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肥前総鎮守 白石神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

肥前総鎮守 白石神社(ひぜんそうちんじゅ しらいしじんじゃ)は、佐賀県三養基郡みやき町にある神社である。旧社格は村社。

概要

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佐賀藩肥前国の佐嘉・神埼・小城・杵島・藤津・三根全域と養父・松浦・高来・彼杵の一部を合わせ持った(35万7千石を領有していた)外様大藩で、この領地を3支藩(蓮池、小城、鹿島)と鍋島4庶流家(白石、川久保、村田、久保田)龍造寺4家で守っていた。

肥前総鎮守 白石神社に祀られている鍋島直弘公は、初代佐賀藩主・鍋島勝茂の八男で、初代白石邑主(ゆうしゅ)です。父、勝茂の信頼厚かった家臣の成富兵庫茂安は、直弘の教育係として見込まれ、直弘は幼少の頃に養子として成富家で育てられ、寛永11年(1634年)茂安が75歳で没すると、翌年白石邑(現在の北茂安校区・白石地区)に居をかまえ、のちに鍋島姓に戻った直弘は、これよりのちを白石鍋島家と称した。

文政6年1823年)白石鍋島家6代目邑主、直章公はこの地に邑祖直弘公を祭神とした社殿を建立し、その後、筑後川の治水土木事業に功績を残した成富兵庫茂安公を合祀。

祭神

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鍋島直章

鍋島直暠

成富兵庫茂安