青春リアル
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(福島をずっと見ているテレビから転送)
青春リアル(せいしゅんリアル)は、NHK教育テレビジョンの討論・教養番組である。この項では、2011年6月から東日本大震災を受けて展開している「NHK東日本大震災プロジェクトキャンペーン」の一環として放送している「福島をずっと見ているTV」についても説明する。
概要
[編集]- 2009年4月4日開始。2013年3月30日終了。
- 初回放送
- 再放送
- 2009・2010年度 教育テレビ 毎週水曜日 23:30 - 23:55
(2009年度はBS第2 毎週木曜日 3:05 - 3:30の再放映もあったが、BS第2は2010年3月で終了) - 2011年度 教育テレビ 毎週土曜日 23:30 - 23:55
- 2012年度 教育テレビ 毎週火曜日 1:00 - 1:25(月曜日深夜)
- 2009・2010年度 教育テレビ 毎週水曜日 23:30 - 23:55
- 番組では、ネット上で展開する空想の街・リアルタウンの住人として、16〜29歳の一般視聴者を募集。彼らの抱える様々な悩みについて、メンバーが問題提起(番組では討論議題のことを「トピック」という)を行い、それを基として他のメンバーと本音をネット上で語り合う討論番組の体裁をベースとし、彼らメンバーの日常生活にカメラを据え、いかにその問題を解決するかの工程などを描くドキュメンタリーの要素も絡ませて送る。
- メンバーは、2011年度までは日本の学校における学期制に準じた期間で15人前後出演していたが、2012年度の第10期生からは半年間に延長し、これまでの問題提起・悩み事・相談などの討議の他、「<なりたい自分>を目指すのだ」を最大のテーマにして、メンバーのなりたい自分・半年の期間で成し遂げたい目標についても討論していく。同じ志・夢を持っている人がいれば、その志を持つメンバー同士でチームを組み、情報交換も行えるようにする。また半年間に期間が延長されたことに伴い途中からの討論メンバーの参加も認められることになった。
- リアルタウン町長 鈴木謙介
- 進行ナレーション 椿姫彩菜(2009年度)→矢口真里(元モーニング娘。3代目リーダー 2010年度-2012年度)
- その他 第10期生(2012年度前期)に、当時AKB48に在籍していた増田有華が「ゆったん」のハンドル名で討論に参加していた。
- 年度別メンバー
期間 | メンバー | 備考 |
---|---|---|
2009/4-7 | 第1期生 | |
2009/8-11 | 第2期生 | |
2009/12-2010/3 | 第3期生 | ここまで椿姫がナビゲーター |
2010/4-7 | 第4期生 | ここから矢口がナビゲーター |
2010/8-11 | 第5期生 | |
2010/12-2011/3 | 第6期生 | |
2011/4-7 | 第7期生 | 6月より原則第1週は「福島をずっと見ているTV」を特別シリーズとして放送 |
2011/8-11 | 第8期生 | |
2011/12-2012/3 | 第9期生 | ここまでが学期制に準じた期間の入れ替え制 |
2012/4-9 | 第10期生 | ここから半年入れ替え制。 増田有華が参加 |
2012/10-2013/3 | 第11期生 | 最終期生メンバー |
君の思いを受け止めた!〜青春リアル・スピンオフ〜
[編集]- 2010年5月2日未明(5月1日深夜)1:00 - 3:00にNHK-FM放送で「青春リアルスピンオフ・君の思いを受け止めた」が放送された。この番組は通常の進行役である矢口、鈴木は出演せず、藤井彩子アナが進行を担当。5月1日に放送された「"休職"があけても会社に僕の<居場所>はありますか?」という第4期メンバーの提案した議題を基に、視聴者から寄せられた意見を藤井が紹介したというもの。
- このスピンオフ特番が好評だったため、2010年8月22日未明(8月21日深夜)1:00 - 3:00に同じくNHK-FMで「夏も君の思いを受け止めた」と題した第2回のスピンオフ放送が行われた。この回は8月21日放送の「父が死んだ後の家族の形は、このままでいいのでしょうか?」という第5期メンバーの提案した議題についての意見を紹介。この回は藤井の他、テレビのレギュラー放送でも議論の文章を朗読する声優陣(森岳志、川庄美雪、野島健児、相沢舞)からもお便りを紹介した。
- この過去2回の派生番組が好評であったので、2011年4月3日未明(4月2日深夜)より、毎週土曜日深夜(日曜日未明)1:00 - 2:00に定時番組として放送することが決定した。(これに伴いラジオ深夜便の同時放送は2時から5時となる)レギュラー化以後の進行はNHK専属契約フリーキャスターの高須沙知子が務める。基本的にはその週放送された議題について、テレビの放送で紹介しきれなかったもの、あるいは放送後の反響を高須、森、川庄、野島、相沢が朗読する。なお、不定期で放送設備点検のため1:00 - 5:00の放送を休止する放送局があり、その場合は周辺局かNHKネットラジオ らじる★らじるで補完する。
