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紀州のドン・ファン事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
紀州のドン・ファン事件
場所 日本の旗 日本: 和歌山県田辺市
日付 2018年平成30年)5月24日
攻撃手段 覚醒剤を食事に混入させる
死亡者 野崎 幸助(事件当時77歳)
容疑 野崎の妻Z(事件当時25歳)
対処 逮捕
管轄 和歌山県警察田辺警察署
和歌山地方検察庁
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紀州のドン・ファン事件(きしゅうのドン・ファンじけん)は、2018年平成30年)5月24日和歌山県田辺市の資産家で「紀州ドン・ファン」と呼ばれた会社社長の野崎幸助(事件当時77歳)が急性覚醒剤中毒で死亡した事件である。

2021年令和3年)4月28日に死亡時の妻Z(逮捕当時25歳)が殺人容疑で和歌山県警察逮捕された[1]。しかし、Zの犯行を証明する決定的な証拠(物的証拠)はなく、地元記者らは和歌山毒物カレー事件を引き合いに冤罪の可能性を指摘している[2]。2024年5月時点で動機の詳細は不明である。

被害者

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本事件の被害者・野崎 幸助(のざき こうすけ)は、1941年昭和16年)に和歌山県田辺市で7人兄弟の三男として生まれた。野崎は地元の中学を卒業後働き始め、酒造メーカー訪問販売員や金融業などを手掛けた。その後、当時はまだ珍しいコンドームを訪問販売する仕事で成功し、それを元手に投資金貸しを行うことで数十億の財産を築くに至り、「紀州のドン・ファン」と呼ばれていた。自著によれば、コンドームの訪問販売では、夫が留守の家を訪問し、主婦を相手に「実演販売」をしてみせたといい、当時のサラリーマンの月収の3倍は稼ぎ、北新地の高級クラブに通うようになる[3]

野崎は女好きでも知られており、美女4,000人に30億円を貢いできたと自称している[4]。野崎は2016年2月に27歳の自称モデルの女性に現金600万円と5,400万円相当の宝石類など合計6,000万円を盗まれたが「6,000万円なんて自分にとっては紙くず。窃盗事件もいい経験だ」などと発言して話題となった[5]

2018年2月8日、野崎は55歳年下の女性Z(当時21歳)と結婚した[4]。月100万円の契約による「愛のない」婚姻であった。夜の夫婦関係は新婚初夜から冷え切っていたとZは明かしている。同年3月から同居を開始した後、添い寝には応じたものの、野崎の要求でゴム手袋越しに下半身を触ることもあったが勃起せず、口淫を要求されてもZは断固として拒んだ[6]

同年5月24日22時30分ごろ、自宅2階の寝室で倒れている野崎を20代の妻Zと60代の家政婦が発見、119番したがその後死亡(後述[7]行政解剖で、血液などから多量の覚醒剤成分が検出される[7]。墓は田辺湾を望む高台の田辺市営墓地にある[7]

事件当日

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事件当日の2018年5月24日、自宅にいたのは野崎、Z、家政婦の3人のみであった。午後3時ごろ、夕食の支度を終えた家政婦が外出し、野崎とZは2人きりになる。この間に野崎は夕食を済ませ、寝室に戻ったと見られている。一方、Zは、自分は2階には上がっていないと供述した。午後10時ごろ、家政婦とZにより、野崎が寝室で倒れているのが発見された。その場で死亡が確認され、死亡推定時刻は午後9時ごろとされた。解剖の結果、致死量を超える覚醒剤が検出され、死因が急性覚醒剤中毒であったことが判明した[8]。当時自宅にはZと家政婦しかおらず、防犯カメラにも何も映っていなかった。当日の夕食は家政婦が用意した鍋料理であったが、夕食時には家政婦は帰宅しており野崎とZだけであった[9]

捜査

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野崎の腕などに注射跡はなく、また覚醒剤成分が長く残留する毛髪検査でも覚醒剤成分が検出されなかったため、覚醒剤を経口摂取させられたと推測されている[8]。野崎の所有する酒類販売会社にあった2000本以上のビールの空き瓶や飼い犬の死体からも覚醒剤成分は検出されなかった[10]。また、事件の直前に死亡した飼い犬の葬儀を予約するなど自殺する事情がないことから、野崎は何者かに覚醒剤を摂取させられた可能性があるとみられている[8]

