藥師実芳
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(薬師実芳から転送)
藥師 実芳(やくし みか、1989年 - )は、LGBTの子ども・若者を支援するNPO・特定非営利活動法人ReBit(リビット)の創設者・代表理事である[1][2]。
経歴
[編集]京都府出身。3歳から9歳までアメリカで、9歳から17歳まで神奈川県で生活した[3]。現在は東京都在住。国際基督教大学高等学校[4]、早稲田大学商学部卒業[5]。
2009年、大学在学中に特定非営利活動法人ReBitの前進となる「早稲田大学公認学生団体Re:Bit」を設立[6]。2014年、「特定非営利活動法人ReBit」を設立。2014年より新宿区自殺総合対策若者支援対策専門部会委員を務める[6]。2015年より世田谷区第二次男女共同参画プラン策定検討委員を務める。
「人間力大賞」受賞[7]。2016年、ダボス会議で知られる世界経済フォーラムに任命された若者によるコミュニティ「グローバルシェイパーズコミュニティ」の一員となる[8]。FtMトランスジェンダーを公言している。
著書・執筆
[編集]書籍
[編集]- 『LGBTってなんだろう?〜からだの性・こころの性・好きになる性』古堂達也・小川奈津己・笹原千奈未共著、合同出版、2014年。ISBN 978-4772611985。
- 『LGBT問題と教育現場:いま、わたしたちにできること 』早稲田大学教育総合研究所監修、学文社〈早稲田教育ブックレット〉、2015年。ISBN 978-4762025341。(担当:「LGBTの子どもも過ごしやすい学校について考える」)
- 『LGBTサポートブック 学校・病院で必ず役立つ』はたちさこ他編著、保育社、2016年。ISBN 978-4-586-08552-1。(担当:「悩み苦しんでいる子どもに、どのように関わったらよいのでしょうか」「こんなときどう対応する? 就職は希望の性別でしたいという相談がありました」)
- 三成美保、藥師実芳、隠岐さや香、髙橋裕子ほか 著、三成美保 編『教育とLGBTIをつなぐ―学校・大学の現場から考える』青弓社、2017年5月30日。ISBN 978-4787234155。
- 三成美保、名古道功、村木真紀、後藤純一、木村愛子、永野靖、藥師実芳 著、三成美保 編『LGBTIの雇用と労働―当事者の困難とその解決方法を考える』晃洋書房、2019年7月20日。ISBN 978-4771030275。
雑誌
[編集]- 藥師実芳「LGBTの就活支援-約13人に1人の求職者のためにできること-」『季刊 労働者の権利』312号(日本労働弁護団)2015年
脚注
[編集]- ^ “LGBT就活サイトがオープン”. 産経ニュース (産業経済新聞社). (2015年5月20日) 2016年1月31日閲覧。
- ^ “LGBT就活~性的少数者に職業選択の自由を~”. 人権TODAY. TBSラジオ (2015年9月26日). 2016年1月31日閲覧。
- ^ “2015.04.13 インタビュー:藥師実芳”. 2020年11月5日閲覧。
- ^ “藥師 実芳”. www.facebook.com. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “[https://rebitlgbt.org/vision 認定NPO法人 ReBit 代表理事 藥師 実芳]”. 2020年11月5日閲覧。
- ^ a b “すべての子どもたちが、ありのままで大人になれる社会へ”. 明日の福祉を切り拓く(2015年5月号). 社会福祉法人 東京都社会福祉協議会. 2016年1月31日閲覧。
- ^ “2015年受賞者”. 過去の受賞者紹介. 公益社団法人日本青年会議所. 2016年1月31日閲覧。
- ^ “Shapers Profile”. Shapers. The Global Shapers Community. 2016年6月24日閲覧。