恩賜箱根公園
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(神奈川県立恩賜箱根公園から転送)
恩賜箱根公園 | |
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園内より箱根駒ヶ岳を望む | |
分類 | 都市公園(風致公園) |
所在地 | |
座標 | 北緯35度11分47秒 東経139度1分33.3秒 / 北緯35.19639度 東経139.025917度座標: 北緯35度11分47秒 東経139度1分33.3秒 / 北緯35.19639度 東経139.025917度 |
面積 | 15.9ha |
前身 | 箱根離宮 |
開園 |
1946年(昭和21年)5月5日 (都市公園として開園:1959年(昭和34年)4月28日) |
運営者 | 神奈川県(指定管理者:公益財団法人神奈川県公園協会・株式会社ランドフローラ)[1] |
駐車場 | 123台 |
アクセス | バスで「恩賜公園前」下車 |
事務所所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根171 |
公式サイト | 神奈川県のサイト |
恩賜箱根公園(おんしはこねこうえん)は、神奈川県足柄下郡箱根町元箱根にある神奈川県立の都市公園(風致公園)。国の登録記念物。
概要
[編集]ここはかつての箱根離宮跡で、1946年に一般開放された。芦ノ湖に突き出た塔ヶ島と呼ばれる半島にあり、離宮を模した展望台からは箱根外輪山や富士山が一望できる。園内の散策路では、5月にはツツジ、夏から秋にかけてはヤマユリを楽しむことができる。周辺には箱根関所跡や旧東海道杉並木などの観光名所がある。
離宮当時の地形や施設の痕跡を生かした公園整備が、造園文化の発展に寄与した意義深い事例であるとして、2013年に国の登録記念物に登録された。
沿革
[編集]- 1884年 - 宮内庁が塔ヶ島地区の土地を買収、箱根離宮の造営開始
- 1886年7月 - 函根離宮完成
- 1923年・1930年 - 関東大震災・北伊豆地震により箱根離宮倒壊
- 1946年3月18日 - 箱根離宮跡地が神奈川県に下賜され、同年5月5日に一般開放
- 1959年4月 - 県立都市公園に指定
- 1979年 - かながわの景勝50選に選定
- 1989年 - 園内再整備工事開始
- 2006年 - 日本の歴史公園100選(第一次)に選定
- 2013年8月1日 - 「恩賜箱根公園」として国の登録記念物に登録
施設
[編集]- 湖畔展望館
- 中央広場(礎石広場)
- 弁天の鼻展望台
- 塔の鼻広場
- 湖畔の広場
- 草花の丘
- ヒメシャラ林
- 疎林の広場
- 馬場跡
- 野鳥の池
- 藤棚広場
- 芦川橋(かながわの橋100選に選定)
- 駐車場
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湖畔展望館
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「疎林の広場」から見た芦ノ湖、箱根外輪山、富士山
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芦川橋