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道標

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石塊に行先を刻んだ簡素な道標(十三街道(右)とおおと越(左)の分岐点)。 「右 大坂、左 ひらの 住吉 」と読み取れる。(奈良県生駒郡平群町福貴畑)

道標(どうひょう、みちしるべ)は、道路の辻、街道の分岐点に立てられた方向や距離を示す構造物。

日本における道標

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道路に目的地(主として大きな町)までの距離や方向を示すために設置された。自動車交通が発展する以前に造られたものが多い。設置される場所としては街道の分岐点(追分)などの路傍が多い。町中の表通りの交叉路や山中、に設置されることもある。「右」や「左」のように「すぐ」と書いてある道標も多く存在するが、これは普通「直進」を意味する。

欧州における道標

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英語圏には次のような道標がある[1]

ガイドポスト(guidepost)・サインポスト(signpost)
道路の分岐点などに設けられ方向や距離などが示されている[1]
フィンガーポスト(fingerpost)
サインポストと目的は同じであるが方向を指の形(pointing finger)で示している[1]
マイルストーン(milestone)
1マイルごとに設置される道標[1]

脚注

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  1. ^ a b c d 三谷康之「英語英文学の背景:英国の田園」(PDF)『成城文藝』第110号、成城大学文芸学部、1985年3月、126-90頁、ISSN 02865718CRID 15202908851120513282023年5月23日閲覧 

参考資料

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関連項目

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外部リンク

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