊がクルスク州に到達したと発表した<ref name=":4">{{Cite news|和書 |title=ウクライナ “北朝鮮軍の部隊がロシア西部クルスク州に到着” |newspaper=日本放送協会 |date=2024-10-25 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241025/k10014618651000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。一方[[ロシア連邦大統領|ロシア大統領]][[ウラジーミル・プーチン]]は同日、[[第16回BRICS首脳会議]]の記者会見で北朝鮮兵士が派遣されたとする衛星画像について質問を受け、「画像があるということは、それは何かを反映している」と北朝鮮の派兵について否定しなかった<ref name=":4" />。
-[[北大西洋条約機構]]（NATO）は28日、北朝鮮の派兵について理事会を開き、韓国政府代表団から最新の状況について説明を受けた<ref name=":5">{{Cite news|和書 |title=“北朝鮮の部隊 ロシア クルスク州配置を確認” NATO事務総長 |newspaper=日本放送協会 |date=2024-10-29 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241028/k10014622341000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。会の後、[[北大西洋条約機構事務総長|事務総長]][[マルク・ルッテ]]は記者団にクルスク州に北朝鮮の部隊が配置されたことを確認したとともにウクライナへの支援強化の方針を確認したと述べた<ref name=":5" />。
-[[アメリカ国務省]]の報道官{{仮リンク|マシュー・ミラー|en|Matthew Miller (spokesperson)}}は11月4日、クルスク州に北朝鮮兵士1万人が到着し、「今後数日のうちに戦闘に参加する可能性がある」とした<ref name=":6">{{Cite news|和書 |title=“北朝鮮兵士1万人が到着”情報 ロシア大統領府は回答避ける |newspaper=日本放送協会 |date=2024-11-06 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241106/k10014630071000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。対してロシアのペスコフは翌5日、「何も言うつもりはない。なぜなら、アメリカの当局者が『最終的な確認はしていない』と言っているからだ」とミラーの発言について記者団から求められた事実関係の確認を避けた<ref name=":6" />。
-== 分析 ==
-=== 派兵規模と派遣された北朝鮮兵士 ===
-アメリカは当初3000人規模とみていたがのちに1万人に修正し、韓国は1万3000人とみている<ref name=":12">{{Cite news|和書 |title=北朝鮮、派兵の見返りにロシアに戦術核などの技術要求の可能性　韓国国防相 |newspaper=CNN |date=2024-10-31 |url=https://www.cnn.co.jp/world/35225554.html |access-date=2024-11-11}}</ref>。
-派遣された北朝鮮兵士について、[[ロシア連邦軍|ロシア軍]]がロシアの軍事用語を教えているが、理解するのに苦戦しロシア兵と北朝鮮兵の間の意思疎通に課題があると韓国国家情報院が報告した<ref>{{Cite news|和書 |title=韓国 “北朝鮮軍幹部含む部隊 ウクライナの戦線に移動か” |newspaper=日本放送協会 |date=2024-11-29 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241029/k10014622971000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。また多くは20代前半で一部は10代だとみられるとも報告している<ref name=":7">{{Cite news|和書 |title=ウクライナと韓国 協力強化へ 北朝鮮の部隊のロシア派遣めぐり |newspaper=日本放送協会 |date=2024-10-30 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241030/k10014623391000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。他方でウクライナ軍情報局が公開した資料によるとロシアの軍人が北朝鮮兵士に関して不満を漏らし、暴言を吐いているという報道もある<ref>{{Cite news|和書 |title=ロシア軍、北朝鮮軍人に「くそったれ中国人」と暴言 |newspaper=中央日報日本語版 |date=2024-10-26 |url=https://japanese.joins.com/JArticle/325430 |access-date=2024-11-11}}</ref>。
-[[中央日報]]は、ロシア軍主力部隊と足並みを揃えてこそ北朝鮮兵士が役に立つが、北朝鮮兵士は[[ロシア語]]を解さず現地戦場にも慣れていないため、ウクライナに反撃する効果的な戦力にはならないと評した<ref>{{Cite news|和書 |title=北朝鮮の脅威、欧州も肌で感じ始めた…韓国がやるべきこと（１） |newspaper=中央日報日本語版 |date=2024-10-30 |url=https://japanese.joins.com/JArticle/325611 |access-date=2024-11-10}}</ref>。
