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野塚岳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
野塚岳
楽古岳から望む野塚岳
標高 1,352.6 m
所在地 日本の旗 日本 北海道
浦河郡浦河町
広尾郡広尾町
位置 北緯42度19分45秒 東経143度02分52秒 / 北緯42.32917度 東経143.04778度 / 42.32917; 143.04778 (野塚岳)
山系 日高山脈
プロジェクト 山
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野塚岳(のづかだけ)は、北海道浦河郡浦河町広尾郡広尾町の2町にまたがる標高1,352.6mの山である。山頂には二等三角点「野塚岳」が設置されている。北海道の百名山に選定されている。

概要

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日高山脈を構成する南日高の山で、野塚岳西峰(1,331m)と共に双耳峰を成す。野塚岳直下を国道236号野塚トンネルが縦断しており、日高地域と十勝地域の往来に重要な役割を果たしている。

山名である「野塚」はアイヌ語の「nupka-pet(野原の・川)」に由来するとされる[1]。野塚岳東側を野塚川が流れている。

登山

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登山道は存在しないが、浦河町・広尾町両側から登られることが多い。浦河町側からはニオベツ川を遡行して登っていくが、水平距離としては短い分かなり急登である。ニオベツ川を登っていくと徐々に滝が現れるようになり、場所によってはロープを使用して登る必要があるなど、沢登りの技術が求められる。下山路は少し稜線を南下してから尾根を使って下るルートを取る人もいる。踏み跡があるところもあるが藪に覆われているところが多い。広尾町側からはポン三の沢川を遡行していくが、ニオベツ川と同じように滝が頻発する。野塚岳西峰は藪に覆われているため、残雪期に登られることが多い。

脚注

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