テゴマス
テゴマス | |
---|---|
別名 | Tegomass |
出身地 | 日本 |
ジャンル | J-POP |
活動期間 | 2006年11月[1] - 2020年6月19日 |
レーベル | ジャニーズ・エンタテイメント |
事務所 | ジャニーズ事務所 |
旧メンバー |
手越祐也 増田貴久 |
テゴマス(英語: Tegomass)は、かつて存在した日本のヴォーカルユニットでNEWSの派生ユニットである[2]。所属芸能事務所はジャニーズ事務所。所属レコード会社はジャニーズ・エンタテイメント。スウェーデンではTegomass名義で活動を行っていた[2]。
メンバー
[編集]概要
[編集]NEWSのメンバーでもある、手越祐也と増田貴久によるヴォーカルユニット。ユニット名は2人の名字「手越(テゴシ)」「増田(マスダ)」から2文字ずつ取り、「テゴマス (Tegomass)」と名付けられた[2]。
ジャニーズJr.時代から2人で歌う機会を得るようになる[3]。NEWSが結成されてからは、アルバム『touch』に収録されている「ずっと」、DVD『NEWSニッポン0304』に収録されている「ありがとう・今」などのオリジナル曲を発表しており、歌を重視したコンビとして活動していた[4]。
2006年11月、「Tegomass」としてシングル『Miso Soup』をスウェーデンで発売。ジャニーズ事務所としては初の試みである欧州先行デビューとなった[5]。これは、NEWSがスウェーデンの作曲家チームから『紅く燃ゆる太陽』『サヤエンドウ』『夢の数だけ愛が生まれる』などの楽曲の提供を受けていたことと、同じくスウェーデンの作曲家チームによる作品である修二と彰『青春アミーゴ』がスウェーデン国内でも好反応を得たことがきっかけとなって、現地のレコード会社「スカンジナビアソングス」(レーベル「HAWK RECORDS」)がジャニーズ事務所側にスウェーデン進出を打診したためである[1][5]。歌唱力も考慮された[5]。
2020年6月19日付で手越祐也がジャニーズ事務所との専属契約を解除およびNEWSから脱退したため、事実上の活動終了となった[6]。
来歴
[編集]2006年11月15日、スウェーデンで「Tegomass」としてシングル「Miso Soup」でデビュー[7]。11月13日から17日まで現地でプロモーション活動を行い、マスメディア14社からの取材に応じた[5]。発売日当日にストックホルム市内で行ったイベントでは500人を動員し[5]、その様子は現地の大手新聞『ダーゲンス・ニュヘテル』でも取り上げられる[8]。現地では音楽業界の関係者を招いたパーティーも開き[9]、デビューシングルのタイトルにならって味噌汁を振る舞った[3]。
2006年12月20日、日本で「テゴマス」としてシングル「ミソスープ」でデビュー。オリコンシングルチャートで1位を記録する[7]。
2007年3月、『第38回春の高校バレー全国大会』スペシャルサポーターに就任する[10]。5月16日、テレビアニメ『ラブ★コン』(TBS系)のテーマ曲が収録された「キッス〜帰り道のラブソング〜」を発売する。6月16日、台湾の音楽祭「金曲奨」に日本代表のプレゼンターとして出演し、「ミソスープ」など2曲を披露。翌17日、台北市内の野外ステージでライブを行った。
2008年6月18日、シングル「アイアイ傘」をリリース。
2009年7月8日、シングル「七夕祭り」をリリース。7月15日、ファーストアルバム『テゴマスのうた』リリース。7月22日からテゴマス初のライブツアー『テゴマス1stLIVE テゴマスのうた♪』が行われた。
2010年4月21日、ミニアルバム『テゴマスのあい』をリリース。5月1日からセカンドライブツアー『テゴマス 2ndライブ テゴマスのあい♥』が行われた。8月19日、神宮外苑花火大会に出演する[11]。
2011年2月16日、シングル「青いベンチ」をリリース。同曲は男性デュオ、サスケの2004年に発売したヒット曲をカバーしたものである[10]。8月6日、神宮外苑花火大会に近藤真彦、滝沢秀明らと出演[12]。10月19日、アルバム『テゴマスのまほう』をリリース。10月22日からサードライブツアー『3rdライブ テゴマスのまほう★』が行なわれた。
2012年10月6日、『テレビ朝日ドリームフェスティバル2012』に出演[13]。
2013年3月6日、シングル「サヨナラにさよなら」をリリース。5月22日、シングル「猫中毒」をリリース。
2014年1月22日、アルバム『テゴマスの青春』をリリース。2月15日からフォースライブツアー『テゴマス 4thライブ テゴマスの青春』が行われた。
手越の事務所退社・活動終了
[編集]2020年5月26日、手越の活動自粛が発表された。なお、テゴマスのレギュラー番組である『テゴマスのらじお』(MBSラジオ)は手越不出演のまま番組名を変えずに継続され[14]、27日の放送では急遽、NEWSのメンバーの小山慶一郎と加藤シゲアキが出演した[15]。
手越が、6月19日付でジャニーズ事務所との専属契約を合意解除したことにより[16]、同ユニットとしての活動は事実上終了となった[6]。番組名を変えず継続されていた『テゴマスのらじお』も、7月1日放送分より『ますますらじお』に番組名が変更された[17]。
作品
[編集]シングル
[編集]- ミソスープ(2006年)- 1位[7]
- キッス〜帰り道のラブソング〜(2007年5月16日)- 2位[18]
- アイアイ傘(2008年6月18日)- 1位[18]
- 七夕祭り(2009年7月8日)- 1位[18]
