赤磐市民バス
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(赤磐市民乗合タクシーから転送)
赤磐市民バス(あかいわしみんバス)は、岡山県赤磐市にて運行しているコミュニティバスである。
なお、美作市・美咲町・和気町と共同で運行している赤磐市広域路線バス(あかいわしこういきろせんバス)、赤磐市民バスと同時期に運行開始した赤磐市民乗合タクシー(あかいわしみんのりあいタクシー)、及び赤磐市に合併する前の自治体にて運行していた熊山町営バス(くまやまちょうえいバス)、吉井町営バス(よしいちょうえいバス)についてもこの項にて述べる。
概要
[編集]- それまで市内各地を走っていた福祉バスと市営バスを統合し、再編するかたちで運行開始した。
- 料金は1回利用大人200円、小学生、障害者とその介助者1名は100円、乳幼児は無料。
- 11枚綴りの回数券がある。
- 日曜・祝祭日及び12月29日 - 1月3日は運休。
- 赤坂地域の路線は民間委託で、熊山及び吉井地域は道路運送法の規定に基づく自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送(いわゆる80条バス)である。[1]
沿革
[編集]- 2008年4月1日 - 赤磐市民バス運行開始。
- 2009年1月1日 - 和気町福祉バス赤坂便の12月末廃止に伴い、北佐古田線試行運行開始。石蓮寺線に「小野地」「大畑」バス停新設。[2]
- 2010年4月1日 - 北佐古田線に「西軽部」バス停新設。
- 2014年5月1日 - 松木・下市線運行開始。
路線
[編集]赤坂地域
[編集]- 笹岡線
- 町苅田下 - 町苅田 - 赤坂支所前 - 西軽部 - 笹岡公民館 - 惣分 - 堀切 - 山手 - 大屋下
- 火曜・金曜のみの運行。
- 北佐古田線
- 町苅田下 - 町苅田 - 赤坂支所前 - 西軽部 - 軽部保育園前 - 北佐古田 - ツルの湯前
- 火曜・金曜のみの運行。
熊山地域
[編集]- 可真・桜が丘東線
- 熊山診療所 - JR熊山駅 - 沢原共撰場 - 一分団消防機庫 - 稗田 - 弥上 - 東4丁目公園 - 東1丁目南 - 交流センター - 野間 - JA可真支店 - 一分団消防機庫 - 沢原共撰場 - 熊山診療所 - JR熊山駅 - 熊山診療所
- 小野田線
- 熊山診療所 - JR熊山駅 - 沢原共撰場 - 殿谷下 - 佐古 - 英国庭園前 - 酌田 - 英国庭園前 - グリーンタウン殿谷 - 殿谷下 - 沢原共撰場 - 熊山診療所 - JR熊山駅 - 熊山診療所
- 豊田・熊山線
- 熊山診療所 - JR熊山駅 - 奥吉原 - 熊山駅堤防 - 寺見団地 - 千躰 - 釣井 - 徳富南 - 円光寺 - 吉原東 - 豊田小学校 - JR熊山駅 - 熊山診療所
- 石蓮寺線
- 熊山診療所 - 小野地 - 成田 - 大畑 - {石蓮寺地区内フリー乗降} - 加山 - 熊山診療所
- 月曜・木曜のみの運行。小野地、成田、加山からの利用は事前連絡要。
- 松木・下市線
- 熊山診療所 - 沢原共撰場 - 一分団消防機庫 - JA可真支店 - 野間 - 赤磐市役所 - 野間 - JA可真支店 - 一分団消防機庫 - 沢原共撰場 - 熊山診療所
吉井地域
[編集]- 是里線
- 河見 - 是里西 - 本村 - 宗形神社 - 物理作業所前 - 吉井支所
- 月曜・木曜のみの運行。
- 中山線
- 中山西口 - 黒沢橋 - 吉井支所
- 月曜・木曜のみの運行。
- 滝山線
- 滝山消防機具庫 - 戸屋消防機具庫 - 黒沢橋 - 吉井支所
- 火曜・金曜のみの運行。
- 河原屋線
- 河原屋 - 草生コミュニティハウス - 吉井支所