-=== 派兵の狙い ===
-韓国国防部長官の金は北朝鮮が派兵の見返りとして[[戦術核兵器]]などの高度な軍事技術を求めるという見方を示した<ref name=":12" />。
-== 反応 ==
-=== ウクライナと西側諸国 ===
-月29日、[[ウクライナ大統領]][[ウォロディミル・ゼレンスキー]]と[[大統領 (大韓民国)|韓国大統領]][[尹錫悦]]が電話会談を行い、両国間で代表団を派遣し合い情報を交換するなど連携を強化することで合意した<ref name=":7" />。同日アメリカ大統領[[ジョー・バイデン]]はロシア派兵について「懸念している」と述べ、[[ウクライナ軍]]が北朝鮮部隊を攻撃すべきかという質問に対しては「彼らがウクライナに入った場合はそうだ」と答えた<ref name=":7" />。
-ゼレンスキーは11月7日、NATO事務総長ルッテと会談し、その後「ロシア・ウクライナ戦争における北朝鮮の新たな役割に対して、[[西側諸国]]はより断固たる対応をする必要がある」と述べた<ref name=":8">{{Cite news|和書 |title=北朝鮮、ロシア派兵で戦争支援を「危険なほど拡大」　ＮＡＴＯが警告 |newspaper=ロイター |date=2024-11-09 |url=https://jp.reuters.com/world/ukraine/QSKHO2HOTNLABJD5SJEL457MYA-2024-11-08/ |access-date=2024-11-10}}</ref>。[[NATOの加盟国]]32か国は翌8日、共同声明で「[[欧州]]・[[大西洋]]の安全保障に深刻な影響を及ぼし、インド太平洋地域にも影響を及ぼす」とし、そのほかウクライナ、日本や韓国、[[オーストラリア]]や[[ニュージーランド]]もこの声明を支持した<ref name=":8" />。
-==== ウクライナによる投降呼び掛け ====
-ウクライナは10月23日、北朝鮮兵士に投降を促す動画をSNSで公開し、[[朝鮮語]]で「他国で無意味に死ぬ必要はない」などと説明した<ref name=":3">{{Cite news|和書 |title=韓国国防相「北朝鮮 約1万2000人を近くロシアに派兵」見方示す |newspaper=日本放送協会 |date=2024-10-24 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241024/k10014618141000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。
-=== その他国際機関・諸国 ===
-月3日、[[国際連合事務総長]]の[[アントニオ・グテーレス]]は報道官を通じた声明で懸念を表明し、派兵が事実であれば「危険な緊張激化だ」と指摘した<ref>{{Cite news|和書 |title=国連、北朝鮮派兵に懸念　「紛争の国際化回避を」 |newspaper=東京新聞 |date=2024-11-04 |url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/364712 |access-date=2024-11-11}}</ref>。9日、[[ヨーロッパ連合|欧州連合]]（EU）の[[欧州連合外務・安全保障政策上級代表|外務・安全保障政策上級代表]]（外相）[[ジョセップ・ボレル]]は、訪問先のウクライナで「ロシアと北朝鮮の軍事協力の強化は、この戦争が世界規模に拡大したことを示している」と述べ、北朝鮮への圧力強化を主張した<ref>{{Cite news|和書 |title=EU上級代表 北朝鮮部隊ロシア派遣“北朝鮮への圧力強化を” |newspaper=日本放送協会 |date=2024-11-10 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241110/k10014634041000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。
-[[中華人民共和国外交部]]の報道官[[林剣]]は11月1日の記者会見で、「北朝鮮とロシアは独立した主権国家であり、2国間関係をどのように発展させるかは彼ら自身の問題だ」として干渉しない姿勢を示した<ref name=":11">{{Cite news|和書 |title=北朝鮮 ロシアへの部隊派遣 中国報道官“両国関係に干渉せず” |newspaper=日本放送協会 |date=2024-11-01 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241101/k10014626731000.html |access-date=2024-11-10}}</ref>。なお、アメリカは中国に対してこの問題について北朝鮮への影響力を行使すべきとしていた<ref name=":11" />。
-== 脚注 ==
-{{Reflist}}
-== 関連項目 ==
-* [[ロシアと朝鮮の関係]]
-* [[2023年露朝首脳会談]]
-* [[2024年露朝首脳会談]]
-* [[ロ朝戦略的パートナーシップ条約]]
-{{金正恩}}
-{{Campaignbox 2022年ロシアのウクライナ侵攻}}
-{{デフォルトソート:きたちようせんのろしあはへい2024}}
-[[Category:2022年ロシアのウクライナ侵攻]]
-[[Category:露朝関係]]
-[[Category:2024年のロシア]]
-[[Category:朝鮮民主主義人民共和国の戦争|ろしあはへい2024]]
-[[Category:2024年の朝鮮民主主義人民共和国|ろしあはへい]]
-[[Category:金正恩]]
-[[Category:2024年10月]]