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磐城炭礦平発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
磐城炭砿平発電所から転送)

磐城炭礦平発電所(いわきたんこうたいらはつでんしょ)は、かつて福島県いわき市に存在した石炭火力発電所。運営会社の合併により、操業を停止したときの運営会社は常磐炭礦(現・常磐興産)だった[1]

歴史

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常磐炭田の一角を占めていた磐城炭礦が、自社の電力需要増大に応じるため、夏井川近くに2万坪の用地を確保して1914年大正5年)ごろに建設に着手した[1]1920年(大正9年)より発電を開始した[1]。磐城炭礦は1944年昭和19年)に入山採炭と合併して常磐炭礦となった[1]

1975年(昭和50年)8月に事業廃止届を提出し、1977年(昭和52年)10月に施設が撤去された[1]。敷地には巨大な煙突がそびえており、撤去工事の際には新聞にも掲載された[1]

跡地には1989年平成元年)3月に遊園地「ペピーランド」がオープンしたが[1]、4年後の1993年3月末を持って閉鎖された[2]。かつての敷地は2022年時点ではマルトショッピングセンター城東店およびタイユーエイト城東店となっている[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h いわき市平字城東に、かつて常磐炭礦の「平発電所」があったと聞いた。 その後「ペピーランド」という遊園地ができた辺りで、現在はマルトやダイユーエイトになっているらしい。 この発電所について書かれた資料はあるか。 - 国立国会図書館レファレンス協同データベース(2022年2月15日、いわき市立総合図書館からの提供)
  2. ^ いわき市平に「ペピーランド」ってありましたよね?どこにあって、今はどうなったのでしょうか? - 国立国会図書館レファレンス協同データベース(2015年7月15日、いわき市立総合図書館からの提供)