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築地町 (室蘭市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 北海道 > 室蘭市 > 築地町 (室蘭市)
築地町
地図北緯42度20分1.5秒 東経140度57分50.04秒 / 北緯42.333750度 東経140.9639000度 / 42.333750; 140.9639000座標: 北緯42度20分1.5秒 東経140度57分50.04秒 / 北緯42.333750度 東経140.9639000度 / 42.333750; 140.9639000
日本の旗 日本
都道府県 北海道の旗 北海道
市町村 室蘭市
人口情報2023年令和5年)12月31日現在)
 人口 140[1]
 世帯数 79[1] 世帯
設置日 1966年昭和41年)7月1日
郵便番号 051-0031[2]
市外局番 0143(室蘭MA[3]
ナンバープレート 室蘭
ウィキポータル 日本の町・字
北海道の旗 ウィキポータル 北海道
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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築地町(つきじちょう)は北海道室蘭市住居表示未実施。郵便番号は051-0031。かつて同名の字が存在した。

地理

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室蘭市の南西部に位置し、南に海岸町、南西に緑町、西に小橋内町港南町、北に祝津町と接し、東は室蘭港に面する。

海洋

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  • 室蘭港

地域の特徴

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室蘭市の都市計画マスタープランでは蘭西地域に属する[4]

町域の西縁を北海道道699号室蘭港線が通る。埋立地であり、工業地域。

歴史

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明治終盤から埋め立てが進められた地域である。1907年(明治40年)、楢崎平太郎が楢崎回漕店の中に造船係を設置、1935年(昭和10年)には楢崎造船所となり[5]1953年(昭和28年)からは鉄鋼船を建造した[6]1961年(昭和36年)1月、楢崎造船株式会社に改称[5]2009年平成21年)1月、函館どつくに吸収合併された。
大正期から昭和初期にかけ臨港地帯として整備され、1956年(昭和31年)本格的な施設建設が始まり、臨港貨物鉄道路線も敷設され、約20本の支線があった[6]1960年(昭和35年)貨物専用駅の国鉄室蘭本線西室蘭駅設置。1970年(昭和45年)までに西1号埠頭公共埠頭(室蘭開発会社石炭積出用),西2号埠頭(市営上屋),西3号埠頭(市営上屋)が築設され、楢崎埠頭と西1号埠頭間は水中貯木場となった[6]1985年(昭和60年)公共臨港線廃止に伴い、西室蘭駅廃駅。

地名の由来

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埋立地であることによる[6]

沿革

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  • 1922年(大正11年)4月1日 - 字名改正により絵鞆村(大字)の埋立地が築地町となる[6][7]
  • 1922年(大正11年)8月1日 - 市制施行により室蘭区築地町は室蘭市築地町となる[8]
  • 1966年(昭和41年)7月1日 - 築地町新設[9]

町名の変遷

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実施内容 実施年月日 実施後 実施前
字名改正 1922年(大正11年)4月1日 築地町(字) 絵鞆村(大字)の字、
オハシナイ,ポンオハシナイ及び地先(埋立地)[7]
町名新設 1966年(昭和41年)7月1日 築地町 築地町(字)の一部(他不明)

世帯数と人口

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2023年(令和5年)12月31日現在(室蘭市発表)の世帯数人口は以下の通りである[1]

世帯数 人口
築地町 79世帯 140人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 75人 [10]
2000年(平成12年) 71人 [11]
2005年(平成17年) 146人 [12]
2010年(平成22年) 165人 [13]
2015年(平成27年) 152人 [14]
2020年(令和2年) 144人 [15]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 35世帯 [10]
2000年(平成12年) 34世帯 [11]
2005年(平成17年) 66世帯 [12]
2010年(平成22年) 70世帯 [13]
2015年(平成27年) 76世帯 [14]
2020年(令和2年) 70世帯 [15]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[16]

街区 小学校 中学校
築地町 全域 室蘭市立みなと小学校 室蘭市立室蘭西中学校

交通

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バス

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道道室蘭港線沿いに道南バスが路線バスを運行する。

道路

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脚注

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  1. ^ a b c 町別の人口と世帯数(日本人のみ)”. 室蘭市 (2024年1月4日). 2024年2月4日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2024年2月4日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2024年2月4日閲覧。
  4. ^ 室蘭市都市計画マスタープラン”. 都市建設部都市政策推進課都市政策推進係. 2024年1月6日閲覧。
  5. ^ a b 『楢崎造船株式会社 30年史』楢崎造船株式会社、1968年、4頁。 
  6. ^ a b c d e 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 上巻』角川書店、1987年、895頁。ISBN 4040010116 
  7. ^ a b 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、106頁。 
  8. ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、65頁。 
  9. ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、122頁。 
  10. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
  11. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
  12. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
  13. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
  14. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
  15. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
  16. ^ 室蘭市内小中学校通学区域”. 室蘭市 教育部・学校教育課. 2024年2月4日閲覧。

関連項目

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