コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

前田昌彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

前田 昌彦 (まえだ まさひこ、1969年2月10日 - ) は、日本自動車技術者。元トヨタ自動車取締役で、同社執行役員副社長Chief Technology Officer、トヨタZEVファクトリー本部長、クルマ開発センターセンター長、豊田自動織機取締役を歴任。

人物・経歴

[編集]

東京都生まれ[1]。1994年東北大学大学院工学研究科修了[2]トヨタ自動車入社[3]、第一パワートレーン設計部配属。直列6気筒エンジンの開発などに携わったのち、チーフエンジニア希望だったため2001年から製品企画部に異動し、トヨタIMVプロジェクトに参加した。その後、トヨタ・プリウス ZVW30や、8代目トヨタ・ハイラックスの開発を行った[1]

2015年トヨタ自動車TNGA企画部性能・アーキテクチャ企画室主査。2016年戦略副社長会事務局主査。同年CV Company CVZ ZBチーフエンジニア。2018年常務役員新興国小型車カンパニーPresident[3]。2019年トヨタ自動車執行役員新興国小型車カンパニーPresident中国アジア本部副本部長、トヨタ ダイハツ エンジニアリング アンド マニュファクチャリング会長社長インドネシアトヨタ自動車会長[4]

2020年トヨタ自動車執行役員、Chief Technology Officer、クルマ開発センターセンター長、パワートレーンカンパニーPresident 兼 同統括部部長[2]アイシン・エィ・ダブリュ取締役[5]。2021年1月、執行役員としてトヨタシステムサプライ担当、トヨタZEVファクトリー本部長を兼務[6]。2021年6月豊田自動織機取締役[7]。2022年トヨタ自動車取締役・執行役員副社長、Chief Technology Officer、クルマ開発センターセンター長、トヨタZEVファクトリー本部長[8]

2023年4月にトヨタ自動車執行役員副社長を退任し、CTOなどの技術部門の担当から、アジア本部(本部長)、中国本部(副本部長)、トヨタ モーター アジア パシフィック(株)、トヨタ ダイハツエンジニアリング アンド マニュファクチャリング(株)に担当が変更された。同年6月の株主総会で同社取締役からも退任[9]

出典

[編集]
  1. ^ a b 「ハイラックス 開発責任者に聞く - 共に創っていくクルマ -」GAZOO 2017.09.12 13:30
  2. ^ a b 前田 昌彦 トヨタ自動車
  3. ^ a b 履歴書トヨタ自動車
  4. ^ 履歴書トヨタ自動車
  5. ^ アイシン・エィ・ダブリュ(2020/1/30付)日本経済新聞 朝刊
  6. ^ 役員人事、幹部職人事および組織改正について トヨタ自動車 2020年12月3日
  7. ^ ニュースリリース 2021年4月28日 組織・人事・採用 代表取締役および役員の異動に関するお知らせ豊田自動織機
  8. ^ 副社長 前田 昌彦トヨタ自動車
  9. ^ 役員人事および幹部職人事について トヨタ自動車 2023年2月13日
先代
小寺信也
新興国小型車カンパニー社長
2018年 - 2020年
次代
松林淳
先代
吉田守孝
トヨタ自動車クルマ開発センター長
2020年 - 2023年
次代
加藤武郎
先代
寺師茂樹
トヨタ自動車CTO
2020年 - 2023年
次代
中嶋裕樹