道標
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道標(どうひょう、みちしるべ)は、道路の辻、街道の分岐点に立てられた方向や距離を示す構造物。
日本における道標
[編集]道路に目的地(主として大きな町)までの距離や方向を示すために設置された。自動車交通が発展する以前に造られたものが多い。設置される場所としては街道の分岐点(追分)などの路傍が多い。町中の表通りの交叉路や山中、峠に設置されることもある。「右」や「左」のように「すぐ」と書いてある道標も多く存在するが、これは普通「直進」を意味する。
欧州における道標
[編集]英語圏には次のような道標がある[1]。
- ガイドポスト(guidepost)・サインポスト(signpost)
- 道路の分岐点などに設けられ方向や距離などが示されている[1]。
- フィンガーポスト(fingerpost)
- サインポストと目的は同じであるが方向を指の形(pointing finger)で示している[1]。
- マイルストーン(milestone)
- 1マイルごとに設置される道標[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c d 三谷康之「英語英文学の背景:英国の田園」(PDF)『成城文藝』第110号、成城大学文芸学部、1985年3月、126-90頁、ISSN 02865718、CRID 1520290885112051328、2023年5月23日閲覧。
参考資料
[編集]- 武藤善一郎著「大阪の街道と道標」改訂版(ISBN 4-88325-203-5)