コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

神津村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かみつむら
神津村
神津村役場
神津村役場
廃止日 1947年3月1日
廃止理由 編入合併
神津村伊丹市
現在の自治体 伊丹市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
川辺郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 4.72 km2.
総人口 5,112
(角川日本地名大辞典28 兵庫県
433ページ、1943年)
隣接自治体 川西町伊丹市園田村
大阪府池田市
神津村役場
所在地 兵庫県川辺郡神津村大字森本
座標 北緯34度46分53秒 東経135度25分59秒 / 北緯34.78133度 東経135.43306度 / 34.78133; 135.43306座標: 北緯34度46分53秒 東経135度25分59秒 / 北緯34.78133度 東経135.43306度 / 34.78133; 135.43306
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

神津村(かみつむら)は、1889年明治22年)から1947年昭和22年)まで日本兵庫県川辺郡に属していた。現在の伊丹市東部に当たる。

村名は「日本は国にして地は」に由来する[1]瑞祥地名のため伊丹市に「神津」を冠する町丁大字は現存しないが伊丹市東部の地域名としては現在も使用されており、伊丹市神津交流センター伊丹市立神津小学校等に名を留めている。

沿革

[編集]
  • 1889年4月1日 - 町村制施行に伴い、川辺郡に属する東桑津・西桑津・中村・下河原・小坂田・岩屋・口酒井・森本の8村が合併して神津村が成立。
  • 1947年3月1日 - 伊丹市へ編入される。

大字

[編集]

特記以外は町村制施行前の旧村名を継承。大半が伊丹市の町名や大字に引き継がれている。

  • 東桑津(ひがしくわづ)
  • 西桑津(にしくわづ)
    現在は両大字の大部分が住居表示実施により桑津1 - 4丁目となっている。
  • 中村(なかむら)
    「村」を外さずそのまま大字とした。
  • 下河原(しもがわら)
  • 小阪田(おさかでん)
    「坂」を「阪」に表記変更。
  • 岩屋(いわや)
  • 口酒井(くちさかい)
  • 森本(もりもと)

交通

[編集]

戦前に大阪国際空港の前身である大阪第二飛行場が建設され、戦時中には村域の半分以上を占めるようになった。これにより東桑津・小阪田の両地区が無人化。

鉄道

[編集]

村内には通っていなかった。最寄りは猪名川対岸の国鉄福知山線伊丹駅および北伊丹駅

脚注

[編集]
  1. ^ 角川日本地名大辞典 28 兵庫県, p433

関連項目

[編集]