- 火曜・金曜のみの運行。
- 西勢実線
- 西勢実 - 小鎌本村 - 布都美郵便局 - 広戸口 - 仁堀出張所
- 火曜・水曜・金曜のみの運行。
- 中勢実線
- 旧沓石小学校 - 辻峰 - 長坂 - 戸津野公会堂 - 塩木上 - 仁堀出張所
- 火曜・金曜のみの運行。
- 暮田・平山線
- 仁堀出張所 - 小野地 - 暮田多目的集会施設 - 八島田谷消防機具庫 - 仁軒屋コミュニティ - 佐伯北診療所
- 月曜・木曜のみの運行。
外部リンク
[編集]- 赤磐市広域路線バス・市民バス(赤磐市公式HP)
- 赤磐市民バスについて(赤磐市公式HP)
- 赤磐市民バスの設置及び管理に関する条例(赤磐市公式HP)
- 赤磐市民バスの設置及び管理に関する条例施行規則(赤磐市公式HP)
赤磐市広域路線バス
[編集]赤磐・美作線
[編集]- 新道穂崎 - 新道河本 - 瀬戸線下市(新道穂崎行のみ) - 下市 - 正崎 - 町苅田 - 赤坂中学校前 - 坂辺 - 仁堀 - 福田 - 周匝 - 周匝上 - 高下 - 福本 - 湯郷温泉下 - 林野バスセンター - 林野駅
- 宇野バス美作線下市 - 林野駅間の減便に伴い、美作市・美咲町と共同で2013年4月1日より運行を開始した。
- 運行形態は、道路運送法の規定に基づく自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送(いわゆる80条バス)での運行である。
- 料金は1回利用大人150円 - 750円[3]、小学生、障害者とその介助者1名は半額、乳幼児は無料。
- 11枚綴りの回数券がある。
- 岡山県共通バスカード(宇野バス発行分)・宇野バス専用バスカード(販売終了)は使用できなかった。Harecaも使用できない。
- 宇野バスのHareca定期券は使用可能[4]。
- エスアールティーに運行を委託している。
- 29人乗りマイクロバスで運行している。
赤磐・和気線
[編集]- 周匝上 - 周匝 - 福田 - 塩田コミュニティハウス - 塩田出張所 - 苦木 - 矢田 - 佐伯庁舎(平日の早朝便のみ) - 河本 - 天瀬 - 益原 - 鵜飼谷温泉 - 北川病院 - 和気駅前
- 備前片鉄バス周匝 - 片鉄片上間の廃止に伴い、周匝 - 和気駅前間について和気町と共同で2015年10月1日より運行を開始した。
- 運行形態は、道路運送法の規定に基づく自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送(いわゆる80条バス)での運行である。
- 日曜・祝祭日及び12月29日 - 1月3日は運休。
- 料金は1回利用大人150円 - 350円、小学生、障害者とその介助者1名は半額、乳幼児は無料。料金箱は簡易式で両替機は装備されていない。
- 11枚綴りの回数券、1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月の定期券がある。
- 佐伯庁舎にて隣接する佐伯老人福祉センター始発の和気町営バス(佐伯・熊山線)に接続。広域路線バスの車内で発行される乗継券を受け取ることで、追加料金なしで乗り継ぐことができる。
- エスアールティーに運行を委託している。
- 10人乗りワゴン車で運行している。
沿革
[編集]津山・柵原・吉井線共同バス(柵原星のふる里バス)
[編集]詳細は柵原星のふる里バスを参照
赤磐市民乗合タクシー
[編集]概要
[編集]- 福祉バスと市営バスとの統合による赤磐市民バスの運行開始の際、山陽・赤坂地域の路線のみ乗合タクシーとして運行することになり、赤磐市民乗合タクシーとして市民バスとは別扱いとなった。
- 料金は赤磐市民バスと全く同じであり、市民バス同様祝祭日・12月29日 - 1月3日は運休。