2021年4月28日、Zは覚醒剤を使用して野崎を殺害した被疑者として、殺人容疑覚醒剤取締法違反容疑で和歌山県警察逮捕された[10]。Zは事件前に覚醒剤について調べた形跡があり、また覚醒剤の密売人と接触した可能性が指摘されている[11][10]

同年5月19日、和歌山地検はZを殺人と覚醒剤取締法違反の罪で和歌山地裁起訴した[12]

2022年4月9日、Zが野崎の会社の資金を横領した疑惑に関しては、2022年4月6日に嫌疑不十分により不起訴となった[13]

野崎幸助の遺言書

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約13億5000万円とされる野崎の遺産については、「全財産を田辺市に寄付する」とした野崎の遺言書が見つかったとして、田辺市が受け取る方針を明らかにした。一方で、弁護士の高橋裕樹によると「相続人ではない第三者に全額を相続するという遺言でも、妻、子供、親には『遺留分侵害請求権』が認められている」ため、Zは6億7500万円を受け取れる可能性がある。しかし、殺人罪で有罪が確定すると遺産を一切受け取れなくなるため、遺産の行方も注目されている[14]

野崎の「全財産を田辺市に寄付する」と書かれた遺言書を野崎の兄ら4人が「偽造だ」として、2020年に遺言書の無効確認を求め地裁に提訴した[15][16]。市や訴状によると、遺言書は平成25年2月8日付で「いごん 全財産を田辺市にキフする」と紙に赤ペンで手書きされていた[15]。田辺市側と野崎の親族が遺言書の有効性を争った裁判で、2024年6月21日に和歌山地裁(高橋綾子裁判長)は「有効」とする判決を言い渡した[15][16]。7月2日、親族側は判決を不服として大阪高裁に控訴した[17]

刑事裁判

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第一審

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初公判

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殺人罪などに問われたZの初公判は、2024年9月12日に和歌山地裁で開かれた。被告人Zは「私は社長を殺していないし、覚醒剤を摂取させていません」と述べて、無罪を主張した[18]。判決は12月12日に言い渡される予定[19]

被告人質問

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11月8日
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被告人質問初日の11月8日、公判の大きな焦点となる覚醒剤購入の経緯について、Zは「野崎氏本人から依頼された」と新証言をした。「4月になり、社長(野崎)から『もうダメだから、覚醒剤でも買ってきてくれませんか?』と言われました」と話し、「社長から覚醒剤でも買ってきてくれと言われ、冗談かと思って、『お金をくれるならいいよ』と応じました。すると社長はバッグから現金20万円を出して渡してきました。私はそれを自分の口座に入れました」と証言。口座の入金記録でも同年4月1日に入金は確認されている。しかし、Zは野崎の要求を放置したという[6]

「その後、社長から『あれ、どうなった?』と催促されたので、『マジなの?』と思いました。買えと言われても、買い方が分からなかったので、ネットで『薬物 裏掲示板』と検索をしました。裏掲示板という言葉を調べたのは、中学生の時、警察官が学校の体育館で薬物についての授業をしてくれたことがあり、『薬物の売買は繁華街の路地裏または裏掲示板で取引されている』と言っていたのを思い出したからです」と証言。Zは「裏2ちゃんねる」に掲載された密売人の連絡先に4月7日19時16分に電話をし、和歌山県田辺市の路上で受け渡しを行った。この時の密売人Aと、トバシの携帯電話で注文を受けたBの2人は、ともに検察側の証人として法廷に立った。この証言については、金額や量に認識の違いはあるものの、AやBの法廷証言ともほぼ一致。Zは日付が変わった4月8時の午前0時過ぎ、田辺市内の路地でAから注文品を受け取った。ただし、Aは法廷で「本物の覚醒剤を売った」と言い、Bは「氷砂糖を砕いた偽物だった」と証言は異なった[6]

