涙のふるさと
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(真っ赤な空を見ただろうかから転送)
「涙のふるさと」 | ||||||||
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BUMP OF CHICKEN の シングル | ||||||||
初出アルバム『orbital period』 | ||||||||
B面 | 真っ赤な空を見ただろうか | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | マキシシングル | |||||||
ジャンル | J-POP | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | トイズファクトリー | |||||||
作詞・作曲 | 藤原基央 | |||||||
ゴールドディスク | ||||||||
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チャート最高順位 | ||||||||
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BUMP OF CHICKEN シングル 年表 | ||||||||
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「涙のふるさと」(なみだのふるさと)は、BUMP OF CHICKENの12枚目のシングル。2006年11月22日にトイズファクトリーから発売された。
概要
[編集]- 前作から約1年ぶりのリリースで、2006年に発売された唯一のシングル。
- ジャケットのオブジェはメンバーによる製作である。ホームセンターで材料を一日がかりで仕入れ、世田谷ものづくり学校の一角を借り11時間かけて組み立て、九十九里浜へ持っていき、写真が撮られた(この模様は公式サイトなどにも掲載されている)。その後、オブジェはタワーレコード渋谷店にて期間限定で展示された。
- 本編と隠しトラック(及び空白の時間)との時間の合計が、発売した年の2006年にあわせて20分06秒になるようにされている。
- 「オンリー ロンリー グローリー」以来約2年半ぶりとなるオリコン週間チャート1位を獲得。初動売上は自己最高の18万枚を記録[1]。2018年現在、この初動売上を超えるシングルは登場していない。
収録曲
[編集]- 全曲作詞・作曲:藤原基央 編曲:BUMP OF CHICKEN
- 涙のふるさと (5:01)
- ロッテ『エアーズ』CMソング。
- 『エアーズ』のCMは公式発表前よりオンエアされていたが、タイトル記載のみでBUMP OF CHICKENの楽曲であることは伏せられたまま使用されていた。BUMP OF CHICKEN初のCMタイアップ楽曲である。
- PVはCMの延長線上にある内容で、CMと同様堀北真希と森岡龍が出演[2]、映画監督の山崎貴が監督を務め、それまでPVを手掛けて来た番場秀一は初めてスタッフから外れた。山崎監督の熱烈なオファーとスタッフ側の意気投合でCMタイアップが決定し、PV製作はその流れで(山崎監督がBUMP OF CHICKENのファンだったこともあり)決定した。また、このPV制作がきっかけで次のシングル「花の名」が山崎監督が監督を務める、映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の主題歌に起用された。
- スペースシャワーTVの着うたサイトでは、発売の約1ヶ月前より同曲の着うたが先行配信された。着うたの発売前先行配信は結成以来初。
- 真っ赤な空を見ただろうか (15:05)
- 藤原が極度のスランプに陥り全く曲が書けなくなった時、偶然真っ赤な空(2006年8月8日の夕焼け)を見て強く感動し、その時の衝動のまま一気に書き上げた曲。カップリング曲の中でもかなり人気が高い曲である。
- カップリング集『present from you』のリリースに伴ってPVが製作された。PVにはジャケットのオブジェも登場する。
- 隠しトラックに「おるすばん」(作詞・作曲:BUMP OF CHICKEN)が収録されている。藤原と升のデュエット曲。
隠しトラック終了後も1分間の空白が続いている。
収録アルバム
[編集]- 『orbital period』(#1)
- 『present from you』(#2)
出典・参考文献
[編集]- ^ “バンプ、自己最高の初動売上で2年5ヶ月ぶりのシングル1位!”. オリコン (2006年11月28日). 2023年1月20日閲覧。
- ^ ただ、堀北とメンバーは撮影中に顔を合わせることはなく、2006年11月21日のラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』で初めて対面した。その後も同番組にBUMP OF CHICKENと山崎監督、堀北が同時に出演するなどしている。