東郷 (宗像市)
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(筑前東郷から転送)
東郷(とうごう)は、福岡県宗像市の地名。郵便番号811-3436。
地理
[編集]宗像市西部に位置し、宗像市役所および福岡県宗像総合庁舎(宗像土木事務所、宗像保健福祉環境事務所が入居)があり、宗像地方の行政の中心となっている。北で河東、北東で稲元、東で曲、南東で久原、南で日の里、西で田熊と隣接する。 JR東郷駅は住居表示の東郷地区からは西に約1キロ離れた田熊4丁目にある。また、東郷駅周辺の田熊、大井、日の里、村山田なども広域地名として東郷と呼ぶ場合も多い。
河川
[編集]歴史
[編集]- 平安時代末期に荘園として成立。当時は、南郷地区も含む広大な領域だった。
- 鎌倉時代には、新たに鎌倉御家人となった宗像氏実の監視役の中原親能入道が、惣地頭として赴任した。
- 東郷荘内の曲村を巡って、中原親能入道の子供の中原季時(法名:行阿)と宗像氏が戦った。
- 戦国時代は宗像大宮司領で、単に東郷と呼ばれる様になった。
- 江戸時代には、鞍手郡に属したこともあった。
- 1889年(明治22年)に東郷・田熊・久原・用山・大井の4ヶ村から宗像郡東郷村が成立。旧・東郷村は新しい東郷村の大字となる。
- 1925年(大正14年)東郷村が町制施行され東郷町大字東郷となる。
- 1954年 (昭和29年) 東郷町が赤間町・吉武村・南郷村・河東村と合併、神興村村山田を編入し、宗像町が発足、宗像町大字東郷となる。
- 1981年(昭和56年)宗像町が市制施行、宗像市東郷となる。
地名の由来
[編集]- 宗像郡西部の郷を東と西に分けたのが由来と思われる。