北村克哉
北村 克哉 | |
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プロフィール | |
リングネーム | 北村克哉 |
本名 | 同じ |
ニックネーム |
和製カレリン マッスルバルクレスリング・モンスター[1] |
身長 | 182cm[2] |
体重 | 135kg[2] |
誕生日 | 1985年12月14日(38歳)[2] |
出身地 | 東京都杉並区[2] |
所属 | フリー |
スポーツ歴 | レスリング |
デビュー | 2017年3月13日[2] |
北村 克哉(きたむら かつや、1985年12月14日 - )は、日本のボディビルダー[3]、元プロレスラー、元アマチュアレスリング選手である。東京都杉並区出身。
来歴
アマチュアレスリング時代
日本工業大学駒場高等学校、専修大学卒業。高校時代はフリースタイルの選手で大学時代はフリースタイル・グレコローマンの選手として活躍。
2006年は、に全日本選抜選手権フリースタイル120kg級、2007年に全日本学生選手権グレコローマン96kg級、全日本大学グレコローマン選手権120kg級を制し、2008年~2010年までの全日本選手権グレコローマン96kg級三連覇、2009年から2010年まで全日本選抜選手権グレコローマン96kg級二連覇など全日本レベルの大会で輝かしい成績を収めた。一方、世界選手権3回、アジア選手権は2回、アジア大会に1回選ばれているが国際大会では成績を残せなかった。[4]
高校・大学時代
2003年は、全国高校選抜大会 フリースタイル85kg級 3位、インターハイ フリースタイル85kg級 3位、国民体育大会(国体少年の部)フリースタイル97kg級 1位。[4]
2004年は、JOC杯ジュニア フリースタイル96㎏級 3位、東日本学生新人選手権(秋季)グレコローマン96kg級 2位、全日本選手権フリースタイル120kg級 3位。 [4]
2005年は、東日本学生新人選手権(春季)フリースタイル120kg級 2位、全日本大学グレコローマン選手権 グレコローマン120kg級3位、全日本大学選手権 フリースタイル120kg級 3位、東日本学生新人選手権(秋季)フリースタイル120kg級 1位、東日本学生新人選手権(秋季)グレコローマン120kg級 1位、全日本選手権 フリースタイル120kg級3位。[4]
2006年は、全日本選抜選手権フリースタイル120kg級1位、全日本学生選手権フリースタイル120kg級2位、世界選手権フリースタイル120kg級20位。[4]
2007年は、全日本選抜選手権グレコローマン96kg級2位、全日本学生選手権グレコローマン96kg級1位、全日本学生選手権フリースタイル120kg級3位、全日本大学グレコローマン選手権120kg級1位、全日本大学選手権フリースタイル120kg級3位。[4]
社会人時代
2008年の国体よりグレコローマンスタイル専門となり、大学卒業後は専修大レスリング部の先輩馳浩-谷川貞治の関係でFEGに入社[1]。FEGがK-1の運営母体でもあることから総合格闘技転向も取りざたされたが、本人はアマチュアレスリング専念の意思を示した[要出典]。2008年は、国民体育大会(成年)男子グレコローマン120㎏級1位、全日本選手権グレコローマン96kg級1位。[4]
2009年は、アジア選手権グレコローマン96kg級8位、全日本選抜選手権グレコローマン96kg級1位、世界選手権グレコローマン96kg級27位、全日本選手権グレコローマン96kg級1位。[4]
2010年は、デーブ・シュルツ記念国際大会グレコローマン96kg級 2敗、全日本選抜選手権グレコローマン96kg級1位、アジア選手権グレコローマン96kg級9位、世界選手権グレコローマン96kg級20位、アジア大会グレコローマン96kg級7位、全日本選手権グレコローマン96kg級1位。[4] FEGの経営悪化が原因でドン・キホーテに所属を移す。(谷川貞治-安田隆夫のラインで移籍)[1]
2011年4月の全日本選抜選手権グレコローマン96kg級で優勝[5]。
ドーピング検査で陽性を示した為、2年間資格停止処分に
同6月13日、日本レスリング協会が東京・岸記念体育会館内で記者会見し、日本アンチードーピング機構(JADA)から、北村が、4月の全日本選抜選手権で優勝した際のドーピング検査で陽性を示したとの通知を受けたことを発表。[6][7] JADA規定通り同大会の順位ははく奪され、陽性が確定した2011年5月17日から2年間、資格停止処分となった。[8] 尚、2010年の全日本選手権に続いて2011年の全日本選抜選手権を制しながら、世界選手権の代表決定が保留となっていたが、負傷で練習できていないことが理由で、今回の件とは無関係とのこと[9]。
ドーピング検査で検出された禁止薬物
