築地町 (室蘭市)
築地町 | |
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町 | |
北緯42度20分1.5秒 東経140度57分50.04秒 / 北緯42.333750度 東経140.9639000度座標: 北緯42度20分1.5秒 東経140度57分50.04秒 / 北緯42.333750度 東経140.9639000度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 北海道 |
市町村 | 室蘭市 |
人口情報(2023年(令和5年)12月31日現在) | |
人口 | 140[1] 人 |
世帯数 | 79[1] 世帯 |
設置日 | 1966年(昭和41年)7月1日 |
郵便番号 | 051-0031[2] |
市外局番 | 0143(室蘭MA)[3] |
ナンバープレート | 室蘭 |
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築地町(つきじちょう)は北海道室蘭市の町。住居表示未実施。郵便番号は051-0031。かつて同名の字が存在した。
地理
[編集]室蘭市の南西部に位置し、南に海岸町、南西に緑町、西に小橋内町,港南町、北に祝津町と接し、東は室蘭港に面する。
海洋
[編集]- 室蘭港
地域の特徴
[編集]室蘭市の都市計画マスタープランでは蘭西地域に属する[4]。
町域の西縁を北海道道699号室蘭港線が通る。埋立地であり、工業地域。
歴史
[編集]明治終盤から埋め立てが進められた地域である。1907年(明治40年)、楢崎平太郎が楢崎回漕店の中に造船係を設置、1935年(昭和10年)には楢崎造船所となり[5]、1953年(昭和28年)からは鉄鋼船を建造した[6]。1961年(昭和36年)1月、楢崎造船株式会社に改称[5]。2009年(平成21年)1月、函館どつくに吸収合併された。
大正期から昭和初期にかけ臨港地帯として整備され、1956年(昭和31年)本格的な施設建設が始まり、臨港貨物鉄道路線も敷設され、約20本の支線があった[6]。1960年(昭和35年)貨物専用駅の国鉄室蘭本線西室蘭駅設置。1970年(昭和45年)までに西1号埠頭公共埠頭(室蘭開発会社石炭積出用),西2号埠頭(市営上屋),西3号埠頭(市営上屋)が築設され、楢崎埠頭と西1号埠頭間は水中貯木場となった[6]。1985年(昭和60年)公共臨港線廃止に伴い、西室蘭駅廃駅。
地名の由来
[編集]埋立地であることによる[6]。
沿革
[編集]- 1922年(大正11年)4月1日 - 字名改正により絵鞆村(大字)の埋立地が築地町となる[6][7]。
- 1922年(大正11年)8月1日 - 市制施行により室蘭区築地町は室蘭市築地町となる[8]。
- 1966年(昭和41年)7月1日 - 築地町新設[9]。
町名の変遷
[編集]実施内容 | 実施年月日 | 実施後 | 実施前 |
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字名改正 | 1922年(大正11年)4月1日 | 築地町(字) | 絵鞆村(大字)の字、 オハシナイ,ポンオハシナイ及び地先(埋立地)[7] |
町名新設 | 1966年(昭和41年)7月1日 | 築地町 | 築地町(字)の一部(他不明) |
世帯数と人口
[編集]2023年(令和5年)12月31日現在(室蘭市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
築地町 | 79世帯 | 140人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 75人 | [10] | |
2000年(平成12年) | 71人 | [11] | |
2005年(平成17年) | 146人 | [12] | |
2010年(平成22年) | 165人 | [13] | |
2015年(平成27年) | 152人 | [14] | |
2020年(令和2年) | 144人 | [15] |
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 35世帯 | [10] | |
2000年(平成12年) | 34世帯 | [11] | |
2005年(平成17年) | 66世帯 | [12] | |
2010年(平成22年) | 70世帯 | [13] | |
2015年(平成27年) | 76世帯 | [14] | |
2020年(令和2年) | 70世帯 | [15] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[16]。
町 | 街区 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
築地町 | 全域 | 室蘭市立みなと小学校 | 室蘭市立室蘭西中学校 |
交通
[編集]バス
[編集]道道室蘭港線沿いに道南バスが路線バスを運行する。
道路
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c “町別の人口と世帯数(日本人のみ)”. 室蘭市 (2024年1月4日). 2024年2月4日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2024年2月4日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2024年2月4日閲覧。
- ^ “室蘭市都市計画マスタープラン”. 都市建設部都市政策推進課都市政策推進係. 2024年1月6日閲覧。
- ^ a b 『楢崎造船株式会社 30年史』楢崎造船株式会社、1968年、4頁。
- ^ a b c d e 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 上巻』角川書店、1987年、895頁。ISBN 4040010116。
- ^ a b 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、106頁。
- ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、65頁。
- ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、122頁。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ “室蘭市内小中学校通学区域”. 室蘭市 教育部・学校教育課. 2024年2月4日閲覧。
関連項目
[編集]祝津町 | ||||
港南町・小橋内町 | ||||
築地町 | ||||
緑町 | 海岸町 |