宿奈川田神社

宿奈川田神社
	; 拝殿
所在地	大阪府柏原市高井田661番地
位置	北緯34度34分15秒東経135度38分16秒 / 北緯34.57083度東経135.63778度
主祭神	宿奈彦根命; 高皇産霊命; 級戸辺命
社格等	式内社（小）; 旧村社
創建	不詳
本殿の様式	流造
別名	白坂大明神
例祭	7月23日
	テンプレートを表示

宿奈川田神社（すくなかわたじんじゃ）は、大阪府柏原市にある神社。式内社で、旧社格は村社。地元では「白坂神社（しらさかじんじゃ）」と通称され、地図や看板でもそのように表記されている。

祭神

宿奈彦根命・高皇産霊命・級戸辺命を主祭神とする。『神社覈録』や『特選神名牒』では「祭神不詳」となっている。

歴史

創建の由緒は不詳である。近くにある天湯川田神社（柏原市高井田89）とともに、当地を拠点としていた鳥取連が祖神を祀ったものとみられる。『先代旧事本紀』「天神本紀」では少彦根命を鳥取連の祖神としている。弘仁式の時から官社となっており、延喜式神名帳に「河内国大県郡宿奈川田神社」と記載され、小社に列している。

中世には「白坂大明神」と称していた。一説には、現在二宮神社（柏原市安堂町19-9。大正時代に2社を合祀して現在地に遷座）のある地が「字白坂」であることから、元の宿奈川田神社の鎮座地であるという。そのため、二宮神社も式内・宿奈川田神社の論社とされているが、二宮神社では式内社とは称していない。

明治5年（1872年）に村社に列格し、白坂明神から現社名に改称した。