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'''倉沢 愛子'''(くらさわ あいこ、[[1946年]] - )は、インドネシア史研究者、[[慶應義塾大学]]経済学部教授。
'''倉沢 愛子'''(くらさわ あいこ、[[1946年]] - )は、インドネシア史研究者、[[慶應義塾大学]][[教授]]Ph.D.([[コーネル大学]]、1988年)。
==略歴==

===学歴===
1970年[[東京大学]]教養学部教養学科国際関係論分科卒、1972年同大学院社会学研究科修士課程修了、1977年[[摂南大学]]国際言語文化学部助教授、1978年[[コーネル大学]]修士課程修了、1979年東大博士課程単位取得満期退学、1988年コーネル大学博士号取得、1989年摂南大学教授、1991年在インドネシア日本大使館付専門調査員、1992年、博士論文を邦訳刊行した『日本占領期ジャワ農村の変容』で[[サントリー学芸賞]]受賞。1993年[[名古屋大学]]大学院国際開発研究科教授、1997年慶応大教授。
*1970年 [[東京大学]][[教養学部]]教養学科国際関係論分科卒業

*1972年 東京大学[[大学院]]社会学研究科[[修士課程]]修了
*1978年 コーネル大学大学院修士課程修了
*1979年 東京大学大学院博士課程単位取得満期退学
===職歴===
* [[摂南大学]]国際言語文化学部[[助教授]]
*1989年 摂南大学国際言語文化学部教授
*1991年 在インドネシア日本大使館付専門調査員
*1993年 [[名古屋大学]]大学院国際開発研究科教授
*1997年 慶応義塾大学[[経済学部]]教授
==受賞歴==
1992年 [[サントリー学芸賞]] 『日本占領期ジャワ農村の変容』
==著書==
==著書==
*日本占領下のジャワ農村の変容 草思社, 1992
*日本占領下のジャワ農村の変容』([[草思社]]、1992年)
*二十年目のインドネシア 日本とアジアの関係を考える 草思社, 1994
*二十年目のインドネシア 日本とアジアの関係を考える』(草思社1994年)
*女が学者になるとき 草思社, 1998
*女が学者になるとき』(草思社1998年)
*ジャカルタ路地裏フィールドノート 中央公論新社, 2001
*ジャカルタ路地裏フィールドノート』([[中央公論新社]]、2001年)
*「大東亜」戦争を知っていますか 講談社現代新書, 2002
*「大東亜」戦争を知っていますか』([[講談社]]<[[講談社現代新書]]>、2002年)
*インドネシアイスラームの覚醒 洋泉社, 2006
*インドネシアイスラームの覚醒』([[洋泉社]]、2006年)


==編纂==
==編纂==
*治官報・Kanpo ジャワ軍政監部 竜渓書舎, 1989
*治官報・Kanpo ジャワ軍政監部』([[竜渓書舎]]、1989年)
*南方軍政関係資料 1-17 竜渓書舎, 1990
*南方軍政関係資料 1-17』(竜渓書舎1990年)
*写真記録東南アジア 歴史・戦争・日本 インドネシア ほるぷ出版 1997
*写真記録東南アジア 歴史・戦争・日本 インドネシア』([[ほるぷ出版]]、1997年)
*東南アジア史のなかの日本占領 早稲田大学出版部, 1997
*東南アジア史のなかの日本占領』([[早稲田大学出版部]]、1997年)
*南方特別留学生が見た戦時下の日本人 草思社, 1997
*南方特別留学生が見た戦時下の日本人』(草思社1997年)
*都市下層の生活構造と移動ネットワーク ジャカルタ、東京、大阪、サン・クリストバルのフィールドワークによる実証 明石書店, 2007
*都市下層の生活構造と移動ネットワーク ジャカルタ、東京、大阪、サン・クリストバルのフィールドワークによる実証』([[明石書店]]、2007年)


==翻訳==
==翻訳==
*ふたつの紅白旗 インドネシア人が語る日本占領時代 インドネシア国立文書館編著 北野正徳共訳 木犀社 1996
*インドネシア国立文書館編著『ふたつの紅白旗 インドネシア人が語る日本占領時代』([[北野正徳]]との共訳、[[木犀社]]、1996年)


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2007年10月16日 (火) 06:58時点における版

倉沢 愛子(くらさわ あいこ、1946年 - )は、インドネシア史研究者、慶應義塾大学教授。 Ph.D.(コーネル大学、1988年)。

略歴

学歴

  • 1970年 東京大学教養学部教養学科国際関係論分科卒業
  • 1972年 東京大学大学院社会学研究科修士課程修了
  • 1978年 コーネル大学大学院修士課程修了
  • 1979年 東京大学大学院博士課程単位取得満期退学

職歴

  •  摂南大学国際言語文化学部助教授
  • 1989年 摂南大学国際言語文化学部教授
  • 1991年 在インドネシア日本大使館付専門調査員
  • 1993年 名古屋大学大学院国際開発研究科教授
  • 1997年 慶応義塾大学経済学部教授

受賞歴

1992年 サントリー学芸賞 『日本占領期ジャワ農村の変容』

著書

  • 『日本占領下のジャワ農村の変容』(草思社、1992年)
  • 『二十年目のインドネシア 日本とアジアの関係を考える』(草思社、1994年)
  • 『女が学者になるとき』(草思社、1998年)
  • 『ジャカルタ路地裏フィールドノート』(中央公論新社、2001年)
  • 『「大東亜」戦争を知っていますか』(講談社<講談社現代新書>、2002年)
  • 『インドネシアイスラームの覚醒』(洋泉社、2006年)

編纂

  • 『治官報・Kanpo ジャワ軍政監部』(竜渓書舎、1989年)
  • 『南方軍政関係資料 1-17』(竜渓書舎、1990年)
  • 『写真記録東南アジア 歴史・戦争・日本 インドネシア』(ほるぷ出版、1997年)
  • 『東南アジア史のなかの日本占領』(早稲田大学出版部、1997年)
  • 『南方特別留学生が見た戦時下の日本人』(草思社、1997年)
  • 『都市下層の生活構造と移動ネットワーク ジャカルタ、東京、大阪、サン・クリストバルのフィールドワークによる実証』(明石書店、2007年)

翻訳

  • インドネシア国立文書館編著『ふたつの紅白旗 インドネシア人が語る日本占領時代』(北野正徳との共訳、木犀社、1996年)