祖国統一三大憲章
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(祖国統一3大原則から転送)
祖国統一三大憲章 | |
朝鮮語 | |
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ハングル | 조국통일3대헌장 |
漢字 | 祖國統一三大憲章 |
祖国統一三大憲章(そこくとういつさんだいけんしょう、朝鮮語: 조국통일3대헌장)とは、3つの政治宣言等を指す[1]、朝鮮民主主義人民共和国の用語。
概要
[編集]全て金日成(1994年7月逝去)の遺訓であり、1996年11月、金正日が板門店を訪問した際に、以下を三大憲章として定めた[2]。
- 1972年発表 - 南北共同声明(7.4共同声明)による祖国統一三大原則「自主、平和統一、民族大団結」
- 1980年発表 - 高麗民主連邦共和国創立方案
- 1993年発表 - 祖国統一のための全民族大団結十大綱領
金正日自身も、金日成の3年の喪が明けた1997年8月4日、『偉大な領袖金日成同志の祖国統一遺訓を徹底的に貫徹しよう』の題で著書を出し、三大憲章に基づき統一を実現することを強く打ち出した[2]。翌1998年2月に、韓国で金大中が第15代大統領に就任すると、民族大団結五大方針の書簡を発表した。
大規模な飢餓「苦難の行軍」が終息に向かいつつある中で、このように南北の統一を強くアピールする一方、「深化組事件」で大規模粛清を行い、そして1998年8月31日、北朝鮮はテポドン1号のミサイル発射実験を行った。同年9月5日、金正日は国防委員会委員長に推戴された。
日本国内
[編集]在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総聯)は、祖国統一三大憲章と民族大団結五大方針を「統一運動の指針」として活動していることを表明している[3]。
影響
[編集]- 祖国統一三大憲章記念塔
- 朝鮮民主主義人民共和国平壌直轄市にある建築物。2001年建築。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 金志永「“自らの力で国家と民族の尊厳を守る“「わが国家第一主義」時代も一貫する路線と政策」『朝鮮新報』2021年6月7日。2023年2月28日閲覧。
- ^ a b 「創建50周年/金正日総書記と共和国④」『朝鮮新報』1998年9月4日。2023年2月28日閲覧。
- ^ “祖国統一をめざして>いつも祖国統一の主人として>自主的平和統一の道にそって”. 在日本朝鮮人総聯合会. 在日本朝鮮人総聯合会. 2023年2月28日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Naenara>祖国統一の3大原則(南北共同声明に際する談話) - ウェイバックマシン(2011年12月19日アーカイブ分)
- Naenara>高麗民主連邦共和国創立方案 - ウェイバックマシン(2011年12月19日アーカイブ分)
- Naenara>祖国統一のための全民族大団結10大綱領 - ウェイバックマシン(2011年12月19日アーカイブ分)