盧戇章
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(盧コウ章から転送)
盧戇章 | |
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プロフィール | |
出生: | 1854年 |
死去: | 1928年10月28日 |
出身地: | 清福建省同安県 |
職業: | 言語学者 |
各種表記 | |
繁体字: | 盧戇章 |
簡体字: | 卢戇章 |
拼音: | Lu Zhuàngzhāng |
和名表記: | ろ こうしょう |
発音転記: | ルー・ヂュアンヂャン |
盧 戇章(ろ こうしょう)は、清末民初の言語学者。漢字表音化の先駆者。字は雪樵。
経歴
[編集]1928年、福建省同安県生まれ。9歳より義学で学び、18歳で科挙を受験するが失敗した。その後、シンガポールに行き3年間英語を学ぶ。1879年、アモイに戻ってキリスト教に入信し、聖書とともに西洋の科学知識も学んだ。
業績・評価
[編集]イギリス人宣教師に招かれて『華英辞典』の編集に参加した。その合間を縫って十余年の間個人的に表音文字の研究を続け、1892年に考案した表音文字を「中国切音新字」と名付け、『一目了然新階』というテキストを発行した。この盧戇章の表音文字は、中国人が文字体系の改革に関心を持つきっかけになったといえる。
脚注
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