Visionox
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
中国 江蘇省昆山市龍騰路一号 |
設立 | 2001年 |
業種 | 製造業 |
代表者 | Zhang Deqiang |
Visionox(ヴィジョノックス、中国名:维信诺)は、2001年に設立された中華人民共和国の有機EL製品の製造メーカー。清華大学の有機発光ディスプレイチームを前身とする。
(OLED)をベースにしており、中国本土では初のOLED製品を製造している。北京維信諾公司(北京VISIONOX)と昆山維信諾公司(昆山VISIONOX)の2つの拠点がある。
概要
[編集]Visionoxは、1996年に設立された清華大学の有機ELプロジェクトチームを前身として、2001年に北京市で設立された。 独立した研究開発部門、大規模な生産部門、マーケティング部門、販売部門を統合したハイテク企業であり、中華人民共和国で初の有機EL技術を製造したメーカーである[1]。
沿革
[編集]2002年 - 中国初のOLEDパイロット生産ラインを建設。
2003年 - OLEDスクリーンとモジュールの少量生産と販売を開始。
2008年 - 清華大学と提携し、江蘇省昆山市に中国初の大型有機EL生産ラインを建設。 この大型生産ラインは、2008年の中国の主要な科学技術・技術・工学の進歩の一つに選ばれた。
2010年 - 江蘇省昆山市に新たなAMOLED生産ラインを建設し、最大17インチの有機ELディスプレイを生産を開始[1]。
2011年 - AMOLEDの工業化プロジェクトを正式に開始。
2013年 - 中国内陸部では初となる自社設計のPMOLEDとAMOLEDの両方の生産ラインを建設し、生産を開始。
2014年 - 中国本土初の低温ポリシリコン(LTPS)フレキシブルAMOLEDフルカラーディスプレイを発表[1]。
2016年 - 300億元近くの投資をし、第6世代AMOLEDプロジェクトが開始[2][3]。
2018年 - 第6世代AMOLED生産ラインが稼働。7.2インチAMOLEDフレキシブル折りたたみスクリーンを発表[4][5]。
2020年 - インカメラを埋め込んだディスプレイの量産を発表[6]。
注釈
[編集]- ^ a b c “第2回 「有機EL照明、日本に猛追する中韓勢」”. LED NEXT STAGE. 2020年6月14日閲覧。
- ^ “首条全柔AMOLED生产线启动 新型显示产业再添"中国屏"--IT--人民网”. it.people.com.cn. 2020年6月14日閲覧。
- ^ 日経クロステック(xTECH). “中国ビジョノックス、第6世代フレキシブル有機EL工場の状況を語る”. 日経クロステック(xTECH). 2020年6月14日閲覧。
- ^ “苏企推出最“软”显示屏 弯折半径最小1.6毫米”. js.people.com.cn. 2020年6月14日閲覧。
- ^ 日経クロステック(xTECH). “折り畳みスマホの有機ELも中国が名乗り、深圳の電子展”. 日経クロステック(xTECH). 2020年6月14日閲覧。
- ^ “全球首个!维信诺可量产屏下摄像解决方案发布 - 维信诺,屏下摄像头 - IT之家”. www.ithome.com. 2020年6月14日閲覧。
外部リンク
[編集]- Visionox(英語)