大友徳明
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(秋本紀夫から転送)
大友 徳明(おおとも のりあき、1935年12月7日[1] - )は、日本の翻訳家・フランス文学者。関東学院大学名誉教授。筆名に秋本紀夫。
経歴
[編集]東京生まれ。早稲田大学政経学部卒、同大学院仏文学専攻をへて、2006年まで関東学院大学教授。
モーリス・ルブラン、ジュール・ヴェルヌなどフランスの冒険小説を多く翻訳した。
著書
[編集]翻訳
[編集]- 『テロリスト』(R・ゴーシェ、中原好文共訳、学芸書林) 1969
- 『死はいった、おそらく…』(ボアロー&ナルスジャック、早川書房) 1971
- 『全史 第二次世界大戦実録』1 - 3(レイモン・カルチエ、伊東守男,志摩隆共訳、小学館) 1972
- 『性 生理から心理まで 14 - 16歳』(クリスチアーヌ・ベルドゥ、朝日ソノラマ) 1974
- 『よみがえった少年』(フィリップ・エブリー、朝日ソノラマ) 1975
- 『白い犬』(ロマン・ギャリー、角川文庫) 1975
- 『メグレと妻を寝とられた男』(ジョルジュ・シムノン、河出書房新社) 1978
- 『メグレの失態』(ジョルジュ・シムノン、河出書房新社) 1979
- 『SAS / イランCIA対マルコ』(ジェラール・ド・ヴィリエ、創元推理文庫、プリンス・マルコシリーズ) 1979
- 『SAS / ロンドンスパイ連合作戦』(ジェラール・ド・ヴィリエ、創元推理文庫、プリンス・マルコシリーズ) 1980
- 『アルセーヌ・リュパン 怪盗紳士の肖像』(ジャン=クロード・ラミ、東京創元社) 1986
- 『モンテ・クリスト伯』上・下(アレクサンドル・デュマ、偕成社文庫) 2010
- 『ルパンの世界』(ジャック・ドゥルワール、水声社) 2018
- 『ノートル=ダム・ド・パリ』(ヴィクトル・ユゴー、角川文庫) 2022
ジュール・ヴェルヌ
[編集]- 『地の果ての燈台』(ジュール・ヴェルヌ、角川文庫) 1972
- 『二年間の休暇』(ジュール・ヴェルヌ、偕成社文庫) 1994
- 『海底二万里』(ジュール・ヴェルヌ、偕成社文庫) 1999
- 『神秘の島』(ジュール・ヴェルヌ、偕成社文庫) 2004
モーリス・ルブラン
[編集]- 『ルパン対ホームズ』(モーリス・ルブラン、角川文庫) 1976
- 『ルパンの告白』(モーリス・ルブラン、角川文庫) 1977
- 『オルヌカン城の謎』(モーリス・ルブラン、角川文庫) 1978
- 『813』(ルブラン、偕成社、アルセーヌ=ルパン全集5) 1981、のち文庫
- 『続813』(ルブラン、偕成社、アルセーヌ=ルパン全集6) 1981、のち文庫
- 『バール・イ・ヴァ荘』(ルブラン、偕成社、アルセーヌ=ルパン全集20) 1982
- 『三十棺桶島』(ルブラン、偕成社、アルセーヌ=ルパン全集11) 1983
- 『緑の目の令嬢』(ルブラン、偕成社、アルセーヌ=ルパン全集16) 1983
- 『ジェリコ公爵』(ルブラン、偕成社、アルセーヌ=ルパン全集19) 1983
- 『ノー・マンズ・ランド』(ルブラン、創元推理文庫) 1987
- 『真夜中から七時まで』(ルブラン、偕成社、アルセーヌ=ルパン全集 別巻4) 1987
脚注
[編集]- ^ 日外アソシエーツ 1985, 114頁.
参考文献
[編集]- 日外アソシエーツ 編『現代翻訳者事典』日外アソシエーツ、1985年。ISBN 4816905294。