齋藤ゆかり
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齋藤 ゆかり(さいとう ゆかり、1959年12月 - )は、日本のイタリア語の翻訳家。 資料センター《雪の下の種》(イタリア、ピサ)の創設者、主宰。
略歴
[編集]プロ野球のスポーツ記者・鈴木陽一と作家・斎藤雅子の長女として東京に生まれる。1982年学習院大学哲学科卒。同大学院に在籍中、イタリア政府給費留学生として留学。ジャーナリズムや大学での日本語教育に携わる傍ら、イタリア文学などの翻訳を行っている。
著書
[編集]- 『風は国境を知らない イタリアから母への手紙』 河出書房新社 1984.9
- Viaggio nella lingua giapponese: Una bussola per gli italiani, Edizioni ETS, 2019.11
翻 訳
[編集]- 『亡命家族の肖像 ムッソリーニのイタリアを逃れて』 フランカ・マニャーニ 朝日選書 1993.12
- 『逸脱』 ルーチェ・デーラモ 作品社 1997.11
- 『葡萄酒とパン』 イニャツィオ・シローネ 白水社 2000.4
- 『独裁者になるために」 』イニャツィオ・シローネ 岩波書店 2002.12
- 『老後も進化する脳』リータ・レーヴィ・モンタルチーニ 朝日新聞出版 2009.3
- 『人間の義務について』ジュゼッペ・マッツィーニ、岩波文庫 2010.6
- 『フォンタマーラ』 イニャツィオ・シローネ 光文社古典新訳文庫 2021.10
- イタリア語出版
- Rokuro Haku, No alla guerra, no al nucleare, Altrinformazione, Bologna, 2011.3
- Naomi Toyoda, Fukushima: L'anno zero, traduzione di Yukari Saito e Marina Forti, Jaca Book, Milano, 2014.3
- Yuka Nishioka, I dragoni atomici di Fukushima, Altrinformazione, Bologna, 2014.5
- (西岡由香『さよなら、アトミックドラゴン』凱風社、イタリア語訳)
監修
[編集]- Luce d'Eramo, Ignazio Silone, a cura di Yukari Saito, Castelvecchi Editore, Roma, 2014.2
- Yukari Saito (a c.di), Dalla bomba atomica al Pikadon: Comprendere e trasmettere le esperienze di Hiroshima e Nagasaki, Quaderni Satyagraha n. 29, Centro Gandhi Edizioni, Pisa, 2016.5
参考
[編集]- 「風は国境を知らない」著者紹介