その後「帰宅して、受け取った封筒の中を見ると、ティッシュの塊があり、開いたらビニール袋の中に透明な結晶が入っていました。社長は寝ている時間ですし、とりあえず私も寝ました。その封筒は起きて夕方くらいに社長に渡しました。2階の社長の部屋で2人だけの時です。社長は『ありがとうございます』と言って受け取りました」と証言。しかし、翌日4月9日の夕食の時、「社長から『あれ、使いもんにならん。ニセモンや。もうお前には頼まん』と言われました。X子さんの調書を見ると、社長が覚醒剤をやっているんだと言っていたみたいで、それがだいたい同じ時期でした」と証言[6]

それ以降、野崎から覚醒剤の話はなかったという。また、Zは、5月6日に野崎が溺愛していた愛犬イブが死んだ時から、本人の様子がおかしくなったとも証言した。「社長はイブちゃんが死んでから、『自分も死んでしまいたい』と話すようになりました。最初は私にかまってほしくて言っているんじゃないかと思いましたが、泣きながら言っていることもあったので、本気かなと思い始めました。ネットで『死にたいと言っている人への対応』を調べたりしました。亡くなった日も、『老人 頭がおかしい』とか『老人性鬱ってどんな病気』と検索しました。調べた結果、長年飼っていたペットが死ぬと、老人性鬱になることがあると知りました。社長の感情の浮き沈みが激しいのはこれか、と思いました」と証言[6]

検察側は冒頭陳述で『自殺や事故の可能性はない』とし、野崎に自殺の兆候がなかったことや、覚醒剤に手を出すような人物ではないことを強調し、さらに当日、野崎に覚醒剤を摂取させることができたのは、Z以外におらず、動機もあると強調した。一方、否認するZは、野崎本人が覚醒剤に関心を持っていたと証言。弁護側は、野崎自ら使用したことによる自殺や事故死の可能性もあることを強調した。Zは弁護側の質問を通して、「覚醒剤 過剰摂取」「覚醒剤 死亡」などと検索したのは、野崎から覚醒剤の購入を依頼されて調べた結果、関連ワードとして登場した動画を視聴したためだと主張。覚醒剤購入前の時点で「老人 完全犯罪」「トリカブト殺人事件」などの言葉を検索していた事実には触れていない[6]

11月11日
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11月11日、被告人質問の2日目では、Zは野崎が死亡した理由について問われ「『死にたい』と言っていたので、自殺の可能性がある。(覚醒剤の)量を間違えたこともありうる」と述べ、殺人事件とは限らないとの認識を示した。11月8日の被告人質問では、「野崎に覚醒剤を買ってくるよう頼まれた」と供述したが、11日の被告人質問では、裁判で初めて覚醒剤を買ったことを認めた点について検察側に問われ、「頼まれて買ったが、偽物だった。そういっても(警察に)信じてもらえると思わなかった。余計疑われると思ったので言いませんでした」と話した。

9月の冒頭陳述では検察側は、野崎と2018年2月に結婚した初月から、インターネットで《完全犯罪》《薬物》《老人 死亡》などの言葉を検索していたと指摘したが、Zは、この日の被告人質問で「不気味な事件や未解決事件サイコパスが好きで調べた」と述べた。また、野崎の死亡後、野崎の経営する会社の役員に就任したいきさつについて問われ、「会社が大変なことになっていることは知っていた。弁護士に『代表がいないのでなってほしい』と言われ、役員報酬3000万円をもらえることになり、『えっ』となったが、『法律上問題ない』と言われ、『ありがとうございます』と言ってもらいました」と話した。検察側の「財産目当ての犯行だ」との主張に対しては「”遺産目当て”と言われていることを隠していないし、社長本人も『1千万円で結婚してくれ』と言っていた。『遺産をもらってほしい』ともいわれていたので、遺産目当てということを誰にも隠していない」と話した[20][21]

論告求刑

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11月18日の論告で検察側は「計画性の高い犯行であり、遺産を得るための殺人は強盗殺人と同程度の悪質さで、有期懲役を選択する事情はない」として、無期懲役を求刑。弁護側は「薄い灰色を何回重ねても、黒にはならない」と指摘し、無罪を主張した[22]

