鶴田さやか
つるた さやか 鶴田 さやか | |
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本名 | 小野 左也香 |
別名義 |
里見 奈保 小野 さやか |
生年月日 | 1960年9月19日(64歳) |
身長 | 156cm |
血液型 | O型 |
職業 | 女優、歌手 |
ジャンル | 映画、テレビドラマ、Vシネマ、音楽 |
著名な家族 | 鶴田浩二(実父)、尾上右近(甥) |
鶴田 さやか(つるた さやか、1960年9月19日 - )は日本の女優。旧芸名は里見奈保・小野さやか。俳優鶴田浩二の三女。本名は小野 左也香[1]。
人物・略歴
[編集]身長156cm、体重43kg、B82・W58・H87、O型。
往年の大スター、鶴田浩二の三女として東京都に生まれる[2]。白百合学園高等学校卒業。
乗馬友達の佐良直美の推薦で石井ふく子がプロデュースしたテレビドラマ『家族』でデビュー[1][2]。当初、父親は娘の芸能界入りに反対であったが、佐良の説得で承諾している[1]。『渡る世間は鬼ばかり』『義経』『遠山の金さん』『水戸黄門 第20部』『大岡越前 第13部』『必殺仕事人・激突!』『暴れん坊将軍』等のテレビドラマに出演[2]。『修羅の群れ』『連合艦隊』『激動の1750日』『首領への道』『機関車先生』等の映画や『瞼の母』『お蔦主税』『蛍〜お登勢と龍馬』『長崎ぶらぶら節』等の舞台にも出演[2]。森進一、細川たかし、島倉千代子、小林幸子、里見浩太朗、山川豊、鳥羽一郎、香西かおり、川中美幸、石川さゆり、コロッケ等の歌手の公演にもゲスト出演している[2]。
歌手としてはソロでCD『涙の宝石』(ビクター)をリリースしている[2]。父・鶴田浩二の楽曲『好きだった』『赤と黒のブルース』を最新技術により浩二とのデュエットという形で収録[2]。他、多くの歌手とデュエットによりCDをリリースしている[2]。
ザ・プリンスホテルパークタワー東京メロディーライン、目黒雅叙園、銀座東武ホテル、大阪帝国ホテル、全日空ホテル東京、六本木バードランド、赤坂プリンスホテル、クラブアージュ、ホテルニューオータニ等でディナーショーを開催[2]。
おもな出演作
[編集]テレビドラマ
[編集]NHK
日本テレビ
- 長七郎江戸日記 第1シリーズ 第52話「幻の母を見た」(1985年) - おさち
- 銭形平次 第2話「涙は無用・忍術父娘」(1987年) - 加奈
- あぶない刑事 第49話「乱調」(1987年) - かもめ組・飯岡さなえ
- 吉野物語(1988年)
- 火曜サスペンス劇場
- 「父にかかる電話」(1985年9月)
- 「京都周山殺人街道」(1988年1月)
- 「ジューンブライド・ママ」(1988年6月14日) - 伊藤咲江
- 「素顔を取り戻した女」(1993年9月)
- 「弁護士・高林鮎子14」(1994年) - 羽田友子
- 「取調室5故郷で死にたかった…愛妻殺し容疑の実業家に県警本部が挑んだ十二日間」(1996年12月10日) - 福富美佐子
- 「弁護士・高林鮎子26」(2000年) - 野口真理
- セクシーボイスアンドロボ(2007年) - 依頼人
TBS
- 家族(1977〜1978年)
- 美香は16歳(1978年)
- 道(1978年)
- 女たちの忠臣蔵(1979年)
- 心(1980年)
- 娘と書斎(1981年)
- 幸せのいれもの(1982年)
- おんな風林火山(1986年) - お燎の方 [注釈 1]
- 水戸黄門 第20部 第22話「酔いどれ幸助涙の仇討ち -鹿児島-」(1991年4月8日) - 桜子[注釈 1]
- 大岡越前 第13部 第8話「抜荷の鍵は仏様」(1993年1月4日) - 浪江[注釈 1]
- あきまへんで!(1998年) - 王玲花
- 渡る世間は鬼ばかり(1993年)第8話 - 秘書・啓子[注釈 1] 、(2005年) - 戸田弓子
CBC
- おたき(1981年)※里見奈保名義
フジテレビ
- 大空港 第6話「紙一重の青春」(1978年、松竹) - 堀井よしこ
- 江戸の朝焼け 第21話「うたかたの縁組」(1981年、東宝) - おりょう
- 銭形平次(東映)
- 第785話「逃亡者」(1981年) - お袖
- 第844話「黒いお白州」(1983年) - お照
- 江戸の用心棒 第23話「吉良邸討ち入り」(1981年) - きよ
- 君を想うより君に逢いたい(1995年) - 智子
- 金曜女のドラマスペシャル
- 「おふくろシリーズ4・母ーちゃん」(1988年5月)
テレビ朝日
- 半七捕物帳(1979年) - およし[注釈 2]
- 警視庁殺人課(1981年) - 五代可奈子
- 遠山の金さん
- 源九郎旅日記 葵の暴れん坊 第34話 黄金の伝説 大黒様と白兎(1982年)
- はぐれ刑事純情派 第4シリーズ 第20話「覗かれた犯罪! 消えた身代金」 村上千恵 (1991年)
- 暴れん坊将軍シリーズ
- 続続・三匹が斬る! 第17話「花嫁の首恋しや妖怪鬼八」(1990年、東映)- おてつ
