オーストラリア陸軍
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オーストラリア陸軍 Australian Army | |
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創設 | 1901年3月1日 |
所属政体 | オーストラリア |
兵種/任務 | 陸軍 |
所在地 | キャンベラ |
愛称 | AusArmy |
標語 |
Serving the Nation (国家のために奉仕する) |
上級単位 | オーストラリア国防軍 |
担当地域 | オーストラリア |
戦歴 |
オーストラリアフォロンティア戦争 第1次タラナキ戦争 第二次ボーア戦争 第一次世界大戦 ロシア内戦 第二次世界大戦 冷戦 朝鮮戦争 ベトナム戦争 湾岸戦争 対テロ戦争 イラク戦争 フィリピンにおける不朽の自由作戦 |
オーストラリア国防軍 |
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オーストラリア陸軍 |
オーストラリア海軍 |
オーストラリア空軍 |
オーストラリア陸軍(Australian Army)は、オーストラリア国防軍三軍のうちの一つであり、オーストラリアが保有する陸軍である。
編制
[編集]- →詳細は「オーストラリア陸軍の編制」を参照
- 統合参謀長
- 陸軍本部
- 第2旅団[1][2]
- 第1衛生支援大隊
- 第2衛生支援大隊
- 第3衛生支援大隊
- 第4衛生支援大隊
- 第6旅団 (通信およびインテリジェンス・監視・偵察)
- 第1通信グループ
- 第1情報大隊
- 第1憲兵大隊
- 第2=30訓練グループ
- 第6工兵支援連隊
- 第7通信連隊(電子戦)
- 第16防空連隊
- 第19工兵部隊
- 第20無人航空・標的連隊
- ノースウェスト機動部隊(予備、長距離偵察)
- ピルバラ連隊(予備、長距離偵察)
- 第9旅団
- サウスオーストラリア銃騎兵第3=9連隊
- 第1機甲連隊
- 王立オーストラリア連隊第7大隊(装輪機械化歩兵)
- 王立サウスオーストラリア連隊第10=27大隊
- 第16砲兵中隊
- 第48砲兵中隊
- 第9戦闘工兵連隊第3中隊
- 第144通信中隊
- 第9戦闘支援大隊
- 第17戦闘支援旅団
- 第17通信連隊
- 第2軍事支援大隊(予備)
- 第9軍事支援大隊
- 第10軍事支援大隊
- 第39厚生支援大隊
- 第1心理戦部隊
- 第2旅団[1][2]
- 第1師団
- 王立オーストラリア連隊第2大隊(水陸両用歩兵)
- 第1通信連隊
- 地上戦準備センター
- 第1旅団
- 王立オーストラリア連隊第5大隊(機械化歩兵)
- 第8=12砲兵連隊
- 第1戦闘工兵連隊
- 第1戦闘通信連隊
- 第1戦闘支援大隊
- 第3旅団
- 第2騎兵連隊
- 王立オーストラリア連隊第1大隊
- 王立オーストラリア連隊第3大隊
- 第4砲兵連隊
- 第3戦闘工兵連隊
- 第3戦闘通信連隊
- 第3戦闘支援大隊
- 第7旅団
- 第2/14軽騎兵連隊
- 王立オーストラリア連隊第6大隊(装輪機械化歩兵)
- 王立オーストラリア連隊第8=9大隊(装輪機械化歩兵)
- 第1砲兵連隊
- 第2戦闘工兵連隊
- 第139通信中隊
- 第7戦闘支援大隊
- 特殊作戦コマンド(SOCOMD)
- 群司令部支援中隊
- オーストラリアSAS連隊(SASR)
- 第1コマンドー連隊(1CDO)
- 第2コマンドー連隊(2CDO)
- 緊急対処連隊(対NBC)
- 特殊作戦工兵連隊(SOER)
- 特殊作戦支援中隊
- 国防特殊作戦訓練及び教育センター
- オーストラリア国防軍特殊作戦学校
- オーストラリア国防軍空挺学校
- 軍司令部(予備役・後方支援部隊その他の指揮統制)
- 軍団訓練旅団
- 陸上訓練旅団
- 第2師団
- 第8通信連隊(予備)
- 第9砲兵連隊
- 第4旅団(予備)
- プリンス・オブ・ウェールズ連隊第4=19大隊(偵察)
- 王立ヴィクトリア連隊第5/6大隊
- 王立ヴィクトリア連隊第8/7大隊
- 王立タスマニア連隊第12=40大隊
- 第2=10砲兵連隊
- 第4戦闘工兵連隊
- 第108通信中隊
- 第4戦闘支援大隊
- 第5旅団(予備)
- 第1=15ロイヤル・ニューサウスウェールズ槍騎兵連隊
- 王立ニューサウスウェールズ連隊第1=19大隊
- 第12=16ハンター・リバー槍騎兵連隊
- 王立ニューサウスウェールズ連隊第2=17大隊
- 王立ニューサウスウェールズ連隊第41大隊
- ブリティッシュ・ロイヤル・ニューサウスウェールズ連隊第4=3大隊
- 第7砲兵連隊
- 第8戦闘工兵連隊
- 第155通信中隊
- 第8戦闘支援大隊
- 第23砲兵連隊
- 第5戦闘工兵連隊
- 第21建設連隊(予備)
- 第142通信中隊
- 第5戦闘支援大隊
- 第8旅団(訓練)
- アデレード大学連隊
- メルボルン大学連隊
- クイーンズランド大学連隊
- シドニー大学連隊
- ニューサウスウェールズ大学連隊
- 西オーストラリア大学連隊
- 第11旅団(予備)
- 王立クイーンズランド連隊第9大隊
- 王立クイーンズランド連隊第25=49大隊
- 王立クイーンズランド連隊第31=42大隊
- 第11戦闘工兵連隊第35中隊
- 第141通信中隊
- 第11戦闘支援大隊
- 第13旅団(予備)
- 第10軽騎兵連隊A中隊
- 王立ウェスタンオーストラリア連隊第11=28大隊
- 王立ウェスタンオーストラリア連隊第16大隊
- 第3砲兵連隊第7中隊
- 第13戦闘工兵連隊第13中隊
- 第13戦闘支援大隊
- ファーノース・クイーンズランド連隊第51大隊(予備、長距離偵察)
- 陸軍航空本部
- 第16航空旅団(航空)
- 第1航空連隊
- 第5航空連隊
- 第6航空連隊
