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宮バス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石川タクシー富士宮から転送)
宮バス 宮2系統(2012年4月)

宮バス(みやバス)は、静岡県富士宮市で運行されているコミュニティバスである。運行事業者は富士急静岡バスおよび信興バス(富士市)である。

沿革

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  • 2008年4月1日 - 運行開始。当時の運行事業者は石川タクシー富士宮であった。
  • 2010年1月16日 - 運行事業者を富士急静岡バスに変更。
  • 2011年10月1日 - 拡大路線試験運行開始(宮1 - 宮6系統)。
  • 2013年
    • 4月1日 - バス停増設:「大宮町」「マルハン中原店」、バス停名称変更「マルハン富士宮駅南店」(旧「東京電力」)
    • 10月1日 - 芝川バスを宮バスに名称変更(宮11・12・13・14系統)。宮5系統再編、宮6系統廃止。
  • 2018年
    • 4月1日 - 宮11芝富線・宮12稲子線・宮13香葉台線・宮14稗久保線の運行事業者を、富士急静岡バスより、信興バス(富士市)に変更。[1]
    • 6月2日 -(宮3・4・5系統)東南循環及び北循環を土曜運休とする。
    • 10月1日 - 宮4系統廃止。
  • 2020年
    • 4月1日 - 宮5北循環西コース バス停名称変更「木の花(このはな)」(旧(富士宮信用金庫本店前」)

路線

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宮バスは、当初、富士宮市総合福祉会館を起点に、JR身延線富士宮西富士宮両駅及び富士宮市街地の公共施設医療機関等を巡回する路線で運行が開始された(現在の宮1系統と宮2系統)。多くの路線で富士宮駅南口で他の路線へ乗り継ぎ、乗り換えができる。全便12/29 - 1/3は運休。

  • 宮1系統:中央循環(既存「内回り」)・・・毎日運行(土日祝は1便・8便運休)
  • 宮2系統:中央循環(既存「外回り」)・・・毎日運行(土日祝は1便・8便運休)
  • 宮3系統:東南循環(内回り・外回り)・・・月 - 金曜運行、祝日運休
    • 富士宮駅南口 - 市役所 - 東阿幸地 - 出水 - 阿南胃腸科外科 - 富士根南公民館 - 前田町を循環
  • 宮5系統:北循環 西・北・東コース(内・外回り)・・・月 - 金曜運行、祝日運休
    • 西コース
    • 北コース
      • 総合福祉会館 - 南富士病院 - デイズ万野原店前 - 大富士中学校 - 長屋通り - 富士宮市民プール - 外神東公園 - 富士宮市民体育館 - う宮~な - 住宅生協青木団地 - 中谷 - 外神 - 池田医院・かぶらぎ歯科 - 総合福祉会館
    • 東コース
      • 総合福祉会館 - 加藤脳神経外科 - 鉄工団地 - 中原町 - 時田上 - 時田橋 - 阿幸寺公会堂 - 若の宮町南 - 中央町 - 大宮町 - イオンモール富士宮 - 富士宮駅南口
        • 外回り・・・同じコースを辿るが、内回りには無い、あすなろ歯科バス停がある。
  • 宮11系統:芝富線・・・月 - 土曜運行、祝日は運行
  • 宮12系統:稲子線・・・月 - 土曜運行、祝日は運行
  • 宮13系統:香葉台線・・・月 - 土曜運行、祝日は運行
  • 宮14系統:稗久保線・・・月 - 土曜運行、祝日は運行

運賃

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  • 運賃は前払い方式で、1乗車・1名につき大人(中学生以上)200円、子供(小学生)100円である。
特例として身体障害者手帳等の保持者は100円に減額。1級身体障害者手帳・療育手帳の場合、保持者本人と介護者が100円に減額される。保護者に同伴された未就学児は2名まで無料である。運賃箱には両替機カードリーダがない。車内では乗務員が回数券を販売している(100円券11枚つづりで1,000円。富士宮駅北口バスターミナル内、富士急静岡バス窓口でも販売)。宮バス協力店舗を利用すると乗車券を入手できる。秋まつり等のイベント時に無料開放されることがある。
  • 宮バス同士は半額で乗り継ぎ可能(宮11 - 14系統を除く)。
  • 年間フリーパス券8,000円(北循環、東南循環の各路線が一年間乗り放題になる券。富士宮駅北口バスターミナル富士急静岡バス窓口で販売)、宮11 - 14系統で使用できる定期券(芝川会館内地域活動センターバンブーで販売)あり。

車両

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案内放送装置は富士急グループ各社のバス同様、ネプチューンである。
宮バスの各車両には、宮バスオリジナルロゴ、名産品(やきそば)、名所(白糸の滝)、富士宮市のキャラクターフーちゃん等が描かれている。また、バリアフリー仕様となっており、車椅子での乗降も可能である。なお、宮バス発足当時は沼津ナンバーであったが、現在は富士山ナンバーに換装されている。

バス停オーナー制度

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自主運行バスにかかるコスト抑制の為、沿線の医療機関・商業施設等に対し、バス停設置・広告掲出を条件に資金援助を依頼するというバス停オーナー制度(命名権の一種)が導入されている。[1]

公共交通PDCA(事業評価)

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富士宮市では平成24年1月に策定した「富士宮市新地域公共交通総合連携計画」で各市営公共交通事業に対する目標値を設定し、乗車人数、運賃収入、利用者人数達成率等を公開している。

関連項目

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注釈

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  1. ^ 第4回富士宮市地域公共交通活性化再生会議”. 富士宮市. 2019年6月24日閲覧。

外部リンク

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