第14航空・防空軍 (ロシア航空宇宙軍)
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(第2航空・防空軍 (ロシア空軍)から転送)
第14航空・防空軍 | |
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創設 | 1998年6月1日 |
所属政体 | ロシア |
所属組織 | ロシア航空宇宙軍 |
部隊編制単位 | 軍 |
兵科 | 空軍 |
兵種/任務 | 空軍 |
上級単位 | 中央軍管区 |
担当地域 | ロシア中部 |
戦歴 |
第二次チェチェン紛争 2022年ロシアのウクライナ侵攻 |
国防省 |
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主要部隊 |
歴史・伝統 |
その他 |
第14航空・防空軍(だい14こうくう・ぼうくうぐん、ロシア語:14-я армия ВВС и ПВО)は、ロシア航空宇宙軍総司令部隷下の5個の航空軍の内の1つ。管轄域は中央軍管区と同じくし、中央軍管区作戦・戦略司令部(OSK)の指揮下に入り、統合作戦を実施する。その前身は第5航空軍(en)及び第14航空軍(en)である。司令部はエカテリンブルクに所在する。
編制
[編集]第14航空・防空軍は、2009年12月1日に第5航空軍及び第14航空軍から改編設立された第2航空・防空コマンドを前身とし、2015年8月1日に現在の名称に変更された。2015年8月現在、2個防空師団、4個航空連隊、5個航空基地[1]から成る。航空基地の内の3個航空基地は海外の3か国に各々駐在している[2]。司令部はエカテリンブルクに置かれている。
2015年8月現在
[編集]第14航空・防空軍司令部(Штаба 14-я армия ВВС и ПВО):エカテリンブルク
- 第76防空師団(76-я дивизия ПВО):司令部サマーラ
- 第41防空師団(41-я дивизия ПВО):司令部ノヴォシビルスク
- 第712親衛戦闘機航空連隊(712-й гвардейский истребительный авиаполк):カンスク、(クラスノヤルスク地方)。MiG-31B/BM
- 第764戦闘機航空連隊(764-й истребительный авиаполк):ボリショエ・サヴィノ、ペルミ市南西16km(ペルミ地方)。MiG-31DZ/BS
- 第2親衛爆撃機航空連隊(2-й гвардейский бомбардировочный авиаполк):シャゴル、チェリャビンスク市北北西12km(チェリャビンスク州)。Su-24M, Su-24MR
- 第390独立混成輸送機連隊(390-й отдельный транспортный смешанный авиационный полк):コリツォヴォ、エカテリンブルク南東16㎞(スヴェルドロフスク州)。An-12,An-26, Mi-8, Tu-134, Tu-154
- 第48航空基地(48-я авиабаза)(第2級航空基地):カメンスク・ウラルスキー、(スヴェルドロフスク州)。Mi-8, Mi-24, Mi-26
- 第562航空基地(562-я авиабаза)(第2級航空基地):トルマチェボ、ノヴォシビルスク郊外東17㎞(ノヴォシビルスク州)。Mi-8, Mi-24
- 第999航空基地(999-я авиабаза)(第2級航空基地):カント(キルギス共和国チュイ州)。Mi-8, Su-25SM/UB
- 第?航空基地(?-я авиабаза)(第2級航空基地):ティラスポリ(モルドバ共和国/沿ドニエストル)。Mi-8, Mi-24
- 第6976航空基地(6976-я авиабаза)(第2級航空基地):アイニ/ギッサール(タジキスタン共和国首都ドゥシャンベ西9.5㎞)。Mi-8
配備数
[編集]2015年12月時点で、第14航空・防空軍が配備する航空機、防空ミサイル等の推定数は、以下のようになっている[3]。編制の節で挙げたデータと食い違う所も散見されるが、参照した資料の通りに記す。
戦闘機
戦闘攻撃機
攻撃機
偵察機
輸送機
攻撃ヘリコプター
輸送ヘリコプター
防空ミサイル
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司令官
[編集]- ビクトル・ボンダレフ少将(en) 2008年6月 - 2011年7月
- ビクトル・セヴォスチアノフ少将 2011年7月 -