落語の極 〜平成名人10人衆〜
落語の極 〜平成名人10人衆〜 | |
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演目収録を行っていた 東京・深川江戸資料館 | |
ジャンル | 落語番組 |
製作 | |
制作 | テレビ東京 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
テレビ東京版 | |
放送期間 | 2006年11月9日〜2007年3月29日 |
放送時間 | 木曜 3:15 - 4:10(放送日により放送時間が変動) |
放送分 | 55分 |
回数 | 20 |
BSジャパン版 | |
放送期間 | 2007年1月13日〜5月26日 |
放送時間 | 土曜 18:00 - 18:55 |
放送分 | 55分 |
回数 | 20 |
BSジャパン(再放送) | |
放送期間 | 2007年10月18日〜2008年3月13日 |
放送時間 | 木曜 18:00 - 18:55 |
放送分 | 55分 |
回数 | 20 |
落語の極 〜平成名人10人衆〜(らくごのきわみ へいせいめいじんじゅうにんしゅう)は、2006年11月9日〜2007年3月29日 毎週木曜日3:15 - 4:10(放送日により放送時間が変動)に、テレビ東京で全20回放送された演芸番組。
後に、2007年1月13日から毎週土曜日18:00 - 18:55でBSジャパンで放送開始。 2007年10月18日から毎週木曜日18:00 - 18:55に再放送。その後、BSジャパンでは、2008年、2009年にも幾度か再放送されている。
概要
[編集]日本の話芸を牽引してきた古典落語に焦点を当てて、その伝統と歴史に鍛え抜かれてきた至芸を「平成の名人10人衆」と題して放送。
番組前半に、当日出演の落語家のインタビュー等をドキュメント風に短く放送。インタビュー部分終盤は当日放送の演目についても話す。
一人の落語家が、2週連続で出演。
毎回、東京・深川江戸資料館小劇場で収録した落語演目を長講で一席放送。
放送日
[編集]テレビ東京
[編集]- 毎週木曜日 (放送日により放送時間が変動) 全20回放送 55分番組
- 第1回 2006年11月9日 3:15 - 4:10 3代目三遊亭圓歌「坊主の遊び」
- 第2回 2006年11月16日 3:15 - 4:10 3代目三遊亭圓歌「中沢家の人々」
- 第3回 2006年11月23日 3:21 - 4:16 3代目柳家権太楼「不動坊火焔」
- 第4回 2006年11月30日 3:15 - 4:10 3代目柳家権太楼「お神酒徳利」
- 第5回 2006年12月7日 3:15 - 4:10 2代目古今亭圓菊「井戸の茶碗」
- 第6回 2006年12月14日 3:15 - 4:10 2代目古今亭圓菊「唐茄子屋政談」
- 第7回 2006年12月21日 3:15 - 4:10 4代目三遊亭金馬「紺屋高尾」
- 第8回 2006年12月28日 3:15 - 4:10 4代目三遊亭金馬「芝浜」
- 第9回 2007年1月11日 3:15 - 4:10 8代目橘家圓蔵「大山家の人々」
- 第10回 2007年1月18日 3:27 - 4:22 8代目橘家圓蔵「寝床」
- 第11回 2007年1月25日 3:15 - 4:10 5代目鈴々舎馬風「会長への道 改め 男の井戸端会議」
- 第12回 2007年2月1日 3:15 - 4:10 5代目鈴々舎馬風「禁酒番屋」
- 第13回 2007年2月8日 3:15 - 4:10 9代目春風亭小柳枝「文七元結」
- 第14回 2007年2月15日 3:15 - 4:10 9代目春風亭小柳枝「二番煎じ」
- 第15回 2007年2月22日 3:15 - 4:10 瀧川鯉昇「宿屋の富」
- 第16回 2007年3月1日 3:27 - 4:22 瀧川鯉昇「時そば」
- 第17回 2007年3月8日 3:15 - 4:10 8代目三升家小勝「抜け雀」
- 第18回 2007年3月15日 3:45 - 4:40 8代目三升家小勝「大工調べ」
- 第19回 2007年3月22日 3:45 - 4:40 6代目五街道雲助「明烏」
- 第20回 2007年3月29日 3:45 - 4:40 6代目五街道雲助「猫定」
BSジャパン
[編集]- 毎週土曜日 18:00 - 18:55 全20回放送
- 第1・2回 2007年1月13日・1月20日 3代目三遊亭圓歌 「坊主の遊び」・「中沢家の人々」
- 第3・4回 2007年1月27日・2月3日 3代目柳家権太楼 「不動坊火焔」・「お神酒徳利」