- 青いベンチ(2011年2月16日)- 2位[18]
- サヨナラにさよなら(2013年3月6日)- 2位[18]
- 猫中毒(2013年5月22日)- 2位[18]
アルバム
[編集]- テゴマスのうた(2009年7月15日)- 1位
- テゴマスのあい(2010年4月21日)- 2位 ※ミニアルバム
- テゴマスのまほう(2011年10月19日)- 1位
- テゴマスの青春(2014年1月22日)- 2位
映像作品
[編集]- テゴマス 1st LIVE TOUR 2009〜テゴマスのうた〜(2010年1月20日)
- テゴマス 2nd ライブ テゴマスのあい♥(2011年5月11日)
- テゴマス 3rd ライブ テゴマスのまほう★(2012年4月25日)
- テゴマス 4thライブ テゴマスの青春(2015年5月13日)
タイアップ
[編集]曲名 | タイアップ |
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ミソスープ | 日本テレビ系『音楽戦士 MUSIC FIGHTER』2007年1月度オープニングテーマ 文化放送『レコメン!』2007年1月度エンディングテーマ CM:神州一味噌「減塩みそ」 |
はじめての朝 | 日本テレビ系『THE・サンデー』エンディングテーマ |
マルイチカラ | フジテレビ系『第38回春の高校バレー』イメージソング |
キミ+ボク=LOVE? | TBS系アニメ『ラブ★コン』オープニングテーマ |
キッス〜帰り道のラブソング〜 | TBS系アニメ『ラブ★コン』エンディングテーマ 文化放送『レコメン!』2007年5月度エンディングテーマ |
アイアイ傘 | テレビ東京系アニメ『ネオ アンジェリーク Abyss』エンディングテーマ |
片想いの小さな恋 | テレビ東京系アニメ『ネオ アンジェリーク Abyss -Second Age-』エンディングテーマ |
青いベンチ | テレビ朝日系『お願い!ランキング』2月度エンディングテーマ |
魔法のメロディ | 文化放送『レコメン!』10月度エンディングテーマ |
サヨナラにさよなら | 日本テレビ系『スッキリ!!』3月度エンディングテーマ |
ヒカリ | 日本テレビ系『PON!』1月度エンディングテーマ |
出演
[編集]テレビ番組
[編集]ラジオ番組
[編集]CM
[編集]イベント
[編集]- ジャニーズカウントダウンライブ2006-2007(2006年12月31日、東京ドーム)[22]
- テゴマス『アイアイ傘』発売記念LIVEイベント(2008年6月17日)[23]
- テゴマス『七夕祭り』発売記念LIVEイベント(2009年7月6日)[24]
- 神宮外苑花火大会(2010年8月19日、国立競技場)[11]
- 神宮外苑花火大会(2011年8月6日、国立競技場)[12]
- テレビ朝日ドリームフェスティバル2012(2012年10月6日、国立代々木競技場 第一体育館)[13]
単独コンサート
[編集]年 | タイトル | 公演規模 | 備考 |
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2009年 | テゴマス 1stライブ テゴマスのうた♪ | 7都市20公演 | |
2010年 | テゴマス 2ndライブ テゴマスのあい♥ | 14都市39公演 日程・会場[26]
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2011年 | テゴマス 3rdライブ テゴマスのまほう★ | 11都市23公演 日程・会場[27]
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2014年 | テゴマス 4thライブ テゴマスの青春 | 7都市17公演 日程・会場[28]
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アルバム『テゴマスの青春』の収録曲を中心に22曲を披露した[29]。 |
連載
[編集]- ますてご(2006年1月19日 - 3月31日、Johnny's Web)
- テゴ+マス=☆(2007年5月2日 - 6月3日、Johnny's Web)
- テゴマスのひび♪(2009年7月22日 - 2020年6月18日、Johnny's Web)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “「NEWS」手越、増田で新ユニット”. Sponichi Annex. (2006年11月23日). オリジナルの2019年7月2日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c “テゴマス”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード (2020年1月27日). 2023年1月3日閲覧。
- ^ a b 三沢千晶(Text)「ARTIST INTERVIEW」『oricon style 2006 No.49-1373』、オリコン・エンタテインメント、2006年。
- ^ 「Holy Night with Miso Soup!」『Duet』2007年1月号、ホーム社、2006年。
- ^ a b c d e “NEWS手越&増田、スウェーデンでお先にデビュー…ジャニーズ初、欧州先行発売”. スポーツ報知. (2006年11月23日). オリジナルの2007年1月1日時点におけるアーカイブ。 2016年7月14日閲覧。
