赤井川駅
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赤井川駅 | |
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駅舎(2022年5月) | |
あかいがわ Akaigawa | |
◄H67 大沼公園 (3.7 km) (4.8 km) 駒ヶ岳 H65► | |
所在地 | 北海道茅部郡森町字赤井川 |
駅番号 | ○H66 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線(本線) |
キロ程 | 31.7 km(函館起点) |
電報略号 | アカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
開業年月日 | 1904年(明治37年)10月15日 |
備考 | 無人駅 |
赤井川駅(あかいがわえき)は、北海道茅部郡森町字赤井川にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線(本線)の駅である。駅番号はH66。電報略号はアカ。事務管理コードは▲140110[2]。
歴史
[編集]- 1904年(明治37年)10月15日:北海道鉄道の赤井川駅として開業[3]。一般駅[3]。
- 1907年(明治40年)7月1日:北海道鉄道国有化により、国有鉄道の駅となる[3]。
- 1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称制定に伴い、函館本線の駅となる。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
- 1960年(昭和35年)5月25日:貨物扱い廃止[4]。
- 1972年(昭和47年)4月5日:荷物扱い廃止。同時に無人化[5][6]。
- 1987年(昭和62年)
- 2000年(平成12年)3月11日:快速「アイリス」の下り列車(函館駅発)が廃止され、普通列車のみの停車駅となる。
- 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施[JR北 1]。
駅名の由来
[編集]所在地名より。アイヌ語の「フレペッ(hure-pet)」(赤い・川)の意訳に由来する[7]。この附近を流れる川水が常に濁っているため[8][9]、あるいは鉱物を含み赤い川となっていた[7]という意とされる。
駅構造
[編集]単式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。列車交換可能な交換駅となっている。単式1面1線を並べたホーム・線路・ホーム・線路の順の配線となっている[10]。互いのホームはホーム中央部分同士を結んだ遮断機を備えた構内踏切で連絡している[8]。そのほか安全側線を上下各1線有する[10]。
列車は基本的に駅舎側の1番のりばから発着するが、列車の待避などに利用する場合は2番のりばから発着する。
七飯駅管理(夜間連絡先は森駅)の無人駅となっており、有人駅時代の駅舎は改築され、民家風のサイディング張りの駅舎を有する[8]。駅舎は構内の南西側(旭川方面に向かって左側)に位置し、ホーム中央部分に接している[10]。また、別棟にトイレを有する[8]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1・2 | ■函館本線 | 上り | 大沼・函館方面 |
下り | 森・長万部方面 |
- 待避列車は2番線から発車
-
ホーム(2017年9月)
-
構内踏切(2017年9月)
利用状況
[編集]乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度 | 乗車人員(人) | 出典 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1978年(昭和53年) | 33.0 | [11] | |||
1981年(昭和56年) | (13.0) | [12] | 1日乗降客数は26人[12]。 | ||
1992年(平成4年) | (18.0) | [10] | 1日乗降客数は36人[10]。 | ||
2015年(平成27年) | 「10名以下」 | [JR北 2] | |||
2017年(平成29年) | 6.0 | [13] | |||
2018年(平成30年) | 5.8 | [14] | |||
2019年(令和元年) | 「10名以下」 | [JR北 3] | |||
2020年(令和2年) | 「10名以下」 | [JR北 4] |
駅周辺
[編集]- 国道5号
- 北海道道843号宿野辺保養基地線
- 道央自動車道大沼公園インターチェンジ
- 大沼レイクゴルフクラブ
- 森町立赤井川小学校
- 蓴菜沼 - 駅から南に約1.5km[12]。カルデラ湖。
- 円沼
- 赤井川
- 宿野辺川
- 函館バス「赤井川」停留所(国道5号線沿い)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ こちらの地名の由来は定かではない。
出典
[編集]- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 11号 函館駅・大沼公園駅・倶知安駅ほか72駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月21日、20頁。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、214頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、806-807頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 『道南鉄道100年史 遥』 北海道旅客鉄道函館支社 2003年2月発行
- ^ 森町 編『森町史』森町、1980年3月15日、636-637頁。doi:10.11501/9570504 。
- ^ 北海道鉄道百年史 下巻 P318。
- ^ a b “アイヌ語地名リスト ア~イチ P1-10”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2014年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月20日閲覧。
- ^ a b c d 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)18ページより。
- ^ 書籍『ミニブックシリーズ 北海道駅名』(発行出版社、発行年月日不明(1980年代))5ページより。
- ^ a b c d e 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)40ページより。
- ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、804頁。doi:10.11501/12065814 。
- ^ a b c 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)25ページより。
- ^ “函館線 函館・長万部間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第6回ブロック会議(令和元年7月~8月)]. 北海道. pp. 4・5 (2019年8月2日). 2021年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
- ^ “函館線 函館・長万部間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第7回ブロック会議(令和2年8月)]. 北海道. pp. 4・5 (2020年8月25日). 2021年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
JR北海道
[編集]- ^ 『駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日。オリジナルの2007年9月30日時点におけるアーカイブ 。2014年9月6日閲覧。
- ^ “極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 全線区のご利用状況. 北海道旅客鉄道 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月4日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 全線区のご利用状況. 北海道旅客鉄道 (2021年9月30日). 2022年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月1日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 赤井川|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company