神野阿弥陀堂
表示
(的場家住宅から転送)
神野阿弥陀堂 | |
---|---|
所在地 | 和歌山県伊都郡かつらぎ町東谷 |
位置 | 北緯34度20分57.1秒 東経135度29分29.3秒 / 北緯34.349194度 東経135.491472度座標: 北緯34度20分57.1秒 東経135度29分29.3秒 / 北緯34.349194度 東経135.491472度 |
創建年 | 貞享3年(1686年) |
文化財 | 登録有形文化財 |
神野阿弥陀堂(こうのあみだどう)は、和歌山県伊都郡かつらぎ町にある阿弥陀堂。国の登録有形文化財となっている。
概要
[編集]かつらぎ町北西部、「串柿の里」として知られる神野地区にあり、日本遺産「『葛城修験』―里人とともに守り伝える修験道はじまりの地」の構成文化財の一つとなっている。1686年(貞享3年)創建、1992年 (平成4年) 改修。木造平屋建、茅葺き、建築面積109m2。堂内にはかつて訪れた修験者たちによる墨書が残存し、阿弥陀如来や四天王等の仏像が安置され、曼荼羅や法具等も収納されている。葛城修験において山中で修業をしつつ、本堂で里人と交流し、地域住民と茶を酌み交わしたと伝わる[1]。2019年 (令和元年) 12月5日、国の登録有形文化財となった[2]。
的場家住宅
[編集]当堂と同じ神野地区にある的場家住宅は主屋が1805年 (文化2年)建築、2006年 (平成18年) 改修。木造平屋建、茅葺き、建築面積103m2。「造形の規範となっているもの」という基準を満たし、離れ(大正後期建築)、土蔵 (昭和31年建築、木造平屋建、瓦葺、建築面積52m2) とともに当堂と同日に登録有形文化財となった[2]。
-
的場家住宅主屋
-
的場家住宅土蔵
現地情報
[編集]交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ “きのくにの宝/6 神野阿弥陀堂(かつらぎ町) 修験者と里人、交流の場 /和歌山”. 毎日新聞. 2020年10月4日閲覧。
- ^ a b “豊原家住宅・的場家住宅・神野阿弥陀堂が登録有形文化財に登録されました!”. かつらぎ町. 2020年10月4日閲覧。