遙かなる想い
『遙かなる想い』 | ||||
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ザ・コアーズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | チャートメイカー・スタジオ | |||
ジャンル | フォークロック、ケルト音楽、ポップス | |||
時間 | ||||
レーベル | 143 レコード/Lava Records/アトランティック・レコード | |||
プロデュース | デイヴィッド・フォスター、ジム・コアー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ザ・コアーズ アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「Love To Love You」 - YouTube | ||||
『遙かなる想い』収録のシングル | ||||
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『遙かなる想い[16]』(原題:Forgiven, Not Forgotten)は、アイルランドのバンド、ザ・コアーズが1995年に発表した初のスタジオ・アルバム。
背景
[編集]プロデュースは143 レコードの設立者であるデイヴィッド・フォスターにより、また、ザ・コアーズのメンバーであるジム・コアーも共同プロデューサーとしてクレジットされた。1995年7月15日、ボブ・ラディック(Bob Ludwig)によりマスタリングが行われて[17]、9月にリリースされた。
反響
[編集]バンドの母国アイルランドでは、アルバム・チャートの最高位は2位止まりであったが[4]、売り上げ数は4×プラチナを超え、アイルランドのグループのデビュー作としては特に成功した作品の一つとなった[18]。なお、ザ・コアーズはその後、6作連続でアイルランドのアルバム・チャート1位を獲得している[4]。アメリカでは、1995年に『ビルボード』誌のヒートシーカー・チャートで3位に達し、翌年には総合チャートのBillboard 200で131位に達した[15]。
オーストラリアでは1996年8月25日付のアルバム・チャートで1位を獲得し、断続的ではあるが合計3週にわたって1位を獲得した[3]。イギリスでは1996年3月2日付の全英アルバムチャートに36位で初登場し、同年4月6日付のチャートを最後にトップ100圏内から落ちるが、その後何度もトップ100に再浮上を繰り返して、1999年1月23日付で初のトップ10入りを果たし、同年4月10日付で最高2位に達するロング・ヒットとなった[5]。
フランスでは、1997年2月8日付のアルバム・チャートで初登場49位となり、翌週にはチャート圏外に転落するが、1999年から2001年にかけて、何度か再浮上している[14]。オランダでは発売当時はヒットに至らなかったが、ザ・コアーズの人気の上昇に伴い、2000年2月26日付のアルバム・チャートでトップ100入りを果たして、同年3月25日付で最高38位に達した[12]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はザ・コアーズ作。1. 4. 8. 9. 12. 15.はインストゥルメンタル。
- エリン・ショアー(トラディショナル・イントロ) - "Erin Shore (Traditional Intro)" - 0:27
- 遙かなる想い - "Forgiven, Not Forgotten" - 4:15
- ヘヴン・ノウズ - "Heaven Knows" - 4:18
- アロング・ウィズ・ザ・ガールズ - "Along with the Girls" - 0:49
- サムデイ - "Someday" (The Corrs, David Foster) - 3:51
- ランナウェイ - "Runaway" - 4:24
- ライト・タイム - "The Right Time" - 4:07
- ミンストレル・ボーイ - "The Minstrel Boy" - 2:12
- トス・ザ・フェザーズ - "Toss the Feathers" - 2:49
- ラヴ・トゥ・ラヴ・ユー - "Love to Love You" - 4:08
- シークレット・ライフ - "Secret Life" - 4:31
- カラロウ・ジグ - "Carraroe Jig" - 0:52
- クローサー - "Closer" - 4:05
- リーヴ・ミー・アローン - "Leave Me Alone" - 3:40
- エリン・ショアー - "Erin Shore" - 4:14
日本盤ボーナス・トラック
[編集]- サムバディ・エルス・ボーイフレンド - "Somebody Else's Boyfriend" - 3:57
参加ミュージシャン
[編集]- アンドレア・コアー - ボーカル、ティン・ホイッスル
- シャロン・コアー - ヴァイオリン、バッキング・ボーカル
- キャロライン・コアー - バウロン、ドラムス、バッキング・ボーカル
- ジム・コアー - ギター、キーボード、バッキング・ボーカル、アレンジ
アディショナル・ミュージシャン
- デイヴィッド・フォスター - キーボード、アレンジ
- サイモン・フラングレン - シンクラヴィア・プログラミング
- マイケル・トンプソン - ギター
- サイモン・フィリップス - ドラムス(on 9.)
- ニール・スチューベンハウス - ベース(on 9.)
- タル・ハーツバーグ - ベース(on 11.)
- Bill Whelan - ケルティック・ドラム・アレンジ
- Noel Eccles - ケルティック・ドラム
- Des Reynolds - ケルティック・ドラム
脚注・出典
[編集]- ^ a b ORICON STYLE
- ^ Forgiven, Not Forgotten: The Corrs: Amazon.co.uk: Music
- ^ a b australian-charts.com - The Corrs - Forgiven, Not Forgotten
- ^ a b c GFK Chart-Track: Irish News: Home Run For The Corrs - 2012年6月11日閲覧
- ^ a b “The Corrs - Forgiven Not Forgotten”. ChartArchive. 2012年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月14日閲覧。
- ^ The Corrs - Forgiven, Not Forgotten - austriancharts.at
- ^ charts.org.nz - The Corrs - Forgiven, Not Forgotten
- ^ norwegiancharts.com - The Corrs - Forgiven, Not Forgotten
- ^ swedishcharts.com - The Corrs - Forgiven, Not Forgotten
- ^ The Corrs - Forgiven, Not Forgotten - hitparade.ch
- ^ ultratop.be - The Corrs - Forgiven, Not Forgotten
- ^ a b dutchcharts.nl - The Corrs - Forgiven, Not Forgotten
- ^ ultratop.be - The Corrs - Forgiven, Not Forgotten
- ^ a b lescharts.com - The Corrs - Forgiven, Not Forgotten
- ^ a b Forgiven, Not Forgotten - The Corrs : Awards : AllMusic
- ^ 日本盤初回CD(AMCY-913)の帯では『遥かなる想い』と表記されていたが、2010年発売の再発CD(WPCR-75532)の帯では『遙かなる想い』となっている
- ^ CDブックレット内英文クレジット
- ^ The Corrs - Music Biography, Credits and Discography : AllMusic