- ^ a b “手越祐也、ジャニーズ事務所と契約終了 NEWSは3人で活動継続へ「グループ及び個人での活動に精進」”. ORICON NEWS. オリコン (2020年6月19日). 2020年6月19日閲覧。
- ^ a b c “ジャニーズの新ユニット、テゴマスの「ミソスープ」が初登場1位!!”. ORICON STYLE (2006年12月26日). 2016年8月18日閲覧。
- ^ 「Proper popduo pa pr-party」Dagens Nyheter、2006年11月17日。(参照: 2006年11月18日)
- ^ 「Tegomass15日スウェーデンデビュー、リリースパーティ」Beatguide Sweden、2006年11月20日。(参照: 2007年5月21日)
- ^ a b “テゴマス、今日デビュー10周年 “ミソスープ”でデビューにファンも「衝撃」”. モデルプレス. ネットネイティブ (2016年11月15日). 2019年12月25日閲覧。
- ^ a b “近藤真彦、テゴマスらと熱唱”. デイリースポーツonline. (2010年8月20日). オリジナルの2010年9月14日時点におけるアーカイブ。 2019年12月25日閲覧。
- ^ a b “マッチ、タッキー本社神宮花火「ド派手に」”. nikkansports.com. (2011年5月31日) 2020年12月31日閲覧。
- ^ a b “テレ朝フェスに時雨、ゆず、テゴマス、きゃりー、AI、→PJ←”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2012年7月26日). 2020年9月10日閲覧。
- ^ “手越祐也のレギュラー「テゴマスのらじお」は番組名そのままに増田貴久とアシスタントの2人で継続。”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2020年5月26日). オリジナルの2020年5月26日時点におけるアーカイブ。 2020年5月26日閲覧。
- ^ “NEWS小山慶一郎&加藤シゲアキ『テゴマスのらじお』緊急出演”. ORICON NEWS. オリコン (2020年5月27日). 2020年6月19日閲覧。
- ^ “所属タレント手越祐也に関するご報告”. Johnny's net. ジャニーズ事務所 (2020年6月19日). 2020年6月19日閲覧。
- ^ “「テゴマスのらじお」 番組名「ますますらじお」に変更し再スタート”. Sponichi Annex. (2020年6月25日) 2020年7月2日閲覧。
- ^ a b c d e f “テゴマスのシングル売上ランキング”. ORICON NEWS. オリコン. 2020年9月10日閲覧。
- ^ “『春高バレー全国大会』にテゴマスがエール!”. ORICON NEWS. oricon ME (2007年3月19日). 2023年7月1日閲覧。
- ^ “解散テゴマス…NEWS・増田貴久が「ますますらじお」で再出発「いろんなことがありまして1人減りました」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2020年7月1日) 2020年7月2日閲覧。
- ^ 『〜“テゴマス”としては、初のCM出演〜『ハッピーターン』新TVCMキャラクターに手越祐也さん、増田貴久さんを起用 おなじみのフレーズを歌う、二人の絶妙なコーラスワークにも注目』(プレスリリース)亀田製菓、2014年9月11日 。2020年12月31日閲覧。
- ^ 「「今年もキミたちの愛で俺たちを支えて下さい!」」『ポポロ』2007年3月号、麻布台出版社、2007年1月23日、4-9頁。
- ^ “Biography(NEWS)2008”. Johnny's net. ジャニーズ事務所 (2008年). 2020年12月31日閲覧。
- ^ “テゴマス ファンの浴衣に「ごちそうさま」”. Sponichi Annex. (2009年7月7日). オリジナルの2009年7月23日時点におけるアーカイブ。 2009年7月7日閲覧。
- ^ “Concert/Stage「テゴマス 1stライブ テゴマスのうた♪」”. Johnny's net. ジャニーズ事務所. 2009年7月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年7月24日閲覧。
- ^ “Concert/Stage「テゴマス 2ndライブ テゴマスのあい♥」”. Johnny's net. ジャニーズ事務所. 2010年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月21日閲覧。
- ^ “Concert/Stage「テゴマス 3rdライブ テゴマスのまほう★」”. Johnny's net. ジャニーズ事務所. 2011年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月12日閲覧。
- ^ “Concert/Stage「テゴマス 4thライブ テゴマスの青春」”. Johnny's net. ジャニーズ事務所. 2014年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月29日閲覧。
- ^ “テゴマス 1万5000人の前でマイクなし熱唱”. Sponichi Annex. (2014年3月29日) 2016年8月18日閲覧。