- 名奉行 遠山の金さん 第3シリーズ 第24話「偽装殺人!左ききの少女」(1991年) - お勢[注釈 1]
- 必殺仕事人・激突! 第4話「八百屋お七の振袖」(1991年) - お藤
- 赤かぶ検事の逆転法廷(1992年) - 白鳥加奈
- 愛しの刑事 第12話「結婚したい症候群 貢いで待つ女! 」(1993年) - 樋口かおる 役[注釈 1]
- さすらい刑事旅情編VI 第15話「記憶喪失の男・血塗られた切符」(1994年)
- 土曜ワイド劇場
- 「湖畔の別荘 殺しのパズル」(1994年6月) - 大場順子
テレビ東京
- 大江戸捜査網 第569話「乱れからくり偽美術品の罠」(1982年) - お涼
- 隠密・奥の細道 第9話「闇にきらめく一刀流」(1988年)
- 12時間超ワイドドラマ「大忠臣蔵」(1989年) - 富森るん
- 月影兵庫あばれ旅 第1シリーズ 第7話「悪党だます悪い奴」(1989年) - お蓮の方
- 水曜ミステリー9 家政婦春子 他人の不幸は蜜の味−嫁姑 殺意の接点-(2005年10月5日) - 青山好恵
映画
[編集]- 青春グラフィティ スニーカーぶる〜す(1981年)- 三田圭子
- 連合艦隊(1981年) - 小田切美代[3][注釈 2]
- 修羅の群れ(1984年) - 三谷千恵(モロッコの辰の幼馴染で妻)
- 激動の1750日(1990年) - 松永久美(八矢会組員松永良介の妻)
- 修羅の群れ(2002年) - 稲原雪子(稲原龍二の妻)
- 首領への道(2003年) - 桑島悦子(辰野会若頭桑島幹士の妻)
- 機関車先生(2004年)
- ルート42(2012年)[4]
- 表と裏 シリーズ(2015年 - 2016年)
- CONFLICT 〜最大の抗争〜(2016年) - 遠山咲
- 侠の絆(2018年) - 赤嶺貴史(横浜物産社長)の妻
Vシネマ
[編集]- 首領への道15 16(2001年) - 塚本美砂(武衆連合七代目総長佐竹の娘、および、武衆連合若頭補佐塚本勝男の妻)
- 実録・大阪やくざ戦争 報復(2002年) - 三代目山王会会長夫人 竜造寺雅代
- 実録・みちのく抗争 死守りの盃(2003年) - 居酒屋「田吾助」のママ
- 実録・東北(みちのく)やくざ戦争 覇桜の道(2003年) - 阿藤組組長阿藤儀三郎の妻
- 博徒道 襲名披露(2004年) - おさきちゃん(山川組長の妹)
- 修羅の門(2004年) - 酒処さなえの女将
- 実録 広島極道抗争 佐々木哲夫の生涯(2006年) - 小原組組長小原徹の内妻 清水光代
- 実録・広島抗争史 佐々木哲夫の生涯 完結編(2006年)
- 首領がゆく(2006年) - 真田虎三(真虎会会長)の妻 ヨシエ
- 新・首領への道(2008年) - 初代鶴政組姐
- 実録・銀座警察 義侠(2008年) - ナミ(詩人志望)
- 実録・銀座警察 義侠 完結編(2008年) - ナミ(港橋一家芝上一派幹部郷橋哲男の妻)
- 修羅之魂 1侠客立志編 2激動渡世編(2008年)全2作 - 井之上さかえ(孝彦の母)
- ヤクザ大辞典(2009年) - 吉虎組若頭の妻
- 跡目奪還(2011年) - 神園一家矢車組組長の妻
- 暴力水滸伝(2014年) - 割烹料理屋の女将
- 新・極道の紋章(2014年) - エビス金融社長(初代美濃部組組長の元愛人)
- 裏社会の男たち シリーズ(2015年 - 2016年) - 警視庁 警視正 田島
- 任侠哀歌(エレジー)(2018年)全3作 - サチコ(西城ファンド役員黒崎広志の妻、剣の母)
- 疵と掟3・4(2019年) - ヒミコ(女流ギャンブラー)
舞台
[編集]ラジオ
[編集]- 鶴田さやかの夜明けのワンRoom(2020年7月4日 - 2021年6月27日 、TOKYO FM)
著書
[編集]- 『父・鶴田浩二の影法師 末娘が綴った銀幕スタアの真実』マガジンハウス 2000年6月
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 「TV SECTION/テレビ・ホット・ネット・ワーク」『映画情報』第43巻第1号、国際情報社、1978年1月1日、48頁。NDLJP:10339923/48
- ^ a b c d e f g h i 鶴田さやかのプロフィール
- ^ 東宝特撮映画全史 1983, p. 538, 「主要特撮作品配役リスト」
- ^ 劇場用長編映画 ROUTE42 official website
- ^ 西城秀樹の作品・出演一覧
参考文献
[編集]- 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸、東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5。
外部リンク
[編集]- プロフィール - ビッグシュガーエンターティンメント
- 鶴田 さやか│ビクターエンタテインメント
- 鶴田さやかオフィシャルブログ - Ameba Blog