コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

あかおか駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
赤岡駅から転送)
あかおか駅
駅全景
あかおか
Akaoka
GN36 よしかわ (1.3 km)
(1.4 km) 香我美 GN34
地図
所在地 高知県香南市赤岡町
北緯33度32分23.55秒 東経133度43分20.04秒 / 北緯33.5398750度 東経133.7222333度 / 33.5398750; 133.7222333座標: 北緯33度32分23.55秒 東経133度43分20.04秒 / 北緯33.5398750度 東経133.7222333度 / 33.5398750; 133.7222333
駅番号 GN35
所属事業者 土佐くろしお鉄道(TKT)
所属路線 ごめん・なはり線
キロ程 9.3 km(後免起点)
電報略号 オカ
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
204[1]人/日
-2019年-
開業年月日 2002年平成14年)7月1日
備考 無人駅
テンプレートを表示

あかおか駅(あかおかえき)は、高知県香南市赤岡町にある、土佐くろしお鉄道(TKT)ごめん・なはり線である。駅番号GN35

列車停車する。夕方には後免方面からの折返し列車も設定されている。なお、本項ではほぼ同位置に1974年3月31日まで存在した土佐電気鉄道安芸線赤岡駅についても記述する。

歴史

[編集]

仮称は「赤岡駅」であった[2]

  • 2002年平成14年)7月1日:土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の駅として開設。
  • 2003年(平成15年)4月:駅高架下にキャラクター広場整備[3]
  • 2014年(平成26年)2月27日:2番ホーム待合室で火災発生。復旧まで当該ホームを封鎖し、一部交換列車ダイヤを変更して運行した。

駅構造

[編集]
ホーム

相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な高架駅。1番線を上下主本線、2番線を上下副本線とした1線スルーとなっており、設備も両方向の入線・発車が想定されているが、全定期列車が停車するため、折返し列車を除き、基本的に方向別にホームは使い分けられている。

無人駅駅舎は無く、直接ホームへ入る形となっている。

高架下にはごめん・なはり線各駅のイメージキャラクターと旧赤岡町のキャラクターの「大漁くん」や「どろめちゃん」が並んだショーケースがあり[3][4]、ごめん・なはり線記念ソング「走れ!漫画列車」が流れる。

高架下のショーケース

のりば

[編集]
のりば 路線 方向 行先
1・2 ごめん・なはり線 下り 後免高知方面
上り 安芸奈半利方面
  • 原則として、後免・高知方面は1番のりば、安芸・奈半利方面は2番のりばを使用する。
  • 但し、夕方の当駅始発後免方面行は2番のりば安芸方面行列車1本は1番のりばからそれぞれ発車する。

駅周辺

[編集]
絵金蔵

駅北側を国道55号線が走っている。国道に沿うように香南市役所赤岡支所(旧・赤岡町役場)や各種店舗が立ち並んでいる。 徒歩約5分の所に鳴門競艇の場外売り場ボートピア土佐がある。

イメージキャラクター

[編集]
あかおか えきんさん
画像外部リンク
お蔵入りとなった「あかおかどろめ君」の画像

名称は「あかおか えきんさん」。幕末に赤岡に住んでいた浮世絵師弘瀬金蔵(絵金)をモチーフとしており、両手に筆を持っている。赤岡では毎年7月第3土日に「絵金祭り」が開催され、金蔵の屏風絵が展示される。

キャラクターモニュメントは2番ホーム入口下方付近に設置されている。

当初の原案では「どろめ(生シラス)」をモチーフにした「あかおかどろめ君」であったが、「ややイメージが異なる」と沿線首長らの声を受けて現在の絵師のキャラクターに変更された[5]

隣の駅

[編集]
土佐くろしお鉄道
ごめん・なはり線
快速
のいち駅 (GN37) - あかおか駅 (GN35) - 夜須駅 (GN33)
普通
よしかわ駅 (GN36) - あかおか駅 (GN35) - 香我美駅 (GN34)

土佐電気鉄道赤岡駅

[編集]
赤岡駅
あかおか
Akaoka
古川 (1.5 km)
(0.8 km) 岸本
所在地 高知県香美郡赤岡町(現・香南市)
所属事業者 土佐電気鉄道
所属路線 安芸線
キロ程 9.3 km(後免起点)
駅構造 地上駅
ホーム 相対式2面2線
開業年月日 1924年大正13年)12月8日
廃止年月日 1974年昭和49年)4月1日
テンプレートを表示

赤岡駅(あかおかえき)は、かつて高知県香美郡赤岡町(現・香南市)にあたた、土佐電気鉄道安芸線である。同線廃止に伴い廃駅となった。

歴史

[編集]

駅構造

[編集]

最末期は交換可能な相対式ホーム2面2線で、木造駅舎を備える地上駅であった。後免町方面からの折返し列車も設定されていた。

隣の駅

[編集]
土佐電気鉄道
安芸線
古川駅 - 赤岡駅 - 岸本駅

脚注

[編集]
  1. ^ 高知県 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
  2. ^ 『全国鉄道事情大研究 四国篇』307頁。
  3. ^ a b ごめん・なはり線-2 あかおか駅のキャラクター広場”. Web高知(生活創造工房). 2020年3月16日閲覧。
  4. ^ 星川功一 (2020年3月15日). “海と楽しいキャラクターが迎える「ごめん・なはり線」――心ときめく12の秘密”. GetNavi web(学研プラス). 2020年3月16日閲覧。
  5. ^ 柴田悠貴; 菅沢百恵 (2018年12月11日). “やなせ先生どうしましょう 新駅構想、高知の鉄道の悩み”. 朝日新聞DIGITAL (朝日新聞社). https://www.asahi.com/articles/ASLCY63HMLCYPLPB00D.html 

参考文献

[編集]
  • 川島令三全国鉄道事情大研究 四国篇』草思社、2007年8月17日、300-312頁。ISBN 978-4-7942-1615-1 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]