冤罪の可能性

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2018年5月24日の被害者の死亡から、2021年4月28日のZの逮捕までには3年を要した。このことに関し、地元で事件当初から取材を続ける記者の間では不信感が広まった。逮捕に関しては、容疑者のドバイへの高飛びなどが噂されたが、これは原因ではなく、逮捕の10日ほど前から和歌山県警の捜査官が都内に入り内偵を進めていたことが新潮社に漏洩し、早刷りの週刊新潮を読んだ捜査関係者が焦って逮捕に至ったといわれている。この記者によると都内の記者らの間には容疑者逮捕の3日ほど前から噂が流れ、逮捕前日には関西の記者らに東京から問い合わせが殺到した。関西の記者らの間では、状況証拠の積み重ねのみで逮捕に至っており、決定的な証拠は出ておらず、この状況証拠の積み重ねによる逮捕という手法は、和歌山カレー事件と同じ手法であった。記者らの間には、20年以上も前と同じ手法に呆れる声が出た。初動捜査では現場は誰でも入れる状況で、規制もろくにされておらず、台所から覚せい剤が出たと発表されたものの、誰でも入れる状況では、誰かが覚せい剤を意図的に落としたと言い張られた場合の証拠能力にも疑問が出た。こうした和歌山県警の後手後手な対応に、容疑者の無罪を懸念する記者は多い[2]

ある関西在住記者は「和歌山県警の体質的な問題」を指摘した。和歌山県警の証拠調べが甘いのは、体質的といわれる。状況証拠を重ねて逮捕、起訴という大昔の手法が裁判員裁判で受け入れられるのかと、記者たちの間では囁かれた。殺害に使われたとされる覚せい剤も、容疑者が『2人で使っていて、使用する量を間違えた』と言い張られたら、どう切り返すのか疑問の声が上がっていた[2]

関連書籍

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  • 野崎幸助『紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』(初版)講談社講談社+α文庫〉、2016年12月21日。ISBN 978-4062817097  - 野崎が生前に刊行した著書。
  • 野崎幸助『紀州のドン・ファン 野望篇 私が「生涯現役」でいられる理由』講談社〈講談社+α文庫〉、2018年4月20日。ISBN 978-4065117774  - 同上。
  • 吉田隆『紀州のドン・ファン殺害 「真犯人」の正体 ゴーストライターが見た全真相』講談社〈講談社+α文庫〉、2018年10月20日。ISBN 978-4065129173 
  • 木下純代『家政婦は見た! 紀州のドン・ファンと妻と7人のパパ活女子』双葉社〈双葉社〉、2021年12月22日。ISBN 978-4575316902  - 事件当日に現場にいた家政婦が刊行した著書。