- また、新メンバーの入れ替えが行われる時(7月下旬、年末年始、3月下旬)については、教育テレビでの放送はアンコールに充てられるが、FMのスピンオフは休止となる。通常の週でのアンコールがある場合はFMのスピンオフ番組はある。
- 2012年3月11日未明(3月10日深夜)でこのスピンオフのラジオ番組は終了した。最終回は震災1年に当たるため、「福島をずっと見ているTV」に関する討議への投書を朗読した。
福島をずっと見ているTV
[編集]- 2011年3月の東日本大震災における大地震・津波、ならびに東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、この番組では2011年6月から毎月1回程度(基本第1週)の割合で特別シリーズ編・「福島をずっと見ているTV(ふくしまを・ずっと・みている・テレビ)」と題して、福島県の震災・原発事故被災地に在住、あるいは市外避難を続ける福島県出身の視聴者からの震災復旧・復興へ向けた様々な課題を議題として取り上げ、それについての議論を紹介する番組を行っている。
- なお、青春リアル終了後も、「NHK東日本大震災プロジェクトキャンペーン」の一環として2013年度からは毎月1回ペースで、原則として実際の日付で翌日が第1日曜日に当たる土曜日深夜24:00-24:25(「Eテレセレクション」の枠内)で単独番組として継続して放送。2016年4月から東北発☆未来塾の放送がない最終月曜日23:00-23:20に放送時間が変更された。このシリーズでの進行は地元出身クリエーターの箭内道彦が務めているが、2014年からは震災当時NHK福島放送局アナウンサーだった合原明子(2012年4月 仙台→2014年4月 東京へ異動)も進行役に加わる。またナレーションは2013年5月まで矢口が担当していたが、諸般の事情により降板したため同6月以後は相沢舞が担当する。
- 基本的に収録はNHK放送センター内にある会議室に福島のゲストの方を招いて行われるが、全編福島ロケや公開収録を行うこともある。
- 2017年度からは毎月1回、20分のレギュラー放送から放送時間を44分に拡大し、不定期の特集番組として放送されることになった。2017年度は年5回程度放送予定。
関連事項
[編集]- 番組の趣旨がほぼ同じだが、
- 討議に参加するレギュラーメンバーの対象年齢が10代のみ<基本的に中高生>(リアルの場合は16歳〜29歳)
- 人生の先輩である有識者がゲストとして討議に参加(リアルでは有識者ゲストの参加なし)
- 討議がスタジオで行われていた(リアルの場合はインターネットを活用した討論)
- 一般視聴者がレギュラーメンバーに問題を提起する「道場破り」があった(リアルでは問題の提起はレギュラーメンバーだけだが、意見の交換は一般視聴者も参加できる。しゃべり場でも番組構成上は別枠だったが、視聴者の意見を紹介する「しゃべり場ホームページ」というのがあった)
- というような若干の相違点がある。
- 文化系トークラジオ Life - TBSラジオで放送されている鈴木がパーソナリティーを務める討論番組。2009年9月放送分にて番組とコラボレーションを行う。
外部リンク
[編集]- 青春リアル
- 福島をずっと見ているTV
- 青春リアル - NHK放送史
- 福島をずっと見ているTV - NHK放送史
- 青春リアルのP (@nhk_seishunreal) - X(旧Twitter)
NHK教育テレビ 若者向け討論番組 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
青春リアル
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NHK教育テレビ 土曜日22時後半枠 | ||
一期一会 キミにききたい!
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青春リアル
(2009・2010年度) |
新ビバリーヒルズ青春白書
※22:00-22:45 |
NHK教育テレビ 金曜日0時前半枠 | ||
青春リアル
(2011年度) |
Rの法則(再放送)
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NHK教育テレビ 木曜日23時後半枠 | ||
テレビでスペイン語
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青春リアル
(2012年度) |
ミュージック・ポートレイト(シーズン3)
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