静岡市立登呂博物館
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(登呂博物館から転送)
静岡市立登呂博物館 Shizuoka City Toro Museum | |
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博物館全景 (2018年7月10日撮影) | |
施設情報 | |
正式名称 | 静岡市立登呂博物館 |
前身 | 静岡考古館 |
専門分野 | 登呂遺跡出土資料等を展示 |
事業主体 | 静岡市 |
管理運営 | 文化財課 |
開館 |
1972年(昭和47年) 2010年(平成22年)リニューアルオープン[1] |
所在地 |
〒422-8033 静岡市駿河区登呂五丁目10番5号 |
位置 | 北緯34度57分19.4秒 東経138度24分31.7秒 / 北緯34.955389度 東経138.408806度座標: 北緯34度57分19.4秒 東経138度24分31.7秒 / 北緯34.955389度 東経138.408806度 |
外部リンク |
www |
プロジェクト:GLAM |
静岡市立登呂博物館(しずおかしりつとろはくぶつかん)は、静岡市駿河区登呂五丁目にある登呂遺跡についての博物館である。太平洋戦争中の1943年(昭和18年)7月に軍事工場建設現場で発見された弥生時代の登呂遺跡を紹介し出土品などを展示する。
概要
[編集]博物館は遺跡公園である「登呂公園」内にあり、1955年(昭和30年)に開館した「静岡考古館」を前身として1972年(昭和47年)に開館した。なお現在の建物は2010年(平成22年)に全面リニューアルオープンしたものである[1]。
施設
[編集]1階の弥生体験展示室は入館無料で弥生時代の復元装束を着たり、復元農具や土器に触れたり出来る体験型施設である。図書コーナーやミュージアムショップもある。
2階は有料で、常設展示室と、年4回の企画展を開催する企画展示室がある。
屋上テラスからは登呂公園の復元集落や水田を見渡せる[2]。
屋外では、市民参加型の水田での米づくり体験や企画展示の関連講演会、夏休みイベントなどを開催している。
その他
[編集]- 公園内には、芹沢銈介を顕彰する静岡市立芹沢銈介美術館と、東京都大田区蒲田から移築した芹沢住宅(芹沢銈介の家)がある。
- マスコットキャラクターは「トロベー」。竪穴建物[注釈 1]形の頭部に胴体がつく。名前は登呂(トロ)と米(ベイ)を掛け合わせたものである[5]。
ギャラリー
[編集]-
外観(2012年7月15日)
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図書コーナー(2018年7月10日)
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展示室(2018年7月10日)
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屋上テラスから見た登呂遺跡(2014年12月14日)
利用情報
[編集]アクセス
[編集]料金・開館時間
[編集]- 一般 - 300円(30人以上の団体220円)、5回分の回数券1400円、芹沢銈介美術館との共通券580円(30人以上の団体460円)
- 大学・高校生 - 200円(30人以上の団体150円)、5回分の回数券930円、芹沢銈介美術館との共通券360円(30人以上の団体280円)
- 中学生以下 - 50円(30人以上の団体40円)、5回分の回数券230円、芹沢銈介美術館との共通券120円(30人以上の団体90円)
- 開館 - 9時~16時30分
- 休館 - 月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休館日
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 静岡市 2018年
- ^ 登呂博物館フロアマップ
- ^ 江坂, 芹沢 & 坂詰 2005, pp. 367–368.
- ^ 文化庁文化財部記念物課 2013, p. 138.
- ^ インターネットミュージアム(トロベー)
参考文献
[編集]- 江坂, 輝弥、芹沢, 長介、坂詰, 秀一「平地住居跡」『新日本考古学小辞典』ニューサイエンス社、2005年5月20日、367-368頁。ISBN 9784821605118。
- 文化庁文化財部記念物課「第Ⅴ章・遺構の発掘 第3節・竪穴建物」『発掘調査のてびき』同成社〈集落遺跡調査編第2版〉、2013年7月26日、131-157頁。ISBN 9784886215253。 NCID BB01778935。
- 『登呂博物館・登呂公園の現状について』(静岡市)2018年(平成30年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 静岡市立登呂博物館 (@torohaku_torobe) - X(旧Twitter)
- 静岡市立登呂博物館 - 文化遺産オンライン(文化庁)