脚注

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  1. ^ “紀州のドン・ファン”不審死 元妻を殺人などの疑いで逮捕」『NHKニュース日本放送協会、2021年4月28日。オリジナルの2021年7月12日時点におけるアーカイブ。2021年7月12日閲覧。
  2. ^ a b c “紀州のドンファン殺人事件。地元記者が言及する冤罪の可能性”. 日刊SPA!. (2021年5月8日). https://nikkan-spa.jp/1752822 2022年6月8日閲覧。 
  3. ^ 現代ビジネス編集部「「紀州のドンファン」の職業は…?その壮絶人生を辿る」『現代ビジネス講談社、2018年6月1日。オリジナルの2021年7月12日時点におけるアーカイブ。
  4. ^ a b 野崎幸助「美女4000人抱いた「紀州のドンファン」が55歳下モデルと結婚!」『現代ビジネス』講談社、2018年2月20日。オリジナルの2021年7月12日時点におけるアーカイブ。
  5. ^ 現代ビジネス編集部「「紀州のドンファン」と逮捕された元妻、たった3ヵ月で終わった「最期の結婚生活」」『現代ビジネス』講談社、2021年4月28日。オリジナルの2021年7月12日時点におけるアーカイブ。
  6. ^ a b c d e f 「あれ、使いもんにならん。ニセモンや」“紀州のドン・ファン殺人公判” 覚醒剤密売人と接触したZ(28)が中学生時代に受けていた“特別授業”「マジなの?」”. 文春オンライン. 2024年11月12日閲覧。
  7. ^ a b c 「紀州のドンフアン」変死2年 大量覚醒剤どう摂取 和歌山県警、慎重捜査続く”. 毎日新聞 (2020年5月24日). 2024年6月21日閲覧。
  8. ^ a b c 殺人容疑で元妻逮捕 「紀州のドン・ファン」死亡―体内から覚せい剤・和歌山県警」『時事ドットコム』(時事通信社)2021年4月28日。オリジナルの2021年7月12日時点におけるアーカイブ。2021年7月12日閲覧。
  9. ^ 〈独自〉紀州のドン・ファン事件、元妻のスマホに説明と矛盾の記録 死亡直前に接触か”. 産経ニュース. 2022年5月8日閲覧。
  10. ^ a b c ドン・ファン元妻、「覚醒剤」密売人と接触か…スマホ解析で判明」『読売新聞オンライン読売新聞社、2021年4月29日。オリジナルの2021年7月12日時点におけるアーカイブ。2021年7月12日閲覧。
  11. ^ 元妻、自ら覚醒剤入手か 「紀州のドン・ファン」不審死」『朝日新聞デジタル朝日新聞社、2021年4月28日。オリジナルの2021年7月12日時点におけるアーカイブ。2021年7月12日閲覧。
  12. ^ 「紀州のドン・ファン」元妻を殺人罪などで起訴」『産経ニュース産業経済新聞社、2021年5月19日。オリジナルの2021年7月12日時点におけるアーカイブ。2021年7月12日閲覧。
  13. ^ 「紀州のドン・ファン」元妻、詐欺容疑は不起訴に…嫌疑不十分で : 社会 : ニュース”. 読売新聞オンライン (2022年4月9日). 2022年5月8日閲覧。
  14. ^ ドン・ファン元妻逮捕で遺産の行方は? “10億円超”も…殺人有罪確定なら「ゼロ」に」『zakzak夕刊フジ、2021年5月2日。オリジナルの2021年7月16日時点におけるアーカイブ。2021年7月16日閲覧。
  15. ^ a b c 紀州のドン・ファン赤ペンで手書きの遺言書は「有効」 和歌山・田辺市に遺産13億円を寄付”. 産経ニュース (2024年6月21日). 2024年6月21日閲覧。
  16. ^ a b 「紀州のドン・ファン」遺言書、和歌山地裁は有効と判断…実兄らの「偽造だ」訴え退ける”. 読売新聞オンライン (2024年6月21日). 2024年6月21日閲覧。
  17. ^ “紀州のドン・ファン親族、遺言書の有効性認めた地裁判決に不服、控訴”. 産経新聞. (2024年7月3日). https://www.sankei.com/article/20240703-GACHF6GPZVLTFABULAG3BDBUVI/ 2024年7月3日閲覧。 
  18. ^ “紀州のドン・ファン”殺害事件 元妻の被告 初公判で無罪主張”. NHK NEWS WEB (2024年9月12日). 2024年9月12日閲覧。
  19. ^ 資産家の元妻、無罪主張 「紀州のドン・ファン」殺害、初公判:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞. 2024年9月13日閲覧。
  20. ^ 紀州のドン・ファンの死は「自殺の可能性も」 元妻が被告人質問で”. 朝日新聞 (2024年11月11日). 2024年11月11日閲覧。
  21. ^ ”紀州のドンファン”殺人 元妻・Z被告に検察から被告人質問”. YTB (2024年11月11日). 2024年11月11日閲覧。
  22. ^ “【速報】“紀州のドン・ファン”元妻に『無期懲役』求刑 検察「遺産目当ては明白で動機は極めて悪質。人命軽視もはなはだしい」と糾弾 「有期懲役を選択する事情はない」”. TBS NEWS DIG. (2024年11月18日). https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1560387 2024年11月18日閲覧。 

外部リンク

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