検査はJADAの規定に従って行われ、4月29日の試合当日に採取した尿(A検体)から、筋肉増強作用があって2011年の禁止薬物であるドロスタノロン(英語: Drostanolone)(S1.蛋白同化薬)の代謝物が検出された。B検体(当日に分離して別に保存していた尿)によって再検査したが、A検体の分析と同じ結果が出た。6月に聴聞会が行われ、北村は検査結果について争うことはなく、インターネットによる海外通販を含めて多種多様なサプリメントを大量に服用していたことを認めた。どのサプリメントに禁止薬物があったか特定はできなかった[9]。
禁止薬物を意図的に服用したかどうかについてのJADAと日本レスリング協会の見解
JADAは「意図的な服用ではないと推定される」としている。6月13日の記者会見で報道陣から「意図的な(筋肉増強剤の)服用でない証拠はあるのか」との質問が出たが、日本レスリング協会の高田専務理事は「出場停止になることを自らやる選手はいない」と北村をかばった[9]。
その後ドン・キホーテを退社し、2013年から2015年末までケビン山崎のトレーニングジム「トータル・ワークアウト」で、パーソナル・トレーナーを務めた。[10]
格闘家時代
2015年7月に専修大レスリング部の先輩である馳浩のすすめで、格闘技イベント『巌流島』の第2回公開検証へ参戦[1]。 ボロドバートル・オンダラルを下し、プロデビュー戦を勝利で飾った[11]。その後大会に観に来ていた、新日本プロレスの木谷オーナーから新日本プロレスにスカウトされる。[要出典]
プロレスラー時代
2016年1月3日、ディファ有明で開催されたプロレス祭りの公開記者会見にて新日本プロレスへの入団を発表[12]。
約1年以上の練習生期間を経て、2017年3月13日、福井県産業会館・1号館展示場大会にて岡倫之とのタッグでゲリラズ・オブ・デスティニー(タマ・トンガ & タンガ・ロア)を相手にプロレスデビューを果たした[13]。
2017年11月5日、POWER STRUGGLEの第0試合でデビッド・フィンレーとシングルマッチで対戦。試合後、フィンレーにWORLD TAG LEAGUE出場のためのパートナーに誘われ、快諾する[14]。これによりフィンレーとのタッグでWORLD TAG LEAGUEに初出場するが、全敗に終わった[15]。
2017年10月12日から12月21日にかけてヤングライオン同士の総当たり戦方式で行われたヤングライオン杯に出場し、5戦全勝で優勝した[16]。
2018年1月5日からは北村克哉7番勝負として先輩レスラーとのシングルマッチが組まれた。最終戦が3月6日の旗揚げ記念日で行われる予定であったが、3月4日の茨城大会で脳震盪を起こした為欠場となり、最終戦は延期となった[17]。
2019年2月5日、新日本プロレスのHPにて北村が練習中の怪我のため、1月31日をもって新日本プロレスを退団したと発表があった[18]。
プロレスラー時代の得意技
- ジャックハマー
- スピアー
- 逆水平チョップ
- ブレーンバスター
ボディビルダー時代
2019年4月1日に自身のInstagramにてIFBBプロボディビルダーを目指すことを示唆。5月にYou Tubeに「バルクアカデミー」というチャンネルを開設。YouTuberとして活動を開始。10月19日に行われた「 IFBB PRO League x NPCJ Japan」にて初めてのボディビル大会に出場。エントリー人数10人中6位の成績に終わった。(同じ6位の選手5名のうち加点者が2名。0点は北村を含めた3名)[19]11月16日に行われた「 Olympia Amateur Japan 2019」に出場[20]。
2020年2月、突然YouTubeにアップロードされていた動画が削除され2月7日に投稿された動画で独立を宣言する[21]。3月20日、You Tubeのチャンネル名を「NORTH VILLAGE」に変更した[22]。
タイトル履歴
レスリング [4]
- 国民体育大会(国体少年の部)フリースタイル97kg級 優勝(2003年)
- 東日本学生新人選手権(秋季)フリースタイル120kg級 優勝(2005年)
- 東日本学生新人選手権(秋季)グレコローマン120kg級 優勝(2005年)
- 全日本選抜選手権フリースタイル120kg級 優勝(2006年)
- 全日本学生選手権グレコローマン96kg級 優勝(2007年)
- 全日本大学グレコローマン選手権120kg級 優勝(2007年)
- 国民体育大会(成年)男子グレコローマン120㎏級 優勝(2008年)
- 全日本選手権グレコローマン96kg級 優勝(2008年、2009年、2010年)
- 全日本選抜選手権グレコローマン96kg級 優勝(2009年、2010年)
新日本プロレス
- ヤングライオン杯 優勝(2017年)[23]
出演
ウェブドラマ