- 第5・6回 2007年2月10日・2月17日 2代目古今亭圓菊 「井戸の茶碗」・「唐茄子屋政談」
- 第7・8回 2007年2月24日・3月3日 4代目三遊亭金馬 「紺屋高尾」・「芝浜」
- 第9・10回 2007年3月10日・3月17日 8代目橘家圓蔵 「大山家の人々」・「寝床」
- 第11・12回 2007年3月24日・3月31日 5代目鈴々舎馬風 「会長への道 改め男の井戸端会議」・「禁酒番屋」
- 第13・14回 2007年4月7日・4月14日 9代目春風亭小柳枝 「文七元結」・「二番煎じ」
- 第15・16回 2007年4月21日・4月28日 瀧川鯉昇 「宿屋の富」・「時そば」
- 第17・18回 2007年5月5日・5月12日 8代目三升家小勝 「抜け雀」・「大工調べ」
- 第19・20回 2007年5月19日・5月26日 6代目五街道雲助 「明烏」・「猫定」
BSジャパン(再放送)
[編集]- 毎週木曜日 18:00 - 18:55 全20回放送
- 第1・2回 2007年10月18日・10月25日 3代目三遊亭圓歌 「坊主の遊び」・「中沢家の人々」
- 第3・4回 2007年11月12日・11月8日 3代目柳家権太楼 「不動坊火焔」・「お神酒徳利」
- 第5・6回 2007年11月15日・11月22日 2代目古今亭圓菊 「井戸の茶碗」・「唐茄子屋政談」
- 第7・8回 2007年11月29日・12月6日 4代目三遊亭金馬 「紺屋高尾」・「芝浜」
- 第9・10回 2007年12月13日・12月20日 8代目橘家圓蔵 「大山家の人々」・「寝床」
- 第11・12回 2007年12月27日・2008年1月17日 5代目鈴々舎馬風 「会長への道 改め男の井戸端会議」・「禁酒番屋」
- 第13・14回 2008年1月24日・1月31日 9代目春風亭小柳枝 「文七元結」・「二番煎じ」
- 第15・16回 2008年2月7日・2月14日 瀧川鯉昇 「宿屋の富」・「時そば」
- 第17・18回 2008年2月21日・2月28日 8代目三升家小勝 「抜け雀」・「大工調べ」
- 第19・20回 2008年3月6日・3月13日 6代目五街道雲助 「明烏」・「猫定」
番組オープニングのナレーション
[編集]時空を超えて愛されてきた庶民の文化「落語」
そして 寄席に集う観客達を 抱腹絶倒の渦に包み込む「名人」「上手」の燻し銀の話芸
「大看板」が繰り広げる 笑いと人情の物語り
さぁ その醍醐味をたっぷりと御覧あれ
「落語の極」
番組エンディング
[編集]次週の出演者のインタビューやロケ中の一部を短く予告放送後
「落語の極」
「この番組は‥‥
落語本来の魅力を損なわないために 出演者の高座をそのまま放送しました」と 文字テロップで表示。
(画面は高座座布団とマイクロフォンのコラージュ風な映像)
インタビュー
[編集]インタビューの最初には、そのインタビュー全体のテーマとなる言葉が文字で表示される。
演者のインタビューは、落語家に成った経緯や修行中のエピソード、落語に対する思い等。インタビュー中に、画面には子供の頃や修業時代、高座風景等の昔の写真等も映されていた。
インタビュー終盤には、当日放送となる落語演目の事等についても話す。
インタビューは演者の自宅や事務所、行き付けの飲食店や、落語の演目に縁りのある場所等で収録しており、プライベートな表情等も多く映し出されている。
インタビューは小型VTRカメラ(デジカム)を持ち込んで、カメラマンやディレクター等が数人で撮影。 インタビューの聞き手は、ディレクターか番組構成作家なのかは不明だが、放送回によっては、インタビューの質問等の声も放送されていた。(インタビュー聞き手の質問等は、画面に文字で表示されていた)
落語の収録(公開収録の開催日 及び 出演者)
[編集]落語の収録は 東京・深川江戸資料館小劇場で公開収録の形で行われ、全3回開催された。
1回の公開収録で 3人(又は4人)の演者が出演し、それぞれが落語を二席ずつ長講で演じた。
1人の演者が40分を超える長講を二席演じており、休憩を挟んでいるとはいえ、最低でも5〜6時間を超える収録であり、収録に参加した観覧者には相当に辛かったはずである。
長時間の収録で途中退席する者もおり、観覧者が少ないので、舞台正面の座席に集中して観客を入れて収録していた。
- 第1回 公開収録 2006年10月19日 東京・深川江戸資料館小劇場 収録
- 3代目三遊亭圓歌 3代目柳家権太楼 2代目古今亭圓菊(収録順は不明)
- 第2回 公開収録 2006年10月31日 東京・深川江戸資料館小劇場 収録