- 第16航空旅団(航空)
兵員数
[編集]2019年現在、陸軍には29,511人の兵士と18,738人の予備役が所属している。
装備
[編集]→「オーストラリア陸軍の装備品一覧」も参照
車両
[編集]- M1A1エイブラムス - 59輌
- M1A2エイブラムス SEPv3 - 75両(調達予定数)
- 2021年に導入が決定し、2024年に引き渡し開始予定。既存のM1A1と置き換える。[3]
装輪車
[編集]- 2021年6月現在260台を調達済み。
装軌車
[編集]- M113装甲兵員輸送車 - 431輌
多用途車
- メルセデス・ベンツ・Gクラス - 2,268台
- HX Series軍用トラック - 2.536
火器
[編集]小火器
[編集]- ステアーAUG
- H&K HK417
- ブローニングM2重機関銃
- ミニミ軽機関銃
- FN ブローニング・ハイパワー
- SIG SAUER P320[7]
- FN MAG
- アキュラシーインターナショナル AW50
- M203 グレネードランチャー
- レミントンM870
- SR-25
- M4カービン(特殊部隊が使用)
- H&K HK416(特殊部隊が使用)
- グロック17(特殊部隊が使用)
- H&K USP(特殊部隊が使用)
- Mk19 自動擲弾銃(特殊部隊が使用)
火砲
[編集]- L118 105mm榴弾砲-109門
- M198 155mm榴弾砲-36門
- M777 155mm榴弾砲-54門[8]
- ウクライナに6門提供済。[9]
誘導弾
[編集]地雷
[編集]航空機
[編集]回転翼機
[編集]- OH-58 カイオワ - 27機(退役済)[6]
- CH-47 - 14機[10]
- MRH-90 タイパン(NH90) - 40機[11]
- ティーガー - 22機[12]
- AH-64E アパッチ - 29機(調達予定数)
- 既存のティーガーを代替する予定。2025年から納入予定。[13]
- シコルスキー S-70 - 35機
固定翼機
[編集]- ビーチクラフト キングエア - 3機
脚注
[編集]- ^ Army News 2023, p. 9.
- ^ Chief of Army Lt Gen Richard Burr. “Chief of Army Order of the Day - the raising of the 1st, 2nd 3rd and 4th Health Battalions”. Australian Army. 2 April 2023閲覧。
- ^ “Australia – Heavy Armored Combat Systems | Defense Security Cooperation Agency”. www.dsca.mil. 2023年1月29日閲覧。
- ^ a b Julian Kerr (2019年9月24日). “Australia takes delivery of its first Boxer armoured vehicle”. janes.com. 2024年10月20日閲覧。
- ^ “Land Combat Vehicle System : Equipping Defence : Department of Defence”. web.archive.org (2020年2月28日). 2023年1月29日閲覧。
- ^ a b “Janes | Latest defence and security news” (英語). Janes.com. 2023年1月29日閲覧。
- ^ "ADF signs up for next generation of weapons". Defence News (Press release). Department of Defence. 30 September 2022. 2022年10月5日閲覧。
- ^ “Making the M777 more lethal - Australian Defence Magazine” (英語). www.australiandefence.com.au. 2023年1月29日閲覧。
- ^ “Australia approves the sending of six M777 155mm towed howitzers to Ukraine | Defense News April 2022 Global Security army industry | Defense Security global news industry army year 2022 | Archive News year”. www.armyrecognition.com. 2023年1月29日閲覧。
- ^ “Spectacular delivery of extra Chinooks, as ADF's newest helicopters remain grounded” (英語). ABC News. (2021年7月7日) 2023年1月29日閲覧。
- ^ “AUSTRALIAN GOVERNMENT ORDERS 12 NH90 HELICOPTERS - NHIndustries”. www.nhindustries.com. 2023年1月29日閲覧。
- ^ Andrew McLaughlin (2021年1月14日). “Apache confirmed as Tiger ARH replacement” (英語). ADBR. 2023年1月29日閲覧。
- ^ “Australia to acquire more Romeos and Apaches - Australian Defence Magazine” (英語). www.australiandefence.com.au. 2023年1月29日閲覧。