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金萬有病院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
金万有病院から転送)
金萬有病院(キムマニュびょういん)
金萬有病院の位置(平壌市内)
金萬有病院
情報
正式名称 김만유병원
英語名称 Kim Man Yu Hospital
許可病床数 1300床
開設年月日 1986年4月
所在地
位置 北緯39度01分51秒 東経125度47分9秒 / 北緯39.03083度 東経125.78583度 / 39.03083; 125.78583 (金萬有病院(キムマニュびょういん))座標: 北緯39度01分51秒 東経125度47分9秒 / 北緯39.03083度 東経125.78583度 / 39.03083; 125.78583 (金萬有病院(キムマニュびょういん))
PJ 医療機関
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金萬有病院(キムマニュびょういん、김만유병원)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)にある総合病院

概要

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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に3つある中央病院[1]の1つで、大学病院を除く一般総合病院としては同国で唯一の中央病院。

在日朝鮮人医師であり、日本西新井病院の創立者である金萬有による22億円の資金提供[2]と西新井病院の技術協力によって1986年4月に開院。西新井病院は当院の姉妹病院である[3]

在日本朝鮮人医学協会[4]が当院に対して物品の支援を行っている[5]ほか、WHOや国外のNPOが北朝鮮で医療支援活動を行う際の受け入れ先の一つとなっている。

平壌科学技術大学医学部の医師臨床研修は、当院で行われている[6]

設備

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敷地10.5ヘクタール。本館は3棟から構成され、延べ面積10万平方メートルで、地下2階、地上16階。本館のほかに、アイソトープ治療病棟、動物実験棟の計5棟で構成されている。病床数は1300、病室は200余り、診療科目は約30。手術室は、10室 (本館4階)[7]

関係者

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  • 金萬有 - 医師、西新井病院元理事長。当院の開設以来亡くなるまで名誉院長(1986-2006)。当院設立を初めとする医療等の貢献に対して、朝鮮の保健当局が「人民医師」の称号を、 99年には国家学位職授与委員会が「朝鮮教授」の称号が与えられた。

その他の病院

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脚注

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  1. ^ 朝鮮新報』2001年6月8日「朝鮮には中央病院として、平壌医学大学病院、平壌産院があるが、平壌医大病院は大学病院、平壌産院は産科、婦人科を専門にした病院で、一般の総合病院としては金萬有病院が全国の頂点にある。」http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/sinboj2001/6/0608/51.htm
  2. ^ 「북한 최고 ‘김만유병원’ 설립한 재일동포 의사 김만유 별세」『ハンギョレ』2006年1月8日 http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/93772.html
  3. ^ 朝鮮新報』2001年6月8日 http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/sinboj2001/6/0608/51.htm
  4. ^ 在日本朝鮮人総聯合会 : 中央団体・事業体一覧”. www.chongryon.com. 2020年5月1日閲覧。
  5. ^ 在日本朝鮮人総聯合会 http://www.chongryon.com/j/cr/about/10-16.html
  6. ^ Kim Man Yu Hospital, Pyongyang University of Science and Technology http://www.pustsom.org/hospital/
  7. ^ Kim Man Yu Hospital, Korean Friendship Associationin USA, http://www.kfausa.org/kim-man-yu-hospital/