- 『99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ[MONSTER COOKING]特大☆中西ジャーマンポテトに挑戦!!』(2017年2月4日、TBS公式 YouTuboo)- アシスタント・北村克哉役[24][25]
脚注
- ^ a b c d ““マッスルバルクレスリング・モンスター” 巌流島に超怪物、参戦!! 実行委員長・馳浩の秘蔵っ子、レスリング王者、北村克哉出場決定!”. 巌流島チャンネル公式ブロマガ (2015年7月3日). 2015年1月3日閲覧。
- ^ a b c d e “選手名鑑”. 新日本プロレス公式サイト. 2017年3月13日閲覧。
- ^ ザテレビジョン. “菊池風磨が“マッチョ界”で話題の人物に密着! 一緒にトレーニング&爆食も (2/2) | 芸能ニュースならザテレビジョン”. ザテレビジョン. 2019年11月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “北村克哉 | JWF WRESTLERS DATABASE : 日本レスリング協会 選手&大会データベース”. db.japan-wrestling.jp. 2020年5月14日閲覧。
- ^ “2011年全日本選抜選手権 男子グレコローマン96kg級 | JWF WRESTLERS DATABASE : 日本レスリング協会 選手&大会データベース”. db.japan-wrestling.jp. 2020年5月14日閲覧。
- ^ “レスリング北村が陽性、海外サプリ服用 - スポーツニュース”. nikkansports.com. 2020年3月21日閲覧。
- ^ “北村克哉選手がドーピング違反で2年間の出場停止処分へ”. 2012wrestling.web.fc2.com. 2020年3月21日閲覧。
- ^ “全日本チームがアンチドーピング講座を受ける”. 2012wrestling.web.fc2.com. 2020年3月21日閲覧。
- ^ a b c “北村克哉選手がドーピング違反で2年間の出場停止処分へ”. Japan Wrestling Federation. 2020年6月19日閲覧。
- ^ “北村克哉”. www.facebook.com. 2020年5月14日閲覧。
- ^ “北村 克哉 | 巌流島”. ganryujima.jp. 2020年4月13日閲覧。
- ^ “【WK10】“期待の新星”岡倫之&北村克哉が新日本プロレス入団! 新プロジェクト『LION’S GATE』第1回大会は2月25日(木)新宿FACEに決定!【入団会見】”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年1月3日閲覧。
- ^ “戦国炎舞-KIZNA- Presents NEW JAPAN CUP 2017 – 福井・福井県産業会館・1号館展示場 – 第2試合”. www.njpw.co.jp. 2020年4月13日閲覧。
- ^ “POWER STRUGGLE – 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪) – 第0試合”. www.njpw.co.jp. 2020年4月13日閲覧。
- ^ “WORLD TAG LEAGUE 2017 – 愛媛・テクスポート今治 – 第5試合”. www.njpw.co.jp. 2020年4月13日閲覧。
- ^ “北村克哉が5戦全勝制覇、新日ヤングライオン杯 - プロレス : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “旗揚げ記念日”. 新日本プロレス公式サイト. 2018年4月17日閲覧。
- ^ “北村克哉選手、退団のお知らせ”. 新日本プロレス公式サイト. 2019年2月5日閲覧。
- ^ “コバラサポート PresentsNPCJ Japan Open 2019”. Fitness World Japan - FWJ. 2020年4月1日閲覧。
- ^ 2019/11/17にyoutubeに投稿された「大会の裏側と結果報告【アマチュアオリンピア】」にて(現在は削除)
- ^ (日本語) 北村克哉からご報告 2020年4月1日閲覧。
- ^ (日本語) 北村克哉 Next Stage 2020年4月1日閲覧。
- ^ “LION’S GATE PROJECT10 – 東京・新宿FACE”. www.njpw.co.jp. 2020年5月14日閲覧。
- ^ “[MONSTER COOKING]特大☆中西ジャーマンポテトに挑戦!! 2/11(日)『99.9 SEASONⅡ』#5【TBS】”. TBS公式 YouTuboo (2017年2月4日). 2018年2月5日閲覧。
- ^ 同名テレビドラマ第4話で登場した番組内番組のフルバージョン。99.9時間限定配信