- 運行は、皿井タクシーに委託されている。
沿革
[編集]- 2008年4月1日 - 赤磐市民乗合タクシー運行開始。
- 2009年1月1日 - 西山・高陽南線に「山口東」、高陽北西・高月線に「岩田集会所」「町苅田東」停留所新設。[2]
- 2009年4月1日 - 西山・高陽南線の町苅田地内でルート変更、「町苅田中」「町苅田東」停留所新設。[7]
路線
[編集]以下2路線がある。運行地域は山陽・赤坂地域のみである。
- 西山・高陽南線
- 赤坂支所 - 町苅田 - 山口 - 西窪田 - 西中集会所 - 赤磐市役所 - 赤磐医師会病院 - 赤磐市役所 - 高陽台 - 南方 - 赤磐医師会病院 - 赤磐市役所(以降往路と逆順) - 赤坂支所
- 月曜・木曜のみの運行。
- 高陽北西・高月線
- 赤坂支所 - 大苅田 - 尾谷 - 高屋 - 赤磐市役所 - 赤磐医師会病院 - 河本西 - 岩田集会所 - 馬屋消防機庫 - 長尾 - 赤磐医師会病院 - 河本西 - 赤磐市役所(以降往路と逆順) - 赤坂支所
- 火曜・金曜のみの運行。
以前に運行していた自治体バス
[編集]熊山町営バス(赤磐市営バス)
[編集]- 合併前の熊山町にて2002年から運行していた自治体バスで、合併後も赤磐市営バスとして、市民バスに再編されるまで運行していた。
- 料金は1回利用100円均一で、小学生以下は無料。
- 日曜・祝祭日及び12月29日 - 1月3日は運休だった。
- 運行路線は、可真・桜が丘東ルート、小野田ルート、豊田・熊山ルートの3路線だった。
- 運行形態は、道路運送法の規定に基づく自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送(いわゆる80条バス)であった。
- 29人乗りバス3台で運行していた。
-
熊山町営バスの車両
-
赤磐市営バスの車両
※熊山町当時から使用
吉井町営バス(赤磐市営バス)
[編集]- 合併前の吉井町にて1986年から運行していた自治体バスで、合併後も赤磐市営バスとして、市民バスに再編されるまで運行していた。
- 料金は1回利用200円均一で、65歳以上の高齢者、5歳以下の小児、及び障害者は無料だった。
- 土曜・日曜・祝祭日及び12月29日 - 1月3日は運休だった。
- 運行路線は、是里、中山、滝山、河原屋、西勢実、中勢実、暮田、平山の8路線だった。
- 各路線週2回1日2往復運行だった。
- 運行形態は、道路運送法の規定に基づく自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送(いわゆる80条バス)であった。
- 10人乗りの町有バス2台で運行していた。
脚注
[編集]- ^ 市町村におけるコミュニティバス等の運行状況(詳細版) ※岡山県公式HPから >組織>県民生活部>県民生活交通課>岡山県公共交通あり方検討会議/開催実績等/第2回(平成22年7月12日)/資料2 をクリック
- ^ a b 広報あかいわ平成21年1月号P7(赤磐市公式HP)
- ^ 宇野バスは大人140円 - 940円。
- ^ Harecaリーダーを装備していないため、定期券機能のみ利用可能であり、Harecaのチャージ・プリペイド利用には非対応。
- ^ 「広域路線バス(赤磐・和気線)の運賃値下げ・路線再編」(PDF)『広報あかいわ』第216号、赤磐市役所、2023年3月、6頁、2023年5月4日閲覧。
- ^ 広報あかいわ平成20年5月号P5(赤磐市公式HP)
- ^ 広報あかいわ平成21年3月号P5(赤磐市公式HP)
参考資料
[編集]- 第5回 赤磐地域合併協議会 会議資料 協定項目23-22. その他行政サービスの取扱い-1