- 4代目三遊亭金馬 8代目橘家圓蔵 5代目鈴々舎馬風(収録順は不明)
- 第3回 公開収録 2007年1月11日 東京・深川江戸資料館小劇場 収録
- 9代目春風亭小柳枝 瀧川鯉昇 8代目三升家小勝 6代目五街道雲助(収録順は不明)
当初、第3回の収録では、6代目三遊亭圓窓が「甲府い」「竹の水仙」を演じる予定で、番組スタッフとの打合せは済んでいたが、収録日間近に病気の為に、急遽出演をキャンセル。替わって、8代目三升家小勝が出演。
インタビューテーマとなる言葉 及び 主なインタビュー場所(ロケ場所)
[編集]- 第1回「落語とは人生である」三遊亭圓歌
- 東京都台東区西浅草「どぜう飯田屋」(馴染みの店のテーブル席)
- 第2回「遊ぶほどの度胸がなければ 人前では喋れない」三遊亭圓歌
- 東京都台東区西浅草「どぜう飯田屋」(馴染みの店の座敷) ※弟子の三遊亭歌る多も出演(インタビュー収録は2006年10月17日)
- 第3回「落語には健康な笑いがある ゆえに健全なものである」柳家権太楼
- 自宅居間
- 第4回「稽古している時が 一番楽しい!」柳家権太楼
- 自宅居間 及び 自宅付近を散歩しながら
- 第5回「古いものに感動してもらうのが 落語である」古今亭圓菊
- 東京都台東区西浅草「喫茶ピーター」(馴染みの喫茶店)
- 第6回「80歳になっても まだまだ勉強したい」古今亭圓菊
- 東京都台東区西浅草「喫茶ピーター」(馴染みの喫茶店) ※弟子の古今亭菊千代も出演
- 第7回「何にも道具を使わないで 楽しんでもらうのが話芸である」三遊亭金馬
- 稽古場 兼 趣味の部屋(マンションの一室)
- 第8回「若い者には死ぬまで 負けられない!」三遊亭金馬
- 稽古場 兼 趣味の部屋(マンションの一室)
- 第9回「落語とは 絵を描くことである」橘家圓蔵
- 自身のプロダクション事務所
- 第10回「落語に定年はある」橘家圓蔵
- 自身のプロダクション事務所
- 第11回「落語とは人間をつくる」鈴々舎馬風
- 自宅 及び 「割烹 喜仙」(馴染みの店)
- 第12回「若者よ、落語を聴け!」鈴々舎馬風
- 自宅
- 第13回「笑いに対する喜び それが落語の良さである」春風亭小柳枝
- 自宅
- 第14回「寄席に出ることは 寄席に 師承に 恩返しをすることである」春風亭小柳枝
- 自宅 及び 東京都台東区浅草「くじらの店 捕鯨船」 ※小柳枝夫人も出演
- 第15回「客を心地よくさせる 落語家でありたい」瀧川鯉昇
- 自宅マンション 及び 湯島天満宮 境内
- 第16回「その時 解らなくても 五年後十年後 そのおもしろさに気づく それが落語である」瀧川鯉昇
- 自宅マンション 及び 東京都北区王子「やきとり シマ」(20年来 馴染みの店) ※落語芸術協会事務局長 田澤祐一も出演(他数名の知人)
- 第17回「落語とは 思い通りにはいかないもの」三升家小勝
- 自宅
- 第18回「周りの人間に助けられて 今日の自分がある」三升家小勝
- 自宅 及び 東京都中央区銀座「スナック 美弥」(馴染みの店) ※マスターの田中春生も出演
- 第19回「落語とは 奥行きがあり間口が広い 日本独得の「芸」である」五街道雲助
- 自宅 及び スポーツジム(行き付けの)
- 第20回「演じる人の「おもしろさ」に 落語の妙味がある」五街道雲助
- 自宅 及び 東京都墨田区両国 回向院(落語「猫定」縁りの寺で「猫塚」がある)
DVD
[編集]「落語の極 平成名人10人衆」DVDシリーズ 全10巻
収録時間98分/カラー/16:9/オリジナル2.0chドルビーデジタル/片面1層/日本語
発売元/販売元:ポニーキャニオン
価格:¥3,150(税込み)
- 2009年7月1日発売
- 三遊亭圓歌 「坊主の遊び」「中沢家の人々」
- 春風亭小柳枝 「文七元結」「二番煎じ」
- 2009年8月5日発売
- 柳家権太楼 「不動坊火焔」「お神酒徳利」
- 瀧川鯉昇 「宿屋の富」「時そば」
- 2009年9月2日発売
- 古今亭圓菊 「井戸の茶碗」「唐茄子屋政談」
- 橘家圓蔵 「大山家の人々」「寝床」
- 2009年10月7日発売
- 三遊亭金馬 「紺屋高尾」「芝浜」
- 五街道雲助 「明烏」「猫定」
- 2009年11月5日発売
- 鈴々舎馬風 「会長への道 改め 男の井戸端会議」「禁酒番屋」
- 三升家小勝 「抜け雀」「大工調べ」
外部リンク
[編集]BSジャパン 木曜18:00 - 18:55 | ||
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